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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第15話あらすじ

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こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ

『光る君へ』の第15話のあらすじ「おごれる者」

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

 

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大河ドラマ『光る君へ』第15話 あらすじ

おごれる道隆の采配

990年
公卿たちの反発を無視し、娘・定子(高畑充希)を「中宮」に立てた道隆(井浦新)は、その3日後、一条天皇の母で道隆の妹・詮子(あきこ・吉田羊)を内裏から遠ざけます。

道長(柄本佑)は、公任(きんとう・町田啓太)から
「道兼(玉置玲央)が家に居着いて困っている」
と相談され行ってみると、

俺はもう死んでんだ
摂政の首が取れたら未練なく死ねる

と荒む兄の姿が。

兄上は変われます。
この道長がお支えいたします。
しっかりなさいませ
もう父上はおられないのですから

この道長の言葉に咽び泣く道兼。

 

993年
除目が行われ、道隆の異母兄弟・道綱(上地雄輔)と藤原公任は参議に昇格します。
道兼も見違えるようなきちんとした身なりで訪ね、兄に深く頭を下げました。
道兼は内大臣に昇進しています。
伊周(三浦翔平)も道兼と並ぶ権大納言に大抜擢。

実直で真面目な実資(さねすけ・秋山竜次)は

 

意味がわからぬ
摂政殿(道隆)の身内びいきで世が乱れる、心配じゃ心配じゃ

と繰り返します。
道長も同意見。

まひろの父・為時は今回もお役目がありません。
ただ、まひろの弟・惟規(のぶのり・高杉真宙)は大学に手応えを感じており、一家の希望となりました。
まひろ自身は自分が停滞していると感じて、少し寂しく感じながら琵琶を弾きます。

 

その夜、二条第では、一条天皇(塩野瑛久)が笛を吹き定子が聴き入っています。

後宮の誕生

道隆の妻・貴子は、女官が定子を中宮にした道隆の強引なやり方を揶揄しているのを耳にしてしまいます。

「この親(道隆)にしてこの子(定子)あり笑」

そこで、定子が中宮として輝けるよう才能のある教育係をつけ、”後宮”を作ることを思いつきます。

その教育係の女房に選ばれたききょう(ファーストサマーウイカ)は、まひろを訪ねます。
その話を聞くまひろは、つい

道長さまも来るのかなあ…

などと考えてしまい、結局自分は何一つ成し遂げていないことを焦ります。

 

そのききょうも、定子と初めての対面ではその美しさに声も出せません。

そなたを清少納言と呼ぼう

別れた夫は少納言ではありませんが
素敵な呼び名なのでぜひそれでお願いします

その率直な受け答えに

ふふふ愉快である笑

一身にお仕え申します

おごれる伊周の弓競べ

一方、内裏では、道隆の長男・伊周が公卿の反対を押し切り儀式の先例をないがしろにしたり、定子の住まいである「登華殿」の改装を公費で賄ったりすることが問題だと考えた道長が、道隆の意見を聞くため二条第に出向いています。

ですが、変わってしまった兄はまともに取り合ってくれません。

自信満々の伊周は、弓競べ(ゆみくらべ)で一人勝ちをしています。

途中から道長は伊周と願い事をしながら弓を射ることになり

我が家より帝が出る

と願って放った2人のうち、道長の矢だけが見事命中。

次の

われ、関白となる

と願った伊周の矢は大きく外れました。

同じことを願って射ようとする道長ですが、道隆に止められます。

 

源明子(瀧内公美)と過ごしていた道長に、正妻である倫子の父・源雅信(益岡徹)の危篤の一報が入ります。
駆けつける道長。
家族に見守られながら74歳で旅立ちました。

土御門邸では、道長と妻・倫子(黒木華)の間に鶴君という長男が産まれています。

 

寧子のホンネ

まひろとさわは気晴らしに近江の石山寺に詣でます。
道中、お互い結婚できなかったら助け合いながら末永く暮らしていこうと笑い合う2人。

そこで道長の父・兼家の妾だった寧子(財前直見)と出会い、「蜻蛉日記」の大ファンのまひろは感激。

話を聞くうちに寧子から

心と体はうらはらでございますから

という言葉が飛び出し、道長を愛した過去の自分を思い出します。
また、寧子は妾の辛さも語り、

できることなら相手を高望みせず、正妻におなりなさい

とも言います。

そこにやってきた寧子の息子・道綱は、まひろに一目惚れ。

そしてさわは道綱に一目惚れ。

まひろに夜這いをかけた道綱は間違ってさわのところにいってしまいます。

傷つくさわ。
まひろとさわの間に微妙な空気が漂います。

 

前回のあらすじ

次回のあらすじ

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大河ドラマ『光る君へ』第15話『光る君へ紀行』

第15回『光る君へ紀行』では滋賀県大津市の石山寺が紹介されました。

石山寺(いしやまでら):源氏物語誕生の地

15話でまひろとさわが訪れ、『蜻蛉日記』の作者(藤原道綱の母)と出会った、石山寺。

滋賀県の中心部からほど近い石山寺では、
大河ドラマ放映のある2024年、『大河ドラマ館』が開催されます。

石山寺は、奈良時代747年、聖武天皇の勅願によって創建された真言宗の大本山です。西国三十三所観音霊場の代十三番札所。

源氏物語はこの石山寺で構想が練られたとされています。

紫式部は中宮である藤原彰子の要望を受け、新しい物語を作るために石山寺に七日間参籠したのですが、

本堂から松や建物ごしに琵琶湖の湖面に映った十五夜の月を眺めて、須磨の「今宵は十五夜なりけり」の一節を書き出したことが源氏物語の始まりだったと石山寺に残る「石山寺縁起絵巻」という巻物の4巻に記録されています。

石山寺の見どころは、運慶と息子・湛慶の作った仁王像のある石山寺の正門「東大門」。
源頼朝の寄進により建立された日本最古の「多宝塔」。
また、保元年間、後白河上皇の行幸の際に建立されたとされる「月見亭」は眺望抜群です。

全体的にとても美しいお寺ですが、桜や紅葉の季節にはなお一層華やかに彩られます。

安産・福徳・厄除・縁結のご利益があるそうです。

近くには琵琶湖はもちろん、ボート競技の盛んな瀬田川や、瀬田の唐橋(日本三古橋)もありますよ!

名称 石山寺 (Ishiyamadera Temple)
営業時間 8:00~16:30(最終入山16:00)
地図
住所 滋賀県大津市石山寺1−1−1
アクセス ■JR京都駅からJR石山駅まで新快速で13分→京阪バス10分
■京阪石山寺駅から徒歩10分
■名神高速「瀬田西」「瀬田東」インターから10分
入場料 【入山料】600円(小学生250円)
【本堂拝観料】500円(小学生250円)
【大河ドラマ館】
前売り:500円(小学生250円)+入山料
当日券:600円(小学生300円)+入山料
または、石山寺セット券1,000円(小学生450円)
※現地受付・コンビニのオンライン端末で販売
【石山寺と紫式部展】
300円(小学生150円)+入山料
TEL 077-537-0013

石山寺公式サイト

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