【ネタバレ】朝ドラ『あんぱん』あらすじ第１６週「面白がって生きえ」

朝ドラ『あんぱん』第16週（76話、77話、78話、79話、80話）

「面白がって生きえ」

あらすじをご紹介いたします。

予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方

そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。

【週ごとのあらすじ】

第１週あらすじ	第２週あらすじ	第３週あらすじ	第４週あらすじ	第５週あらすじ
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第26週あらすじ

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『あんぱん』第16週（76話、77話、78話、79話、80話）放送日

朝ドラ『あんぱん』第16週（76~80話）放送日は

2025年7月14日（月）〜2025年7月18日（金）

です。

『あんぱん』第16週（76話）あらすじ

代議士・薪鉄子

東京出張最終日。
のぶと嵩は「ガード下の女王」こと薪鉄子を見つけます。

舐めたらいかんぜよ！
ツモ！
ホンイツトイトイ東ドラ３の親倍や

薪鉄子はのぶ以上のスピード感ある「ハチキン」の女性です。

今の政治は、新憲法らや進駐軍との交渉のことばっかり取り沙汰されゆうけど、今日生きるのに精一杯の人らに目を向けるべきやき。
いの一番にやらないかんのは国民の飢餓問題。
ゆっくりしゆう暇らあてないがで。
戦後の日本はすごいスピードで変化しゆう。
あてら政治家はそれより早う進まんといかん
こうしゆう間にも、腹空かせて泣きゆう子供らがこじゃんとおる。
食料はあるところにはある。
蓄えちゅうがは戦争で悪儲けした連中や
私腹を肥やした金持ちじゃ。
それを飢えた子供たちに分配するがよ。

ガード下にいるのは、困っている人の生の声を聞くためだと早口で捲し立てます。

鉄子に質問をしながら速記でメモを取るのぶ。

のぶに興味を示す鉄子

鉄子が向かった雑居部屋には、行き場を失い仕事を求める女性たちが集まっていました。

そこにガラの悪い男たちが乗り込んできます。

男たちにカメラを向け、果敢に立ち向かうのぶ。
立ちはだかる嵩。

間一髪のところで警官が駆けつけます。

速記のメモに興味を持ち、のぶに関心を示した鉄子は、質問を投げかけます。

のぶが、何がしたいか見つかっていない、戦争中一度間違えてしまったこと、今度こそ周りに流されず自分の頭で考えたいと話すと、

若松さんやったっけ
あてのところで働かんかえ？
答えが見つかってないがやったら、あてと一緒に探してみんかえ？
あては本気やき、考えちょいて

という言葉を残して去っていきました。

八木との再会

その帰り道、のぶはカメラを子供にひったくられました。

カメラを取り返してくれ、子供に説いていたのは、嵩は戦時中の「戦友殿」八木信之介でした。

八木は子供たちに笑顔で本を読んで聞かせていました。

たかし

八木上等兵らしいな

『あんぱん』八木上等兵（妻夫木聡）のモデルはサンリオ辻信太郎と新屋敷上等兵

『あんぱん』第16週（77話）あらすじ

『あんぱん』77話あらすじです。

八木の記事

改めて八木に取材を申し込むのぶと嵩ですが、八木は取り合ってくれません。

飢餓問題に取り組んでいる鉄子について尋ねると

腹が一杯になればそれでいいのか

と答えます。

ギリギリまで八木の周囲の人たちに取材をするのぶと嵩。
八木は闇酒を売り、そのお金で食べ物を配ったり、身寄りのない子に預かり先を見つけたりしているということでした。

取材を終え、高知に戻ってきたのぶは、鉄子ではなく八木の記事を書き始めます。

鉄子に触れていないことに声を荒げる東海林。

のぶは代議士の記事を書くことが鉄子の本意ではないと説明し、嵩の「この記事は人の心を打つ」という言葉に東海林も納得します。

のぶを表紙に描いた「月刊くじら」最新号。
のぶは自分だとは気づきません。

発売から二日後
一本の電話がかかってきました。

『あんぱん』第16週（78話）あらすじ

『あんぱん』78話あらすじです。

鉄子からの電話

鉄子の電話を受けた東海林は、ひとり考え込んでいます。

鉄子が怒って電話をかけてきたと思ったのぶは東海林に謝りますが、電話の内容は意外なものでした。

鉄子はのぶの記事を絶賛し、高知新報を辞め東京で仕事を手伝ってほしいというのです。

東海林は屋台で飲みながら、嵩たちにのぶの引き抜き話を打ち明け、同じ頃、のぶもメイコに鉄子の話をしています。

メイコはのぶが幼い頃から東京に憧れてた話をします。

のぶも、鉄子とともに子供たちを救いたい気持ちを吐露しますが、高知新報に恩を返したいこと、蘭子が郵便局を退職したことを考えると、東京には行けないと話します。

メイコは「戦争がなかったら…」と考えてしまうと話します。

うち、防空壕ばっかり掘ってきたき

のぶ

きっとまだ間に合う
どんな自分に生まれたかったか、必死に考えてみようや
うちらあの夢を取り返すがやき

その時、蘭子が訪れます。

釜じいが…

『あんぱん』第16週（79話）あらすじ

『あんぱん』79話あらすじです。

釜次の死

のぶとメイコは釜次の体調を心配して朝田家に帰ってきました。

元気そうに振る舞う釜次。

のぶは、家族に鉄子からの打診を打ち明けます。

釜次に本当はどうしたいのかと問われ、返答に詰まるのぶ。

釜次は結太郎の帽子に向かって、話しかけます。

結太郎、おまん知っちゅうか
おまんは「おなごも大志を抱け」言い残いてさっさとってしもうたが、あれから羽多子さんらあがどればあ苦労したか、おまん知っちゅうか
羽多子さんは3人の娘らあを立派に育て上げたぞ

千尋から譲ってもらったラジオを聴いていると
嵩もお見舞いにやってきました。

千尋くん、おまんなんで海軍らら志願したがな
志願せんかったら兄貴の漫画もっと読めたのににゃあ

今度はラジオに話しかける釜次。

のぶは、嵩の漫画を面白いと話す釜次のために漫画を描いてほしいと頭を下げ、嵩は、釜次と朝田家の漫画を描いて釜次を笑わせました。

夕方、石屋に向いていた自分はずっと面白がって生きてきた、石屋は自分の代で終わると家族に話す釜次。

えいか？この家に縛られたらいかんぞ
おまんらも面白がって生きや
結太郎のゆうとった通りじゃ
おなごも、いや、おなごこそ大志を抱きや

あてもおなご扱いでええですろうか

当たり前じゃ

あては？

え、、えいぞ

釜次はのぶに

おまんを待ちゆう人がおったら、そこに向かうて走れ
おまんが助けたい人がおるがやったら、どればあ遠くても走っていけ
こんまい時からのぶはそういう子じゃ
なりふりかまわず走れ
間違うても転んでもえい、
それも全部面白がって生きえ

と言い残し、三姉妹は「よさこい節」を釜次に歌って聴かせます。

『あんぱん』第16週（80話）あらすじ

『あんぱん』80話あらすじです。

草吉

釜次の葬儀が行われる中、６年ぶりに草吉が姿を現します。

もうパンは焼いていないと話す草吉に、
メイコはまた草吉のあんぱんが食べたいと話しますが、断られてしまいます。

ヤムおんちゃん

そんな目で見るな
くいしんぼう三姉妹め

酒種が旅の途中で駄目になってしまったというのです。

その夜、釜次を思い出しながら窯に触れる草吉。

翌朝、草吉の姿はありません。

のぶの決意

朝田パンを再開することもできず、これからどう生計を立てていくのか途方に暮れる朝田家の女性たち。

のぶは家族を支える決心をします。

のぶ

みんなあで面白がってがんばろう！

出社したのぶに東海林は出した結論を伝えます。

お前は記者に向いちょらん

戦災孤児に思いを乗せて書くのぶの記事には客観性が足りないと言い、軍国教育を施した罪滅ぼしのつもりか、とあえて強い言葉で促します。

一晩いろいろな人の言葉を思い出しながら、東京に行く決心を固めたのぶは、羽多子や嵩たちにその思いを伝えます。

のぶ

うち、東京へ行きます

たまるかー！

たまるかー！

その時、草吉が釜次の窯を使い、とうもろこしの粉と芋のあんで焼いたあんぱんもどきを焼いていました。

美味しいあんぱんを食べ、みんなあたたかい気持ちになるのでした。

『あんぱん』八木上等兵（妻夫木聡）のモデルはサンリオ辻信太郎と新屋敷上等兵

『あんぱん』実在モデル（のぶ・嵩・千尋・次郎・結太郎・登美子・清・千代子・寛・薪鉄子）

『あんぱん』モデルとなったキャラクター

前週のあらすじ

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『あんぱん』第16週主なキャスト

76話

若松のぶ｜今田美桜
柳井嵩｜北村匠海
世良則雄｜木場勝利
アキラ｜番家玖太（子役）
タケル｜松井稜樹（子役）
のりこ｜緒方彩椰（子役）
元締め｜中條孝紀
A子｜髙田郁恵
B子｜小槙まこ
C子｜延増静美
男１｜三溝浩二
男２｜宮下幸生
警官１｜古川一勝
警官２｜粕谷吉洋
薪鉄子｜戸田恵子
八木信之介｜妻夫木聡

77話

若松のぶ｜今田美桜
柳井嵩｜北村匠海
朝田メイコ｜原菜乃華
小田琴子｜鳴海唯
岩清水信司｜倉悠貴
若松次郎（写真）｜中島歩
闇市店主｜高橋ひろし
婦人客｜倉金春
アキラ｜番家玖太（子役）
タケル｜松井稜樹（子役）
のりこ｜緒方彩椰（子役）
東海林明｜津田健次郎
薪鉄子｜戸田恵子
八木信之介｜妻夫木聡