2024年前期のNHK朝の連続ドラマ小説では
『虎に翼』トラつばが放映されます。
伊藤沙莉(いとうさいり)さんが演じる大正・昭和を生き抜いたヒロイン寅子(ともこ)の自立した人生と法廷ストーリーが展開します。
『虎に翼』第9週放送日
第9週
「男は度胸、女は愛嬌?」
5月27日〜31日放送!
ではさっそくあらすじを紹介していきます!
朝ドラ『虎に翼』第9週ネタバレあらすじ 「男は度胸、女は愛嬌?」 第41話
2024年前期のNHK朝ドラ『虎に翼』5月27放送のネタバレあらすじ41話です!
終戦
1945年(昭和20年)3月10日。
東京は大空襲に見舞われました。
1945年7月。
寅子(伊藤沙莉)と花江(森田望智)は子どもたちを連れ疎開していて無事でしたが、花江は両親を亡くしてしまいました。
さらに兄・直道(上川周作)が戦死したという知らせが届きます。
そのひと月足らずで日本は終戦を迎えます。
寅子たちが疎開先から登戸に戻ってみると、カフェ燈台の人が空襲で亡くなったという話を耳にします。
軍の仕事で潤っていた直言(岡部たかし)の工場は廃業状態。
直言は体を悪くしていました。
猪爪家は、着物などを売り、闇市で食べ物を買い、何とか飢えをしのいでいます。
はるは疎開先で頑張って花江を支えてきた子ども達をねぎらい
これからは弱虫泣き虫でいいのよ
と優しく語りかけます。
ある日、岡山の進学校の寄宿舎から弟の直明が帰ってきました。
もう、学校へはいかず家族のために働きたい
と言います。
帝大に入るつもりだった弟の大人びた言葉が、嬉しくもあり、なんだか納得のいかない寅子でした。
朝ドラ『虎に翼』第9週ネタバレあらすじ 「男は度胸、女は愛嬌?」 第42話
第42話あらすじです!
学ぶ喜び
寅子と直明は、重田の爺さん(緒方賢一)とともに直言の工場でマッチ作りの仕事を、はると花江は家事や育児をしながら繕いの仕事をしました。
それでも暮らしは良くならず、寅子の夫・優三(仲野太賀)も戻らないまま月日は過ぎていきました。
眠れない夜、本を読んでいた直明に法律の本を手渡します。
家族のために大学を諦めた直明への、学ぶ喜びを知る寅子の気持ちでした。
思い立って雲野法律事務所を訪ねると、すでによねは辞めてしまい行方がわかりません。寅子が弁護士に復帰する目処も立ちません。
隠しごと
1946年10月、終戦から1年。
とある秋の日、直言が倒れます。
そして寅子は偶然、直言が写真立ての裏に隠してあった優三の死亡告知書を見つけてしまいます。
朝ドラ『虎に翼』第9週ネタバレあらすじ 「男は度胸、女は愛嬌?」 第43話
第43話あらすじです。
突然の別れ
半年近く持っていた優三の死亡告知書。
直言はそのまま寝込み、衰弱していきます。
寅子は、優三の死を受け入れられません。
そんなある日、寝室に家族を呼んだ直言は、花江に促され泣きながら寅子に謝ります。
知らせが来てつい隠してしまった
今 トラが倒れたらうちは、 我が家がダメになると思って、そう思って言えなかった
正直、優三くんかあ…って思った
花岡君がいいなあ…って思った
自慢できるぞう!って思った
これを皮切りに直言の家族への愚痴と懺悔が止まりません。
寅子の手を握り 「こんなお父さんでごめんな」と号泣する直言 。
寅子は許しきれないままに言いました。
どんな私になってもずっと私を可愛い可愛いっていっぱい言ってくれたのは お父さんだけ。
それはこの先も変わらないから
当たり前だろ トラは俺の誇り。宝物なんだから
寅子は「うん」と直言の手を握り返します。
数日後、直言は 静かに息を引き取りました。
朝ドラ『虎に翼』第9週ネタバレあらすじ 「男は度胸、女は愛嬌?」 第44話
44話あらすじです!
ゆっくり向き合う時間
弟の直明は大黒柱になりたかったと言いました。
思ったようにはいかないね
寅子は、直明の思い描いていた未来がどのようなものだったのかと思います。
ある日、優三の最期を知る小笠原という男性が寅子を訪ねてきました。
復員を待つ収容所の病室で、隣のベッドだったと言います。
小笠原は、寅子が優三に渡した手作りのお守りを持ち帰ってくれました。
病状が悪化した際、お守りを優三が握らせてくれたといいます。
その後、持ち直したたものの、優三は悪化していったことに罪悪感を感じていたのでした。
優三の死と向き合わざるを得なくなった寅子に、はるはお金を渡して言います。
これは自分のためだけにお使いなさい
これ以上心が折れて粉々になる前に…お願いだから立ち止まって…
優三さんの死とゆっくり向き合いなさい
仕方なく一人で闇市に行き焼き鳥を買ってきた寅子は
トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです
と言ってくれた優三のことを思い出し、声を上げて泣きました。
朝ドラ『虎に翼』第9週ネタバレあらすじ 「男は度胸、女は愛嬌?」 第45話
45話です!
日本国憲法
寅子は焼鳥の包み紙になっていた新聞紙に「日本国憲法」の文字を見つけます。
寅子は感動に震えます。
新しい憲法は、優三の言葉そのものでした。
トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです
また弁護士をしてもいい違う仕事を始めてもいい
優未の優しいお母さんでいてもいい
僕の大好きな、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして何かを頑張ってくれること
…いや、やっぱり頑張らなくてもいい
トラちゃんが後悔せず心から人生をやりきってくれること
それが僕の望みです
新しい憲法に希望を見出した寅子は、その晩家族を集め、ノートに書き写した第13条第14条を読み上げ宣言します。
この国は変わるの
私達はそれぞれ尊重されるの
はると花江に自分にとっての幸せは何かと問い
私の幸せは私の力で稼ぐこと。
自分がずっと学んできた法律の世界で。
学ぶことが好きな直明には自分が稼ぐから大学に進むように勧めます。
僕は猪爪家の男としてこの家の大黒柱にならないと…
そんなものにならなくていい!
固辞する直明に寅子は伝えます。
男だからって全部背負わなくていい。
そういう時代は終わったの
その言葉に花江も家族みんなが柱になればいいと賛同します。
僕、勉強していいの?
昭和22年春。
直明は学ランに身を包み、
寅子は人事課長に会いに行きます。
人事課長・桂場等一郎(松山ケンイチ)が甘味処「竹もと」のふかし芋を食べようとしているところ
佐田寅子。昭和13年度高等試験司法科合格。
私を裁判官として採用してください
お願いします!
新たな一歩を踏み出したのでした。