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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第13話あらすじ

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こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第13話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

 

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大河ドラマ『光る君へ』第13話 あらすじ

定子、入内

990年。
花山天皇(本郷奏多)を退位に追い込んだクーデターから4年の月日が流れ 、一条天皇(柊木 陽太 ひいらぎ ひなた)は 元服の儀を迎えました。

摂政・兼家(段田安則)は息子たちを昇進させ 、政権の中枢を担っています。

兼家の長男・道隆(井浦新)の屋敷では妹の定子(高畑充希)が 兄・伊周(これちか・三浦翔平)の恋文を見つけてはしゃいでいます。
家族の 穏やかな時間が過ぎ、定子は一条天皇の元服の20日後に入内します 。
清涼殿で幼い帝と4歳年上の定子のおままごとのような日々が始まりました。

道兼(玉置玲央)は兄を超えるため 7歳の娘・尊子の入内に意欲を見せますが、妻の 繁子に
「自分の栄達でばかりではなく娘の幸せも考えてほしい」
と嫌な顔をされます。

まひろ(吉高由里子)が乙丸(矢部太郎)とさわ(野村麻純)を連れ立ってに東市(月の前半に催される公営の市、月の後半は西市が開催)で買い物をしている時、人買いが無理やり子供を連れて行こうとする場面を目撃します。

母親は
「染め物師に預ける約束なのに」
と訴えるのですが、人買いは証文見せ、
「売ると書いてある!」
と反論。
文字が読めないことで民が理不尽な目にあっていると実感したまひろは、少しでも民を救えるならと子供(竹澤咲子たけさわさこ)に文字を教え始めます 。

ですがそれは 家計の足しにはならず、家の困窮 は続いていきます。

跡目争い

清涼殿の殿上の間では 、道隆を中心に 上訴の検討がされています。
国司の横暴を訴える案件が多く、雅信(益岡徹)は心配しますが、 道隆は

帝に奏上することはないと存じます

と相手にしません 。
そんななか道長(柄本佑)だけは

民の声には切実なものがあるはずに違いありません
民なくば我々の暮らしもありません

と意見を述べます。

筋を通す男として知られる藤原実資(ロバート秋山)も道長に賛成です 。

その議論の最中、唐突に

橋桁の修繕は…

と無関係なことを言い出す兼家の老いにその場にいた者たちはみな衝撃を受けます。

「父が正気なうちに 跡継ぎを指名して欲しい」という次男・道兼。
「父には まだ働いてもらわねば 」という長男・道隆。
道長は兄たちの会話をむなしく聞いています 。

屋敷に帰った長男・道隆は、妻・貴子(板谷由夏)と今後について話し合います。

父は夏を超えられないだろう

心づもりはできています

 

次男・道兼は蔵人頭となった 藤原公任(きんとう・町田啓太)に

自分が父の後を継いで摂政になった際には取り立ててやるから、
その代わり父・兼家の様子を報告してくれ
…尽くせよ、俺に。

と持ちかけます。

 

 

道長の妻・倫子(黒木華)の屋敷である土御門邸では 道長と倫子の一の姫・藤原彰子が2歳の可愛い盛りとなっています。
ですが、兼家の老いの現実を目にした道長は、 浮かない顔をしています。

話を聞く倫子。
優しい時間が流れます。

宣孝

御嶽詣(みたけもうで: 二月の初午(はつうま)の日に京都伏見の稲荷神社のある稲荷山の山頂に参詣すること)帰りの藤原宣孝(のぶたか・佐々木蔵之介)が為時の屋敷を訪れました。

神様の目に止まろうと思った

という宣孝の派手な身なりに呆れる為時でしたが、 まひろ は

よく似合っています

と褒めます 。
またまた婿取りの話になり、為時が

おまえ(宣孝)の息子はどうだ?

と言い出すと、

あれはダメだ!
ダメダメダメダメ!
それより摂政様(兼家)お加減が悪いらしいぞ

と伝え、 慌てて帰っていきました。

兼家

道長はもう一人の妻・源明子(瀧内公美)から懐妊を告げられました 。
うれしい報告の際にも明子はけっして笑顔を見せません 。

道長に頼んで兼家を見舞った明子。

お父上はご息災(お元気)か?

父は太宰府から帰った後、身まかり(亡くなり)ました

それは気の毒であったのう…

明子の父は、兼家に陥れられ亡くなった源高明です。

明子は、道長が席を立った際に兼家の扇を手に入れます。
扇を使って兼家を呪詛し、息の根を止めるつもりの明子。
実兄の源俊賢は、
「お腹に子がいるのだからやめておけ」
と 止めますが、聞く耳を持ちません。

 

兼家は安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)を呼び、余命を問います。

わしの寿命はどれほどだ?

なにも見えませぬ

ならば問いを変えよう
わしの後継は誰じゃ?

その答えは、摂政様のお心のうちにすでにありましょう

兼家はすすり泣いています。
だれのことが頭に浮かんだのでしょうか?

 

道長に忠告する兼家。

民におもねるようなことだけはするなよ
お前が守るべきものは民ではない

父上が目指される「真の政」とは何でございますか?

それは「家」だ、家の存続だ。

その考えを引き継げるものこそわしの後継だと思え

 

 

まひろ は 自分の働き口を探して回りますが、父に官職がないため うまくいかず、
噂を聞いて心配した倫子がまひろを土御門邸に招きます 。
倫子から「土御門邸で仕事しては?」という誘いに感謝するまひろですが、

道長様が婿入りした家には行けない…

と考え、仕事は決まったと話し、断ります。

殿にも今度会ってね♪

そう言って、道長の文箱から見つけたまひろからの漢詩の文をまひろに見せます。
文の相手が明子女王かと思っています。

そこに倫子と道長の一の姫・藤原彰子と初対面。

帰りがけに道長とも顔を合わせます。

 

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大河ドラマ『光る君へ』第13話:舞台

東市

13話でまひろが買い物をしていた東市は、現在の四条通、堀川小路を過ぎた場所にありました。
今でもたくさんの人で賑わっています。

東市と西市とは平安京の左京と右京に左右対称形に配置されており、
当時、東西の市は半月交代で、月の前半は東市、後半は西市が開かれていましたが、東の方が発展して現在の賑いに繋がったことが出土品などの研究でわかっています。

市の中は細かな区画に整備され、そこに塩屋、米屋、酒屋など小さな店舗が軒を並べていました。
市場にはそれぞれ市司(いちのつかさ)という役所が置かれ、商売がうまく回っているかどうか、市の中でトラブルがないかどうかについて目を光らせていたそうです。

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