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【ネタバレ】朝ドラ『あんぱん』あらすじ第10週「生きろ」

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朝ドラ『あんぱん』第10週(46話、47話、48話、49話、50話)

「生きろ」

あらすじをご紹介いたします。

予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方

そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。

 

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『あんぱん』第10週(46話、47話、48話、49話、50話)放送日

朝ドラ『おむすび』第10週(46~50話)放送日は

2025年6月2日(月)〜2025年6月6日(金)

です。

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『あんぱん』第10週(46話、47話、48話、49話、50話)あらすじ

草吉の戦争体験

釜次から草吉の過去を聞いている羽多子とのぶ。

銀座のパン屋で修行しているうちにもっと美味しいパンを焼きたくなり、密航船に潜り込んだ草吉は、欧州大戦(第一次世界大戦)でイギリス軍として戦場へ赴き、壮絶な体験をしていたのです。

何人も何十人の死んでいくなかで、苦しみ悶える声、人が腐る臭い。

ヤムおんちゃん
ヤムおんちゃん

でも一番辛いのは腹が減ることさ… 十分な手当もされずに死ぬ奴もいれば、ろくなものも食えずに死んでいく奴もいた
その横で俺の腹も鳴るんだ
塹壕で這いつくばって涙流しながら…それでも腹は鳴る
食うものはビスケット…まぁ乾パンしかなかった
俺の隣の仲間もSo hungry to deth.って笑いながらポケットから乾パン出して食ってて…もう一度見たら、そいつの頭が吹っ飛んでた

そんな辛い体験をした草吉に、乾パンを作ってくれと頼んだことを、のぶは悔いました。

羽多子たちは生きるために乾パンを焼き続けます。

1941年(昭和16年)12月8日
日本軍はハワイの真珠湾を攻撃し、太平洋戦争に突入しました。

4月から尋常小学校は国民学校 となり、徹底した軍国教育が始まります。

健太郎に召集令状

年が明け、製薬会社の宣伝部に勤めて1年が過ぎたころ、健太郎の作った辛いカレーを食べながら文句を言う嵩。

文句言わんで食い
今日で最後じゃけん… 赤紙が来たとよ
やけん 明日 福岡ん帰るったい
2日目のカレーは柳井君が一人占めしてよかけんね

翌朝、2人は再会を誓い合い、健太郎は福岡の実家に向かいました。

次郎の突然の帰宅

ある日の夕方、戦争の影響で航海が取りやめになり、次郎が帰ってきました。

日曜日、のぶと次郎は朝田家を訪ね、次郎のカメラで家族の写真を撮って回りました。

のぶの少女時代の話で盛り上がるなか蘭子がポツリと言いました。

お姉ちゃん 変わってしもうたね
昔は、こうと思うからまっしぐらに走りよった、突っ走りよった
周りが何と言おうと止まらんし、心のままに自由に走りよった

変われば変わるもんじゃ
そのハチキンが今じゃ『 愛国の鑑』やき

釜次の言葉にのぶは複雑な表情を浮かべます。

のぶは、帰りの電車で「戦争が終わったらしたいこと」を思いついたと話しました。

のぶ
のぶ

生徒らあに楽しい授業をしたい
立派な兵隊になれというがやのうて
それから私も次郎さんと一緒に船に乗っていろんな国に行ってみたい

夢を語るのぶに、次郎は

次の航海からはこれまでのような貿易や旅行ではなく、兵隊や軍需物資を運ぶために行くがや

と話します。

のぶの顔から表情が消えました。

正直になれないのぶ

出発の日、次郎はのぶにカメラを託します。

僕はこの戦争に勝てるとは思わん
あの大国である アメリカやイギリスと戦争して、日本が勝てるとは思えんがや

のぶ
のぶ

そんなこと言わんといてください!
そんなこと思うてはいけません!
この戦争が終わるがは、日本が勝つ時です
そう強う思わんといけません
お国のために立派なご奉公を…

次郎は旅立ちました。

のぶは本心を口にできなかったことを悔やんでいました。

のぶ
のぶ

どうか生きて帰ってきて…
こんなうちが教師やりよってええがやろうか

嵩に召集令状

嵩に高知から電報が届きます。

「アカガミ キタ スグ カヘレ」

高知に帰る前に、座間に報告する嵩。

今日は俺に付き合え

銀座の美村屋での再会以来、連絡を取り合っていた登美子にも会う予定だった嵩は、3人で会います。

たかし
たかし

軍隊でやっていけるのかな

何言ってるのよ、無理に決まってるじゃない
子供の頃から気が弱くて虫も殺さない嵩が戦争なんて、無理に決まってるでしょ
戦場なんか行ったら足が震えて一歩も前に進めないでしょ
先生もそう思われますでしょ?嵩には無理ですよね?

たかし
たかし

もっと他に言うことないの?
一言くらい母親らしいこと言ってくれても

母親だからわかるのよ、あなたみたいなのが兵隊には一番向いてないって

登美子は軍人と3回目の結婚をしていました。

のぶの反応

高知に戻った嵩は朝田家に立ち寄ります。

のぶ
のぶ

ご武運をお祈りします
お国のために立派なご奉公を

無表情で型通りの挨拶をするのぶに、嵩は切ない気持ちが込み上げます。

嵩の出征

出征の日、商店街の人たちに激励されている時です。

嵩!死んじゃだめよ!!

登美子が嵩に向かって走ってきました。

逃げ回っていいから…卑怯だと思われてもいい
何をしてもいいから…生きて…生きて帰ってきなさい!

止めようとする憲兵にのぶが

のぶ
のぶ

母親なら当然やと思います

と言い

のぶ
のぶ

嵩!必ずもんてきい!
お母さんのために、生きてもんてきい!
死んだら承知せんき!

と叫びます。

「非国民どもめ!」と連行されそうになる登美子とのぶ。

嵩は

たかし
たかし

憲兵殿!
母が 取り乱して失礼いたしました!
立派にご奉公してまいります!

と敬礼し、事なきを得ました。

それは、のぶと嵩の壁が消えていく瞬間でした。

嵩は入隊すると、同級生だったコン太こと今野康太と再会します。

そして2人は福岡の小倉連隊に送られました。

 

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