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小松暢とその家族(両親・兄弟・2人の夫・子供)

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2025年前期に前期朝ドラ『あんぱん』はアンパンマンの作者やなせたかしさんと妻の小松暢さんを主役モデルにした物語が放映されます。

こちらのページでは朝ドラ『あんぱん』主人公・朝田のぶのモデル・小松暢さんとその家族(両親・兄弟姉妹・夫・子供たち)についてご紹介しています。

 

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小松暢(誕生日・高校・死因)

ではまず、小松暢さんのプロフィールです。

プロフィール

小松 暢(こまつ のぶ)
(1918年 〜1993年11月22日)

【名前】
池田暢(父親の名字から推測)
→小松暢(最初の夫の名字)
→柳瀬暢

【誕生日】
不明ですが、1918年生まれなので、1919年2月6日生まれのやなせたかしさんと同学年だと思われます。

【高校】
大阪出身の小松暢さんは、大阪の女学校を卒業されています。

旧制阿部野高等女学校(今の大阪府立阿倍野高校)で短距離ランナーとして活躍したという説があります(根拠となる出典は不明)。

【死因】
1988年
アニメ『それいけ!アンパンマン』放映開始と同じ頃、乳がんが見つかります。
ステージ4で余命3ヶ月、肝臓にも転移が見られていました。

その話を聞いた漫画家の里中満智子さんが、夫であるやなせたかしさんに「丸山ワクチン」という抗がん剤の話をし、一日おきに注射するようになったそうです。

1991年
天皇・皇后両陛下主催の園遊会に夫婦で出席できるほどになりましたが

1993年
抗がん剤の副作用で体調を崩し、輸血したところ、脳の血管が破裂。

意識不明に陥り、75歳で亡くなられました。

生涯

1918年 0歳 大阪で生まれる
柳瀬嵩さんと同学年?
大阪の女学校卒業
1939年 21歳 最初の夫・小松総一郎さんと結婚
終戦後、小松総一郎さん病死
1946年 28歳 高知新聞社に入社
初の女性記者として『月刊高知』創刊
上京し、社会党選出の代議士の秘書となる
1947年 29歳 2番目の夫・柳瀬嵩さんと結婚
1988年 70歳 乳がんを発症
1993年 75歳 11月22日息を引き取る

 

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小松暢の父|池田鴻志

池田鴻志(いけだこうし)

小松暢さんの父親は、

池田鴻志さんということがわかっています。

1885年に高知県安芸市(現)で誕生。
高知商業学校(高知市立高知商業高校)を経て、関西法律学校(関西大学)を卒業。

その後、九州の炭鉱会社に就職しますが、財閥系商社「鈴木商店」という大企業に引き抜かれます。大阪木材部から釧路出張所所長に。

1924年
釧路で亡くなりました。
この時、小松暢さんは6歳でした。

鈴木商店とは:
朝ドラ『虎に翼』のなかで共亜事件が描かれましたが、これは鈴木商店の倒産をきっかけに起きた帝人事件をモデルとしています。
財閥(鈴木財閥)の中核をなす戦前に存在した商社。
製糖・製粉・製鋼・タバコ・ビールなどの事業を展開し、保険・海運・造船などにも進出。
1874年(明治7年)
鈴木岩治郎さんが辰巳屋ののれん分けを許され、兵庫の弁天浜に「鈴木商店」を開業。
1894年(明治27年)
岩治郎さんが亡くなると、廃業の提案をよそに妻・鈴木よねさんが事業を継ぎ、辣腕を振るい次々と企業を買収。
1915年(大正4年)
貿易年商額:15億4,000万円(当時の国家予算の2倍)に成長。
1917年(大正6年)
国民総生産(GNP)の1割を売り上げる総合商社となる。
1927年(昭和2年)
昭和金融恐慌のあおりを受け、事業を停止。
事業精算後は「双日」「豊年製油(現・J-オイルミルズ)」「神戸製鋼所」「帝人」など鈴木商店の流れを汲む会社が日本の大手産業企業となっている。
鈴木よねさんは大企業家としてタイム誌やワシントンポストなどでも報じられ、豪州日刊紙キャンベラ・タイムズ(1927年6月14日付)では「世界で最も金持ちな女性」として紹介される。
ドラマ「お家さん」では、創業者の夫を亡くして奮闘する妻・鈴木よね役を天海祐希さんが演じられました。

母と兄弟姉妹については、記述が見つからずわかっていないようです。

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小松暢の最初の夫|小松総一郎

小松暢さんには2人の夫がいます。

小松総一郎(こまつそういちろう)
(1912年-1945年)

小松暢さんの最初の夫は小松総一郎さんです。

1912年生まれで、1918年生まれの小松暢さんより6才年上。

日本郵船株式会社に勤務していました。

1939年に小松暢さんと結婚。

戦争のため召集され、終戦直後に病死されています。

小松暢さんの名字の「小松」は、最初の夫・小松総一郎さんに由来すると考えられます。

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小松暢の再婚相手|やなせたかし(柳瀬嵩)

柳瀬 嵩(やなせたかし)
(1919年2月〜2013年8月)

世界的大ヒットアニメ『それいけ!アンパンマン』の生みの親。

柳瀬嵩さんと小松暢さんは学校が同じなら同学年だったと思われます。

なれそめ
1946年(昭和21年)
小松暢さんは28歳で初の女性記者として高知新聞に入社。
『月刊高知』が創刊されることになると、中国出兵から帰還したやなせたかしさんと編集部スタッフ4人の中の1人として出会います。
やなせたかしさんは前の席の小松暢さんのことをすぐ好きになります。
ある時、編集部の4人で東京に取材。
闇市でおでんを買ってみんなで食べ食中毒になります。
ちくわ、かまぼこ、はんぺん、大根、つみれ、ゆで卵。
原因はちくわとつみれでしたが、男性陣に譲って食べなかった小松暢さんだけが当たりませんでした。
3名の男性陣を小松暢さんが看病したのがなれそめだったそうです。
ある日の取材の帰り、雷が鳴っている間小松暢さんがやなせたかしさんに
「もっと雷が鳴ればいいのに」
低く聞き取れないくらいの小さな声で
「やなせさんの赤ちゃんがほしい」
とささやいたことで、やなせたかしさんは小松暢さんを抱きしめ、口づけしたとのこと。
旧・香北町の町長だった野島民雄さんの話では、やなせたかしさんの作品が入賞し、その賞金で美味しいものを食べてそこでプロポーズしたということです。

 

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小松暢の子ども・子孫

最初の夫・小松総一郎さんとの間に子どもがいるかどうかはわかっていません。

2人めの夫・やなせたかしさんとの間には子どもはおらず、

「アンパンマンが2人の子ども」

だとおっしゃっていました。

■朝ドラ『あんぱん』概要■
【脚本】
中園ミホ
【語り】
林田理沙アナウンサー
【ロゴデザイン】
伊達美貴子(NHK映像デザイン部)
【キャスト】
今田美桜、 北村匠海、加瀬亮、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、細田佳央太、高橋文哉、志田彩良、中沢元紀、瞳水ひまり、ソニン、瀧内公美、戸田菜穂、二宮和也、山寺宏一、竹野内豊、松嶋菜々子、吉田鋼太郎、浅田美代子、阿部サダヲ
【主題歌】
RADWIMPS 「賜物」
【音楽】
井筒昭雄
【制作統括】
倉崎憲
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