朝ドラ『あんぱん』第8週(36話、37話、38話、39話、40話)
「めぐりあい わかれゆく」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
『あんぱん』第8週(36話、37話、38話、39話、40話)放送日
朝ドラ『おむすび』第8週(36~40話)放送日は
2025年5月19日(月)〜2025年5月23日(金)
です。
『あんぱん』第8週(36話、37話、38話、39話、40話)あらすじ
のぶ、お見合いをする
1939年(昭和14年)秋
のぶが教師になり1年半が経ちました。
のぶは子供たちの愛国心を育てるべく熱心に取り組みます。
今年20歳になるのぶに、国防婦人会の餅田民江たちから 縁談がじゃんじゃん舞い込みますが、まだのぶにその気はありません。
のぶの心が揺れたお見合いの話もありました。
機関士の制服に身を包まれた精悍な男性が写るお見合い写真。
亡き父・結太郎とも親しかった船の機関長の息子とのお見合いです。
「結太郎が引き合わせた縁談」と聞き、若松次郎とお見合いをしたのぶ。
会食が終わり2人になった時

ごめんなさい
私はまだ結婚する気がないがです
それやのに父の話を聞きとうて、のこのこ来てしまいました
ほんまにすいません
のぶが正直に謝ると、次郎も周りに急かされたと謝り、2人は笑い合います。
「ぱたごにあ丸」という大きな船に乗っている次郎の仕事の話や、のぶの教師の仕事の話がはずみ、最後に次郎はカメラでのぶを撮影しました。
その頃、嵩はのぶに謝罪の手紙を書いては丸め、書いては丸め、朝まで書き直していました。
豪の戦死
そんなある日、豪が中国で戦死したという報せが届きます。
悲しみにくれる朝田家。
蘭子は感情を失っていました。
釜次の友人、桂と天宝が言葉をかけます。

豪はお国のために命を惜しまんと戦うたがじゃ
お前の弟子に立派じゃと言うちゃれ
のぶちゃんやったら、英霊になった豪に立派じゃと言うちゃりたいじゃろ?
朝田家の人たちは黙っています。

…豪ちゃんはお国のために立派にご奉公したがです
のぶの言葉を蘭子は黙って聞いていました。
ひとり佇む蘭子を追いかけてきたのぶ。

みんなが立派やと言うたびに、何べんも何べんも聞くたびに、うちは悔しゅうてたまらん

豪ちゃんは、蘭子やうちの家族やこの国の人らのために命をかけて戦うたがや
やき、立派やとゆうちゃりなさい
豪ちゃんの戦死を誰よりも蘭子が誇りに思うちょらんと…
今は国民が1つになって、東洋の平和を叶えることが大事ながや

お姉ちゃん、本気でそう思っちゅうがえ?
児童らにもそうやって教えるがかえ?
男の子は兵隊になって戦争に行きなさい、命を惜しまず戦いなさい、 豪ちゃんみたいな名誉の戦死をしなさい、戦死したらみんなで立派やと言いましょうって
そんなの嘘っぱちや!みんな嘘っぱちや!
うちは立派らあて…決して立派らあて思わんき
心配して見に来た羽多子の胸で、蘭子は声を上げて泣き続けました。
結婚の申し込み
千尋からの手紙で豪の戦死やのぶの縁談の話を知った嵩。
手紙には「のぶさんは全て断っているそうですが、兄貴の気持ちを伝えるなら、急いだ方がえいと思います」と書かれてありました。
夕方、朝田家を訪れた次郎が、鳥を見上げるのぶの写真を持ってきてくれました。
正式に結婚を申し込む次郎。

のぶさん、私の生涯の伴侶になっていただけませんか?
断るのぶに「十年でも二十年でも待つ」と言い、次郎は航海に出ていきました。
崇、卒業へ向けて
嵩は卒業制作で銀座の絵を描いていました。

卒業制作を仕上げたら、のぶちゃんに会いに行く
今度こそ自分の気持ちをちゃんと伝える
そう決意し、健太郎にも宣言しています。
1939年(昭和14年)暮れ
嵩は柳井家に手紙を送りました。
「今、僕は全力で卒業制作に取り組んでいます。
東京高等芸術学校で学んだ歳月の集大成なので、最高傑作にします。
これを仕上げたらすぐ御免与町に帰ります。
製薬会社に就職が決まり、いろいろ 報告もしたいので」
重い荷物
その頃、のぶも手紙を受け取っていました。
それは次郎からのもので、12月20日に高知に戻った時に洋食でも食べましょうとの誘いでした。
正式に断るため、次郎に会うことにしたのぶ。
結婚しても仕事を続けてほしいという次郎に、のぶは正直な気持ちを話しました。

私は、子供らに体操や学ぶことの楽しさ、夢を持つことの大切さを教えとうて教師になりました
けんど、気がついたら兵隊さんになって、お国にご奉公する子供らを育てよりました
周りからは「愛国の鑑」やと呼ばれております
でも、妹はそんなの嘘っぱちやと
教師の自分に疑問を持っちゃったき、その言葉が突き刺さりました
それからは、子供らに愛国を説くのも本当は辛いがです
教師としても、朝田家の長女としても、宙ぶらりんで、こんな私が結婚しても次郎さんを幸せにする自信がないがです

そんなに重い荷物をいくつも担いでいたら、船やったら沈没してしまいます
お国のために自分たちがそこまで重い荷物を担ぐことはない
荷物を下ろす用意をしませんか?
その時が来たら、思い切り走れるように
戦争が終わることを見越して夢を持つことの大切さを語る次郎。
何も思いつかないと答えるのぶに、

ゆっくり考えればいいです
のぶさんは足が速いき、すぐ追いつきます
そこに少しでも僕との暮らしが入る隙間があったら、結婚してください
隙間がなかったら、その時は諦めます
次郎はまた結婚を申し込みました。
のぶ、結婚へ
次郎と別れ、ひとり歩いていると、かつて父・結太郎にも
「ゆっくり見つけたらえい、のぶは足が速いき、いつでも間に合う」
と同じ言葉をかけられたことを思い出します。
その途端、のぶは走り出します。
全速力で走るのぶは次郎に追いつきます。

とても大事なこと言い忘れました…
こんな私でよかったら…ふつつか者ですけんど、よろしゅうお願いいたします
のぶは次郎の目をまっすぐに見つめ、頭を下げました。
感動した次郎は、ずっとのぶを見つめています。
朝田家は大騒ぎですが、草吉だけは嵩の心配をしています。
その頃、嵩は教室で卒業制作の仕上げに取り掛かっていました。
そこには、小さく赤いハンドバッグを持ち、全力で駆ける女性の姿も描かれています。