「空飛ぶかにいくら」へようこそ!

【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第29話あらすじ

スポンサーリンク

こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第29話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

スポンサーリンク

大河ドラマ『光る君へ』第29話 あらすじ

春はあけぼの

長保3年(1001年)正月。

清涼殿では 一条天皇の無病息災を願う”御薬の儀」を行い、藤原宣孝(佐々木蔵之介)も出席していました。

参列後、宣孝はよちよち歩きの賢子と遊びながらまひろ(吉高由里子)に内裏の話をきかせました。一条天皇(塩野瑛久)が悲しみに暮れ憔悴しているという噂、一時は危篤だった藤原道長(柄本佑)は回復し息災だということ。

ききょう(ファーストサマーウイカ)がまひろを訪ねてきました。
ききょうは、定子の遺児である脩子、媄子よしこの世話をしながら『枕草子』の続きを書き続けていると言います。
定子を亡くした気を失うほどの悲しさを、書くことでなんとか生きてきたというのです。

もともと「定子様を慰めるために四季折々のことを書き綴ってはどうか」とまひろから提案された『枕草子』。
ききょうはまひろに読ませるために持参していました。

そこには宮中での輝くような日々が描かれていました。

生き生きした描写に感心したまひろですが、定子の影の部分も知りたいと言います。

人には光もあれば影もあります。
人とはそういう生き物なのです。
そして複雑であればあるほど魅力があるのです

ですが、ききょうは定子の華やかな部分だけを人々の心に残したいと話します。
また、道長に一矢報いたいという気持ちもあると言いました。
藤原伊周・隆家兄弟を左遷し、定子を一条天皇から引き離した道長が定子の命を奪ったのだと断言し、まひろに助言します。

まひろ様も騙されてはなりませんよ
左大臣は恐ろしき人にございます

 

宣孝、死す

父・為時は正月の除目では越前守には任ぜられませんでしたが、
宣孝は、官職を得られない父の代わりに支えると頼もしく言ってくれ、翌朝、国守を務める山城へと向かいます。

5月。
宣孝の本妻から、宣孝が急な病で亡くなったと連絡が来ます。
弔いの儀も済んでいると聞かされたまひろは呆然とします。

後日、道長の使いとして百舌彦(本多力)が訪ねてきます。
百舌彦は、越前での役目を終えた為時へのねぎらいと、夫を亡くしたまひろへの追悼を伝えます。
そして、自分の嫡男・田鶴たづの漢籍の指南を依頼します。

ですが為時はこの申し入れを拒みます。

私は左大臣様の御父君、亡き関白・藤原兼家様にもお雇いいただいたことがございます
されど正式な官職を得るまで耐えきれなかった己を恥じております

為時には、花山天皇の様子を知らせる間者をして苦悩した過去がありました。

百舌彦が呆れて帰った後、まひろは父と話し合います。
為時はまひろの気持ちを考えると、道長の本妻との息子の指南役にはなれないと話しました。
ですが、母となったまひろは、生計のため申し出を受けてほしいと頼みます。

 

さて、道長の本妻・源倫子(黒木華)は高価な品々を持って娘・藤原彰子(見上愛)のいる藤壺(後宮の一つ)に通い詰めていました。
それでは一条天皇が訪ねにくくなると道長に言われた倫子は、帝が過ごしやすい場となるように華やかにしているのは自分だと憤慨します。

道長が源明子の屋敷で倒れて以来、夫婦の間にすれ違いが生じていました。

 

忘れ形見の養育

道長の姉・藤原詮子(吉田羊)は体調を崩しています。

定子の忘れ形見・敦康親王を彰子に養育させるのよ
昔、父上が懐仁(一条天皇)を東三条殿に人質に取ると仰せになったの

父上と同じことはしたくありませぬ

お前はもう父上を超えているのよ

 

そう言われ、娘・彰子に敦康親王を託すことを一条天皇に進言する道長。

敦康親王様がお健やかであれば、亡き皇后・定子様のご鎮魂にもなりまする

こうして敦康親王は 彰子といっしょに藤壺で暮らすことになったのでした。

 

伊周の恨み

嫡男・松に舞の稽古をつける兄・藤原伊周(三浦翔平)が、「一族の再興のため」と叱責するのを聞いた藤原隆家(竜星涼)。

左大臣の権勢はもはや揺るがぬぞ
内裏に官職を得るまではとりあえずひっそりしているほうが利口だと思うがな

ですが、怒りに燃える兄の耳には入りません。

そこへききょうが訪ねてきました。
ききょうは、在りし日の定子の栄華を長く人々の心に伝えるため『枕草子』を宮中に広めたいと申し出、伊周は快諾します。

 

詮子、死す

10月9日。
土御門邸では藤原詮子(吉田羊)の40歳のバースデイパーティ”四十の儀”が執り行われました。詮子の息子・一条天皇が祝いの言葉を述べます。
源倫子の子・田鶴と源明子の子・巌が舞を披露しますが、田鶴がうまく舞えず泣いてしまいます。
道長が詫びた時、詮子が苦しげにうめき倒れこみます。
駆け寄った帝を制して詮子が言います。

私に触れてはなりませんぬ
病に倒れたものに触れ、穢れともなれば政は滞りましょう
あなた様は帝でございますぞ!

仮病ではなく本当に病に伏してしまった詮子は、伊周の恨みを鎮めるため位を戻してやってほしいと道長に頼みました。
道長はこれを聞き入れますが、女院・詮子の波乱の人生は幕を閉じます。

 

まひろ、筆をとる

伊周は久しぶりに一条天皇に対面すると『枕草子』を手渡します。

かの清少納言が皇后・定子様の思い出をさまざま記したものにございます
どうぞおそばにお置きくださいませ

さて、まひろは賢子に『竹取物語』を読み聞かせていました。
漢詩を嫌がる賢子も『竹取物語』は楽しんでいます。

そこでまひろは自分でも物語を書こうと思い立ち、筆をとるのでした。

 

 

前回のあらすじ

次回のあらすじ

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました