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2024『光る君へ』大河ドラマ館とゆかりの地(京都宇治編)

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2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」のゆかりの地である京都府宇治市をご紹介します。

宇治は京都から電車で17分の場所にあり、名所がひしめきあっています。

ゆかりの場所や観光スポットを効率的に回れるおすすめコースを紹介していますので、予習して「光る君へ」を観たい方、宇治を観光される方の参考になればと思います!

 

ロケ地(京都) 

大河ドラマ館一覧

ロケ地・大河ドラマ館(滋賀)

ロケ地・大河ドラマ館まとめ

ロケ地まとめ

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光る君へ|源氏物語と宇治の関係

紫式部の書いた長編小説「源氏物語」は全部で54帖。

そのうちの44帖までは光源氏という稀代のプレーボーイの恋愛や華やかな宮中の人間関係が題材となっているのですが、

最後の10帖には光源氏の息子である薫君とそのまた息子の匂宮と、大君、中君、浮舟の3人の姫君との悲しい恋の物語が描かれています。

この最後の10帖は舞台が宇治市ということで

「宇治十帖」と呼ばれています。

実際に作者である紫式部も宇治川を眺めて着想を得たのではないかと想像が膨らみますね!

「光る君へ」のゆかりの地である宇治には何があるのでしょうか?効率よく回るにはどのルートが最適なのでしょうか?
ご紹介していきます!

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光る君へ|ゆかりの地である宇治観光おすすめコース

今回は

JR宇治駅→宇治橋通り商店街→平等院→宇治橋→通圓茶屋→大河ドラマ展→宇治市源氏物語ミュージアム→宇治上神社→朝霧橋

というコースを練ってみました!

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光る君へ|ゆかりの地である宇治おすすめスポットに行ってみよう!

宇治川を挟んだ2つの宇治駅(うじえき)

電車で行く場合は、なにはともあれ宇治駅まで行きましょう!

宇治には京阪電車、JRのどちらでも行くことができますが、

京阪宇治駅からJR宇治駅の距離は約1kmで、宇治川を挟み南西と北東に位置しています☆

観光スポットではありませんが、JR駅前にはお茶壺の形のポスト、京阪駅前には宇治橋の景色が広がり、思わず写真を撮ってしまうかもしれません。

こちらでは京都市内から17分で来られる「JR宇治駅スタートのプラン」をご紹介しています!

 

【京阪電車を利用した場合】
①祇園四条駅から京阪本線(特急)14分、中書島駅で乗り換え京阪宇治線15分
②淀屋橋駅から京阪本線(特急)39分、中書島駅で乗り換え京阪宇治線15分
京阪宇治駅に到着します!
【JRを利用した場合】
①京都駅からJR奈良線(みやこ路快速)17分
②大阪駅からJR京都線(新快速)27分→京都駅乗り換えJR奈良線(みやこ路快速)17分
JR宇治駅に到着します!
車でお越しの場合は京滋バイパスの宇治西ジャンクションか宇治東ジャンクションから一般道が便利です。

宇治抹茶だらけの”宇治橋通り商店街”

JR宇治駅を降り立ち東へ数分歩くと宇治橋通り商店街という商店街があります。お土産屋さんなどが軒を連ね、お茶屋さんや宇治抹茶スイーツのお土産を購入できます。とにかく宇治抹茶推しです。

商店街を抜けると宇治川にかかる宇治橋があるのですが、その手前に平等院鳳凰堂があります!

10円玉に描かれている”平等院(びょうどういん)”


出典:宇治市観光協会

10円玉に描かれている平等院鳳凰堂は、「光る君へ」の主人公の一人、藤原道長の息子藤原頼通(渡邊圭祐さんが演じられます)が受け継ぎ仏寺として1052年に創建しました。

末法思想の流行により極楽浄土を再現したと言われています。

平等院には阿弥陀堂である鳳凰堂が池に映るように建てられ、阿弥陀如来坐像が安置されています。当時の華やかさをうかがい知ることできる素晴らしい建築物です。

鳳凰堂と10円玉と一緒に自撮りするのが流行っているそうです!

宇治を訪れるならぜひ立ち寄りたい場所ですね。

外観と内部で一時間位滞在される方が多いようです。

名称 平等院鳳凰堂
営業時間 8:30~17:30(受付終了17:15)
内部拝観 9:30-16:10(受付9:00~先着順)
地図
住所 京都府宇治市宇治蓮華116
アクセス ■名神高速道路「大山崎JTC」から京滋バイパス「宇治西IC」
■名神高速道路「瀬田東JTC」から京滋バイパス「宇治東IC」
■JR奈良線「宇治駅」より徒歩10分
■京阪宇治線「京阪宇治駅」より徒歩10分
入場料 大人600円、中高生400円、小学生300円(内部拝観+300円)
TEL 0774-21-2861

平等院公式サイト

紫式部像のある日本三古橋”宇治橋(うじはし)”

平等院を堪能した後は、宇治川に架かる宇治橋へ行きましょう!

こちらは646年(大化2年)に奈良元興寺の僧道登によって架けられたという古い橋。

「瀬田の唐橋(大津市)」「山崎橋」とともに”日本三古橋”に数えられています。

幾多の合戦や洪水で壊れては架替えられてきました。現在のものは1996年に改修され、ヒノキの高欄に青銅の擬宝珠を冠し、平安時代の趣を感じるデザインです。

紫式部の銅像は橋の西詰、夢浮橋ひろばにあります。
この像は2003年に建立されました。こちらもフォトスポットですね!

また、上流側に張り出した「三ノ間」は、豊臣秀吉がそこから茶の湯に使う水を汲ませたとも言い伝えられています。宇治の茶まつり「名水汲み上げの儀」では、この宇治橋三ノ間で行われます。

宇治橋の周辺には、源氏物語の宇治十帖の各帖それぞれにちなんだ古跡が点在しています。『夢浮橋之古跡』にある筏や舟を水上に浮かべ、その上に板を渡しただけの橋「浮橋」は源氏物語の無常感が感じられるでしょう。十三重の石塔のある浮島からさらに喜撰橋を渡ると宇治川西岸の道に出て、「源氏物語」にまつわる「宿木」の石碑も出てきます。

日本でもっとも古いお茶屋さん”通圓茶屋(つうえん)”

宇治橋を渡り切ると東詰に創業850年の老舗のお茶屋さんである「通圓茶屋」があります。

先祖代々、宇治橋の橋守として橋を守りお茶を振るまい続けてきた日本でもっとも古いお茶屋さんといわれています。

小説「宮本武蔵」や狂言「通圓」に登場したりと、その昔からとても有名なお茶屋さんです。

店内には、豊臣秀吉が千利休に命じて作らせた水を汲むための釣瓶や、400年前の茶壷、800年前の釜など、貴重なものが置かれています。

茶房では、本場宇治の茶そばや茶だんごなどを宇治川を眺めながらゆっくりいただくことができます。

光る君へ 宇治 大河ドラマ展

2024年3月11日(月)から京都府宇治市の「お茶と宇治のまち歴史公園 交流館「茶づな」」に

「光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~ 都のたつみ 道長が築いたまち ~」

がオープンします。

 

【光る君へ 宇治 大河ドラマ展】
お茶と宇治のまち歴史公園 交流館「茶づな」
2024年3月11日(月)〜2025年1月13日(月・祝)
9:00~17:00(入場16:30まで)・年中無休

宇治市の記者発表では松村市長は、副題の”~ 都のたつみ 道長が築いたまち ~”について

「百人一首の八番(喜撰法師)の
「わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり」
には「宇治」の名が出てきます。また、この歌は「喜撰山」の名前の由来となった百人一首でもあります。
「たつみ」というのは京の都から東南の地、つまり宇治を指すと思われます。そのような意味を込めて、「都のたつみ 道長が築いたまち」と名付けました。」

とお話しされました。

また、ドラマ展会場の横にあるスペースを活用して「市民と創る 紫式部ゆかりのアート展」も開催される予定です。

 


出典:「茶づな」公式サイト

「茶づな」園内には安土桃山時代や江戸末期から明治初期の各時代を再現した史跡宇治川太閤堤跡や

 


出典:「茶づな」公式サイト

開放的な庭園や広場もあり、ご家族でも楽しく過ごせます。

 

名称 『光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~ 都のたつみ 道長が築いたまち ~』
開催期間 2024年3月11日(月)〜2025年1月13日(月・祝)
9:00~17:00(入場16:30まで)・年中無休
地図
住所 〒611-0013 京都府宇治市莵道丸山42
お茶と宇治のまち歴史公園 交流館「茶づな」(CHAZUNA)
アクセス ■京阪宇治線「宇治駅」より徒歩4分
■JR奈良線「宇治駅」南出口より徒歩12分
■大阪方面:京滋バイパス宇治西ICを出て側道を宇治方面へ約10分
■東京・名古屋方面:京滋バイパス宇治東IC出口の信号を左折して約3分
■ 有料駐車場
時間:8:00~23:00
料金:30分150円 最大料金800円
※ショップやレストラン等のご利用でサービス券の発行が可能
入場料 ミュージアム入場料600円(小中学生300円・幼児無料)

前売り400円(小学生200円)
当日券500円(小学生250円)

TEL 0774-24-2700

 

茶づな公式サイト

 

宇治市源氏物語ミュージアム(うじしげんじものがたりみゅーじあむ)

出典:源氏物語ミュージアム公式ページ

源氏物語の初心者向けミュージアムなので、「光る君へ」の予習にもぴったりです。

あらすじを映像で紹介してくれ復元模型もあるので、物語の世界がイメージしやすくすんなりと平安時代や大河ドラマにいざなってくれるかと思います。

映像などすべて観ていくと2時間以上かかる充実の施設です。

名称 源氏物語ミュージアム
営業時間 9:00~17:00(入館は16 :30まで)
月曜・年末年始休館
地図
住所 〒611-0021 京都府宇治市宇治東内45-26
アクセス ■名神高速道路「大山崎JTC」から京滋バイパス「宇治西IC」側道直進
■名神高速道路「瀬田東JTC」から京滋バイパス「宇治東IC」左折
■JR奈良線「宇治駅」より徒歩15分
■京阪宇治線「京阪宇治駅」より徒歩8分
入場料 大人600円、小人300円
TEL 0774-39-9300

源氏物語ミュージアム

うさぎみくじで運試し”宇治上神社(うじがみじんじゃ)”


出典:宇治上神社公式ホームページ

宇治上神社は、平等院の鎮守社として隆盛を極めた神社です。

平安時代初期に創建されたとされ、現存する日本最古の神社建築で国宝に指定されています。

とても厳かで、かなりのパワースポットだという噂です。

”うさぎみくじ”というとても可愛いうさぎのおみくじがあります。運試しにいかがでしょうか?

(宇治上神社の手前に宇治神社といううさぎモチーフの小さな神社もあります)

名称 宇治上神社
営業時間 9:00~16:00
地図
住所 〒611-0021 京都府宇治市宇治山田59
アクセス ■名神高速道路「大山崎JTC」から京滋バイパス「宇治西IC」側道直進
■名神高速道路「瀬田東JTC」から京滋バイパス「宇治東IC」左折
■JR奈良線「宇治駅」より徒歩15分
■京阪宇治線「京阪宇治駅」より徒歩10分
入場料 無料
TEL 0774-21-4634

宇治上神社

宇治十帖のモニュメントがある朝霧橋(あさぎりばし)

「源氏物語・宇治十帖」のモニュメント出典:宇治市公式ホームページ

朝霧橋は歴史が浅く1972年に宇治川に架けられた長さ74メートルの橋ですが、朱色が美しく人気があります。

源氏物語の光源氏の息子「匂宮」がヒロイン「浮舟」を抱いて、小舟で漕ぎ出していく場面をモチーフにしてその名前になったそうです。

「宇治十帖」のモニュメントは見ておきたいポイントですし、橋から見る景色も素敵です。朱塗りの橋は宇治の町に華やかさを添えています。

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光る君へ|ゆかりの地(番外編)

狭い範囲で物足りない、という方は「藤原道長のお墓」に少し足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか?

宇治陵32号墳(うじりょう・うじのみささぎ):藤原道長の墓

一説に、平安時代に造られた宇治の墳墓のひとつが藤原道長のお墓だといわれています。

『宇治陵』というのは古墳時代から作られてきた宇治の古墳群。平安時代には藤原北家一族の埋葬地で、天皇に入内した姫なども埋葬されています。
はっきりした埋葬者は判明していないものの、300以上ある古墳の中でも32号墳に道長が眠っているのではないかと伝えられています。

「藤原道長の長男・藤原頼通が浄妙寺の南大門から道長の墓に参った」という記述が残っており、その位置関係から32号墳が推定されたそうです。

名称 宇治陵32号墳(Uji Mausoleum 32)
営業時間
地図
住所 〒611-0002 京都府宇治市木幡檜尾25−2
アクセス ■京滋バイパス「宇治東IC」より約3km
■JR「木幡」駅から徒歩8分
■京阪電車「木幡」駅から徒歩10分
■京阪バス「金草原」「木幡小学校」バス停
入場料 無料
TEL

 

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光る君へ|ゆかりの地である宇治おすすめスポットまとめ

・宇治駅
・宇治橋通り商店街…お土産に
・平等院…10円玉と記念写真
・宇治橋…日本最古の橋・紫式部像
・通圓茶屋…日本最古のお茶屋さん
・光る君へ大河ドラマ展…2024年だけ
・宇治市源氏物語ミュージアム…「光る君へ」の予習に
・宇治上神社…うさぎみくじのパワースポット
・朝霧橋…宇治十帖のモニュメントのある赤い橋

源氏物語という想像を掻き立てられる名作と、平等院など歴史的建造物という現実が溶け込むように融合している町、宇治。
宇治駅周辺は範囲も狭く回りやすいと思いますので、ぜひ一度訪れてみてくださいね!

ここでは触れていませんが、伊藤久右衛門さんや中村藤吉さんといった有名なお茶屋さんもあるので、要チェックです♪

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