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【ネタバレ】朝ドラ『虎に翼』あらすじ第21週(101〜105話)

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2024年前期のNHK朝の連続ドラマ小説では
『虎に翼』放映され、伊藤沙莉(いとうさいり)さんが演じる大正・昭和を生き抜いたヒロイン寅子(ともこ)の自立した人生と法廷ストーリーが展開しています。

こちらのページでは21週め(101〜105話)のあらすじをご紹介しています。

お楽しみいただけましたら幸いです。

※ネタバレ含みます。

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朝ドラ『虎に翼』第21週 「 貞女は二夫に見えず?」 (101〜105話)放送日

朝ドラ『虎に翼』第21週「 貞女は二夫に見えず?」(101〜105話)放送日は

2024年8月19日(月)〜2024年8月23日(金)

です!

ではさっそくあらすじをご紹介していきます!

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朝ドラ『虎に翼』第21週 101話ネタバレ・あらすじ 「貞女は二夫に見えず?」

2024年前期のNHK朝ドラ『虎に翼』101話のネタバレあらすじをお伝えしていきます。

轟と遠藤時雄

佐田寅子(伊藤沙莉)は轟太一(戸塚純貴)のカミングアウトに動揺を隠せません。

佐田には時雄さんとの関係を嘘で取り繕いたくなかったんだ

轟はなれそめなどを寅子に話します。

そこへ山田よね(土居志央梨)が戻ってきました。
寅子は気を取り直して、司法試験合格のお祝いを述べ花束を渡しますが、よねには相談事があることを見透かされていました。
付き合っている人がいること、プロポーズされたけれど迷っていることを打ち明けます。

子供を作るわけでもない。
支え合わなくても経済的にも自立しあっている。
それぞれの家族もいる。
それなのに結婚する意味を見出せないというか…

轟と遠藤時雄(和田正人)は、寅子の言葉に悲しそうな表情を見せましたが何も言いません。

よねは

相手に今の言葉をそのまま話せよ

とアドバイスし、寅子は自分の言葉が轟と時雄を傷つけたのかもしれないと感じ、謝りました。

結婚は「永遠を誓わない愛」である!

後日、「竹もと」でかき氷を食べながら
悩む寅子に星航一(岡田将生)は自分が結婚を決意した理由を語りました。

僕は東京に戻る日まで 虎子さんとお付き合いが続いていたら結婚を申し込む気でいました。

【理由:その1】
新潟は単身での赴任でしたので、僕も時間の融通がききましたが、東京に帰ればそうはいかないこと。

【理由:その2】
婚姻することによって互いの家族を養い、財産を残すための法的な後ろ盾が生まれます。 我々もいい年です。お互い 旅立った後のことを考えると安心し合うことができるのではないかと。

【理由:その3】
民法763条。

夫婦はその協議で離婚をすることができる。

婚姻自体が、永遠の愛を誓うわけではなく「永遠を誓わない愛」であることに気づいたからです。

なるほど。

夫または妻の名字を名乗る

猪爪家では直人(青山凌大)が司法試験合格を目指して勉強中。
猪爪花江(森田望智)は、直明(三山凌輝)たちの結婚式の準備に大忙し。

寅子は直明の結婚式を出すことが”最後の親孝行”だと考えています。
そんな中、花江は寅子の結婚のことも心配していました。

その頃、星家では着々と寅子と優未を迎える準備が進められています。

物置になっていたお部屋を片付けました。
優未さんにもお部屋がいるでしょうから。
航一さんや子供たちの支えになってくださるお相手ができること、本当に嬉しいんです。

百合(は寅子が星家に入り「支え」となることを期待しています。

花江は「星家のお嫁さん」になれるかどうか心配しています。
寅子は「結婚によって苗字を変える意味」についてこれまで考えてきませんでした。

夫または妻の名字を名乗る…
はて?

 

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朝ドラ『虎に翼』第21週 102話ネタバレ・あらすじ 「貞女は二夫に見えず?」

21週102話です!

名字

寅子の夢の中では、「佐田寅子」「猪爪寅子」「星寅子」「裁判官:寅子」の朝まで討論会が開催されています。

結婚すれば夫または妻の名字を名乗る。
それはつまりどちらかは苗字が必ず変わる…どちらかの苗字は名乗れなくなるということでしょう?個人の尊厳や平等とかけ離れてはいないかしら。

はて?ではあなたが苗字を変えたくない理由は?

申し訳ないと?優三さんと夫婦だった時間が消えそうな気がする?

怖くはある。
優三さんのことも含めて「佐田寅子」として生きていた自分が消えてしまう気がして。
弁護士としてきた自分、裁判官として生きた自分、たくさん失敗して前に進んだ自分。その経歴、歴史、全てが。

はて?
その理屈で言うと「猪爪寅子」だった私は?あなたの中ではすでに消えてしまったわけ?
じゃあどうして佐田だけ特別なの?

特別じゃなくて 2度目の結婚で初めて気がついたの。

不思議よね、猪爪から佐田になる時は何も思わなかったのに。

あの時は、いち早く弁護士として認められることが仲間たちのためと思って焦っていた。 だから社会的地位のために苗字を変える必要があった。

はて?
「星寅子」悪くないんじゃない?
だって「初代最高裁長官の息子の妻」という肩書きも手に入るのよ。
社会的地位を上げるという意味では、今よりいい方向に行くかもしれないわよ。

今回の結婚にはそんなことは求めて…

つべこべ言わずに「星寅子」になっちゃいなさいよ

はて?

轟の思い

その朝、結婚を男女に限定して考えていた自分に気づき、寅子は再び山田轟法律事務所を訪ねます。

轟さんと遠藤さんの前で何も考えず「結婚の意味を見出せない」なんて…

先日のことを謝る寅子に対して、轟は遠藤と結婚できないことについて悩みを打ち明けました。

人間なんてそんなもんだ。
過ぎてからわかることばかりだ。
今振り返ってみれば、俺は子供の頃からやたらと男らしさにこだわっていた。
男の型にはまっている実感をいつも欲していた。
今振り返ってみれば、佐賀にいた時も花岡が学校に行く時間に合わせて俺も家を出た。学校に向かう途中で会えるように話せるように。
今振り返ってみれば、弁護士になる夢を嬉しそうに語る花岡の顔が見たくて、俺は同じ弁護士になる道を選び、だから 同じ明律大で学べることを喜んだ。
その気持ちを知ったのは、それこそあいつの死をきっかけに自分を振り返って…いや、山田が俺に「私の前では強がらなくていい」と言ってくれたからだ。
山田と話せていなかったら、一人答えも出せずに心が壊れていたかもしれん。
今振り返ってみれば、自分の気持ちを知った後も「どうせ俺のことは世の中にはわかってもらえまい」と諦めていた。
そんな時、友人の付き添いで事務所にやってきた時雄さんに出会った。
時雄さんに思いを告げて、同じ気持ちでいてくれると知った時は、俺の全てを受け止めてもらえた気がした。
最初は、限られた場所でも時雄さんといられればそれだけで本当に良かった。
でも…
この先の人生、お互いを支え合える保障が法的にない。
俺等が死ねば、俺等の関係は世の中からはなかったことになる。
じいさんになって人生を振り返った時、俺は心から幸せだったと言いたいんだ。

寅子は、裁判官として人としてまだ自分に見えていない世界があることに気づきます。

そんな寅子によねは「結婚しても苗字を変えたくないと思うことは当然の権利だ」と言ってくれました。

その夜、優未(毎田暖乃)が航一に電話を架けました。

新しい家族

日曜日。
寅子と優未は再び星家を訪れると、家族の前で航一が気持ちを打ち明けます。

結婚したら僕が佐田姓になること。
僕は苗字に何のこだわりもない。
朋一ものどかも大きくなった。
そもそも苗字がどうであろうと法的な親族関係を保証されるわけで。

いけません、そんなこと 絶対いけません。
亡きお父様に朋彦さんに顔向けできない。
私は絶対に認めませんよ。

百合(余貴美子)は反対します。

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朝ドラ『虎に翼』第21週 103話ネタバレ・あらすじ 「貞女は二夫に見えず?」

21週103話です!

夫婦別姓への道のり

優未が航一に相談したことを打ち明けると、星家の長男・朋一(井上祐貴)は「星家は僕が継いでいく」と賛成です。

いつ私が、航一さんに佐田姓になってほしいと言いましたか?

航一は、寅子と結婚したい一番の理由を初めて伝えました。

寅子さんの夫と名乗りたい。
僕の妻ですと紹介したいんです。
夫が妻だと名乗り紹介することは、世界中の人に「あなたを愛している」と伝え続けることと同じだと、そう思うんです。

寅子は航一と同じ思いでしたが「佐田寅子」としての実績をここで終わらせたくないと考えています。

ひらめいた寅子は、桂場等一郎(松山ケンイチ)に結婚しても仕事の時だけ「佐田寅子」を名乗らせてもらえないかと打診します。
桂場は反対しますが、その理由は意外なものでした。

そんなもの ダメに決まっているだろう。
君が裁判官だからだ。
君がこれから関わる事件の判決、令状、全ての文書に記名する時に戸籍上の名前と違うとなった時、そこをついてくる奴らが必ずいる。
署名一つで裁判の判決にケチがつき、信憑性が薄れる。
司法の独立、判決に対する国民の信頼を揺るがす行為を許すわけにはいかん。

桂場はなぜ苗字にこだわるのかと寅子に問いますが、人にはそれぞれこだわりがあると言い返されると

失言だった!!

と撤回します。

裁判官が判決文や令状に旧姓を使うことが認められるのは、実に平成29年になってからのこと。

それぞれ自分らしく

顛末を轟に電話で報告すると、轟は航一と優未を連れて事務所に来ることを提案します。

山田轟法律事務所では轟の仲間たちが集っています。
時雄の知り合いの千葉・秋田カップル。上野でバーを経営している山田(中村中)。
山田は、男の体で生まれたけれど、性転換の手術をしたと話します。

上野の人たちに配るために、みんなでおにぎりをつくりながら話します。
幼い頃から自覚している人、戦争中に気づいた人、お見合いして気付き離婚した人。

寅子は同じ人間はいない、それぞれ自分らしく生きるべきだと気づきます。

色々なことを考えたうえでようやく結婚を決意した寅子に、時雄は語ります。

自分が曲げたいものを折るって、自分も折らせた相手も傷つけることなんです。

でも、私は…

そこへ航一がやってきて、寅子に言いました。

僕たち、結婚するのやめましょう

婚姻届を出さない結婚を提案したのでした。

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朝ドラ『虎に翼』第21週 104話ネタバレ・あらすじ 「貞女は二夫に見えず?」

21週104話です!

事実婚

まず今の婚姻制度が僕たちの幸せにそぐわないのであれば、それを追い求めるのはやめます。
お互いが考えていることを思いのままに遺言書を取り交わして、それを僕らの婚姻届けの代わりに、これをもって夫婦となったことにしませんか?
僕はその遺言書を根拠に、寅子さんの夫のようなものを名乗ります

寅子と航一はよく話し合い、2人なりの夫婦の形を見つけたのでした。

優未を連れてあらためて星家を訪れた寅子は、航一の継母・百合たちに話します。

「夫婦のようなもの」ではあるけれど 、皆さんと家族になって幸せを分かち合える間柄になっていきたいと思っています。よろしくお願いします

それぞれ遺言書を作成し、写しを取り交わします。
優未が百合に「おばあちゃん」と呼びかけると、百合は嬉しそうに微笑みました。

優未の中学進学に合わせて、翌春から寅子たちは星家に引っ越すことになりました。
花江は寅子が星家でうまくやれるのか心配しています。

原爆裁判は、原爆投下が国際法違反だと主張する原告側の主張を国側が認めないという段階でした。

寅子は航一の子供達との間にまだ溝があることを花江に打ち明けました。

でも一度は溝を埋める挑戦をしたいの。
それでだめならば直明と玲美さんの同居と同じでやめるとか色々考えるから

 

仲間

直明と玲美の結婚式も済んだ11月のある日。
寅子と航一は直明に呼び出され「竹もと」を訪れました。

スーツ姿で現れた直明は、母・はる(石田ゆり子)と父・直言(岡部たかし)の写真や、花江と寅子、玲美も使った花嫁のベールを鞄から取り出しました。

山田よね、桜川涼子(桜井ユキ)、竹原梅子(平岩紙)、汐見香子(=崔香淑:ハ・ヨンス)、村沢玉(羽瀬川なぎ)、  轟太一、そして明律大学女子部の先輩である久保田聡子(小林涼子)、中山千春(安藤輪子)も法服姿で次々と店内に入ってきます。
明律大学のメンバーは、寅子と航一なりの結婚を裁判風に祝福し始めました。

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朝ドラ『虎に翼』第21週 105話ネタバレ・あらすじ 「貞女は二夫に見えず?」

21週105話です!

結婚式

直明が涼子に手紙を出したのをきっかけに、みんなで連絡を取り合い実現した結婚式でした。
玉を含む全員が判決文を読み上げます。

主文:私たちは申し立て人の夫婦それぞれのせいでの婚姻関係を認める。
理由:民法において 夫婦はどちらかの氏を名乗ると決められてはいるが、姓を変えることは夫婦どちらかの社会生活に不利益や不都合をもたらす恐れがある。
名前を変えることで自分が失われると感じる人もいる。
夫婦のどちらかがそれを負うのは平等とは言えないのではないか。
同じ姓を名乗ることが夫婦や家族であることの証にはならないと考える人もいる。
同じ姓を名乗るか、それぞれの姓を名乗るか、申し立て人の夫婦間で自由に決定するべきである。
それは憲法により保障された権利のはずである。
よって星航一と佐田寅子のそれぞれの姓での婚姻関係を認め、主文のとおり決定する。我々の主張には法的効力はないが、これを2人への祝いの結婚の祝いの言葉とする。

航一と直明が気を利かせて先に店を出た後は、明律大学の同窓会のような賑わいになりました。

中山は検事となり、久保田は鳥取で弁護士をしています。
弁護士をあきらめた時、みんなに合わせる顔がないと感じていたのはよね以外同じでした。新潟で喫茶ライトハウスを営む涼子は、喫茶燈台から名前を取ったことを打ち明けます。
寅子たちは再会を喜びあい、思い出話に花を咲かせ、心の底から笑って泣きました。

1956年(昭和31年)春。
いよいよ寅子と優未が星家に引っ越します。
星家の子どもたちに笑顔はありません。

 

 

 

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