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ヤムおんちゃんの瓶の中身は?酒種のレシピのご紹介

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2025年前期朝ドラ『あんぱん』は『それいけ!アンパンマン』の生みの親・やなせたかしさんと妻の小松暢さんをモデルにした物語です。

阿部サダヲさん演じる「屋村草吉」というパン職人がいつも持っている瓶(カメ)の中身が、7話めの中でついに正体を現しました。

白くてところどころ粒のようなものが混ざっている液体です。

草吉は、のぶに何かと問われても「ナイショ!」と答え、秘伝のものであることを示唆しています。

こちらを粉と混ぜてパン生地をつくっていく屋村草吉。

これは一体何なのでしょうか?

 

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ヤムおいちゃんの瓶(カメ)の中身

ヤムおいちゃんの瓶(カメ)の中身は酒種(酒種酵母)だと思われます。

パン作りには必ず酵母が必要で、酵母にはイーストや天然酵母と言われるものがあります。

もともと酒種は、日本酒の材料「うるち米」と麹を合わせたもので、木村屋があんぱんを作る時に使ったのが元祖として有名です。

日本独自の酒種で作ったパンの特徴は、

「しっとり感」と「ふんわり感」

です。
日本人好みのしっとりパンができあがります。

イーストのパンが少し物足らないなと思った時に、ヤムおいちゃんのように酒種を使ってパンをつくると風味がより楽しめるかもしれません。

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酒種のつくり方


(米麹は生でも乾燥でも◎)

酒種には様々な作り方がありますが、こちらでは2種類ご紹介いたします。

①「米+ごはん+米麹+水」でつくる酒種

米・米麹・水を混ぜ合わせて発酵させ、数回繰り返す方法です。


生米:50g
冷めたご飯:10g
米麹:40g
水:100g
材料をすべて煮沸消毒して冷ました瓶に入れ、混ぜ合わせる。
6時間おきにかき混ぜ、48時間発酵させる。


①で作った酒種:30g
冷めたご飯:100g
米麹:30g
水:40g
材料をすべて煮沸消毒して冷ました瓶に入れ、混ぜ合わせる。
6時間おきにかき混ぜ、24時間発酵させる。


②で作った酒種:30g
冷めたご飯:100g
米麹:20g
水:50g
材料をすべて煮沸消毒して冷ました瓶に入れ、混ぜ合わせる。
6時間おきにかき混ぜ、24時間発酵させる。


③で作った酒種:25g
冷めたご飯:100g
米麹:30g
水:60g
材料をすべて煮沸消毒して冷ました瓶に入れ、混ぜ合わせる。
6時間おきにかき混ぜ、24時間発酵させる。

⑤冷蔵庫でひと晩寝かせれば、できあがりです。

②「ごはん+米麹+水」でつくる酒種

①冷めたご飯:250g
米麹:50g
水:適量
材料をすべて煮沸消毒して冷ました瓶に入れ、混ぜ合わせる。
水量はひたひたに浸かるくらいの目分量で。

②気温25℃前後の部屋に置くと、3〜5日で泡が出てきます。

③それが止んだら冷蔵庫でひと晩寝かせてできあがりです。

(激しく発泡する場合は、少しずつ蓋を開けてガス抜きをしてください)

冷蔵保存で1ヶ月もちます。

(ガラス瓶や混ぜる時などに使用するスプーンは、煮沸し冷ました状態で使用しましょう)

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酒種を使ったパンづくり

パンをつくる際には、

粉量に対して、10%〜20%の酒種を使用します。

その分の水分は減らし、加減を見ながら調節します。

低めの温度で作るのがポイントです。

酒種を使ったパン作り、お試しください。

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