5月の『あんぱん』では、ヒロイン朝田のぶと柳井嵩がそれぞれ家族や故郷を離れて暮らす
1936年(昭和11年)〜1940年(昭和15年 )1月まで約3年半の出来事が描かれます。
離れ離れののぶと嵩だけではなく、のぶの妹たちにもスポットが当てられます。
いよいよ戦争に向かう日本、大きな流れに翻弄されていく登場人物たち。
こちらでは
朝ドラ『あんぱん』
2025年5月放映分(32話〜45話)
のあらすじをご紹介いたします。
【月ごとのあらすじ】
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2025年朝ドラ『あんぱん』5月あらすじ
2025年朝ドラ『あんぱん』のあらすじを紹介いたします。
第5週 あらすじ(24話〜25話:5月1日〜5月2日)
1936年(昭和11年)
ある朝、のぶや嵩の同級生だった田川岩男が羽織袴姿で朝田家にやってきて、釜次に頭を下げています。
「蘭子さんを嫁にください!」
誰よりも驚いたのは蘭子本人でした。
蘭子は、豪に「お金持ちやし、ええ話やと思います」と言われ、話を進めてもらうことにします。
のぶは、血相を変えて帰省し、蘭子と岩男のいる喫茶店に乗り込みます。
「蘭子!早まったらいかん!」
遅れて入ってきたメイコもまくし立てます。
「蘭子姉ちゃん、言いよったやんか!
岩男さんがパン食い競争でズルした時『あんなずるい奴は、食パンの角に頭ぶつけて死んでしまえ』って!」
3姉妹は、呆然とする岩男を置いて帰宅します。
1937年(昭和12年)3月
嵩は、東京高等芸術学校に合格しました。
合格発表には、登美子がひそかに見に来ています。
第6週 あらすじ(26話〜30話:5月5日〜5月9日)
1937年(昭和12年)4月
東京高等芸術学校の図案科に入学した嵩は、上京し受験の日に出会った辛島健太郎と自由を謳歌し始めました。
嵩は、厳しい規律の中にいるのぶに「柳井嵩子」という女名で手紙を出し、東京がいかに自由で素晴らしいかを説明します。
7月
日中戦争が勃発すると、豪に召集令状が届きました。
帰省したのぶは、蘭子に豪への気持ちを伝えるよう促します。
夜、3姉妹に母・羽多子が婚礼の時に初めて顔を合わせたことを話します。
「お父ちゃんは結婚してからあてに恋をしてくれたがやって。
あても同じや、嫁いだ日に初めて会うて、それからゆっくりお父ちゃんを好きになった」
壮行会を抜け、朝田家を後にした豪を追いかける蘭子。
豪は「無事もんてきたら、わしの嫁になってください」とプロポーズしました。
そこへ羽多子が風呂敷包みを持って、パタパタ走ってやってきました。
母のはからいで、蘭子と豪は一夜をともにします。
豪のことに影響を受けたのぶは、出征した兵隊のために慰問袋を作ることを発案します。その活動が新聞に掲載されると、のぶは「愛国精神の鑑」と呼ばれ、軍国少女として認知されるようになりました。
そしてのんきな嵩の電話に腹を立てます。
第7週 あらすじ(31話〜35話:5月12日〜5月16日)
夏休み、嵩が健太郎を連れて高知へ帰ってきました。
メイコと健太郎のおかげで仲直りをしたのぶと嵩。
千尋はのぶを目で追っています。
柳井家では、嵩の絵が入選したことのお祝いが開かれ、楽しく夜が更けていきます。
東京へ帰る日、嵩はのぶが自分の絵を認めてくれたおかげで今の自分がいる、とお礼に赤いハンドバッグをプレゼントしますが、のぶは、戦地の兵隊さんのことを思うと受け取れないと断固拒否。
口論となり、嵩はそのまま東京に戻っていきました。
「愛国精神の鑑」と呼ばれるのぶは、卒業後も学校に残ってほしいと校長に頼まれます。
ですが、担任の黒井に嵩からの手紙を「ふしだら」と弾劾され、どれだけ自分が嵩に救われてきたかを実感します。
学校には残らないことを決めたのぶは
1938年(昭和13年)4月、母校「御免与尋常小学校」の先生になっていました。
第8週 あらすじ(36話〜40話:5月19日〜5月23日)
1939年(昭和14年)秋
今年20歳になるのぶは、亡き父とゆかりのある見合い相手・若松次郎とお見合いをします。
父の話を聞くためのお見合いだということを正直に話すのぶ。
そんなある日、豪が中国で戦死したという報せが届きます。
「命をかけて戦って立派だ」と皆が口を揃えて言うなか、蘭子は、
「みんなが立派やと言うたびに、何べんも何べんも聞くたびに、うちは悔しゅうてたまらん」
と感情を爆発させ、母の胸で声を上げて泣き続けました。
1939年(昭和14年)暮れ
嵩は、完成すればのぶに気持ちを伝えようと決め、全力で卒業制作に取り組んでいました。
その頃、次郎から正式に結婚を申し込まれていたのぶは、
「(夢を)ゆっくり見つけたらえい、のぶは足が速いき、いつでも間に合う」
という父と同じ言葉を次郎からかけられたことが決め手となり、申込みを受けることに。
朝田家は大騒ぎです。
何も知らない嵩は、卒業制作の仕上げに入ります。
そこには、小さく赤いハンドバッグを持ち、全力で駆ける女性の姿が描かれています。
第9週 あらすじ(41話〜45話:5月26日〜5月30日)
1940年(昭和15年 )1月
嵩は卒業制作の仕上げの段階で「チチキトク」の電報を受け取ります。
夜を徹して仕上げる嵩ですが、臨終に間に合いませんでした。
号泣し謝り続ける嵩に、千代子が寛の最後の言葉を伝えます。
育ててもらったお礼を伝えられず落ち込む嵩をのぶがなぐさめます。
お礼を言う嵩に
「うちは嵩の一番古い友達やき」
「のぶちゃん…ずっとのぶちゃんに伝えたいことがあったんだ…
僕は……やっぱりいいや
のぶちゃんの言う通り、のぶちゃんは僕の一番古い友達だから」
勇気が出せない嵩は、東京に戻る日にのぶの婚約を知りました。
抜け殻のようになった嵩が健太郎に誘われ銀座の美村屋に行くと、そこにパンを買う母・登美子の姿がありました。
2月、のぶは次郎と結婚します。
朝田家では、軍から乾パンの注文が入りますが、かたくなに作ろうとしない草吉。
頭を下げる釜次に草吉は、自分の話を聞かせました。