「空飛ぶかにいくら」へようこそ!

【ネタバレ】朝ドラ『あんぱん』あらすじ第22週「愛するカタチ」

スポンサーリンク
スポンサーリンク

朝ドラ『あんぱん』第22週(106話、107話、108話、109話、110話)

のあらすじをご紹介いたします。

予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方

そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。

【週ごとのあらすじ】

第1週 あらすじ 第2週 あらすじ 第3週 あらすじ 第4週 あらすじ 第5週 あらすじ
第6週 あらすじ 第7週 あらすじ 第8週 あらすじ 第9週 あらすじ 第10週 あらすじ
第11週 あらすじ 第12週 あらすじ 第13週 あらすじ 第14週 あらすじ 第15週 あらすじ
第16週 あらすじ 第17週 あらすじ 第18週 あらすじ 第19週 あらすじ 第20週 あらすじ
第21週 あらすじ 第22週 あらすじ 第23週 あらすじ 第24週 あらすじ 第25週 あらすじ
第26週 あらすじ
スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(106話、107話、108話、109話、110話)放送日

朝ドラ『あんぱん』第22週(106~110話)放送日は

2025年8月25日(月)〜2025年8月29日(金)

です。

スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(106話)あらすじ

『あんぱん』106話あらすじです。

あんぱんを配るおじさん

1964年10月。
東京オリンピックに沸く日本。
のぶと嵩、蘭子はテレビを観ながら二度と戦争にならないために何ができるかを考えています。

1966年4月。
嵩は漫画家への道を模索し続けていました。

あんぱんを配るおじさんの絵が出版社に認めてもらえず落ち込む嵩。

これはヒーローじゃなかやろ

と健太郎。

おじさんですね

といせたくや。

のぶだけは、そのおじさんの絵が好きだと励まします。

のぶの誕生日

カフェでメイコに偶然会った嵩は、会ったことをのぶには内緒にしてほしいと頼みます。

それからひと月後の5月18日。
のぶの誕生日がやってきました。

メイコが口止めされていたことを話すと、
のぶは動揺します。

帰宅した嵩はのぶや周りの人を思いながら書いた『ぼくのまんが詩集』をいう自費出版本を、のぶ、蘭子、メイコに贈ります。

内緒にしていたのは、このことでした。

八木信之介は、蘭子の置いていった『ぼくのまんが詩集』を読み、絶賛。嵩の詩の才能を見抜きます。

何も考えず、とにかく詩を書け

スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(107話)あらすじ

『あんぱん』107話あらすじです。

八木の目利き

まず、八木は嵩の絵と詩をデザインした陶器の商品を販売。
売上は好調です。

健太郎とカレーを食べながらのぶの詩を書き始めます。

たかし
たかし

漫画を描くように言葉がどんどん浮かぶんだ

さらに、八木は自身が経営する「九州コットンセンター」で出版部を作り、嵩の詩集を出版したいと声を掛けてきます。

蘭子の恋心

八木の会社の事務作業を手伝いながら子供たちと接する八木を見た蘭子は、帰りに話しかけました。

子供たちにプレゼントを渡す時、いつもあんな風に抱きしめてあげるんですか?

この世の中で子供たちが生きていくのに必要なのは、まずは栄養のある食べ物、住まい、そして音楽に物語に詩。

精神の栄養ですね。
辛いことがあってもそれがあれば乗り越えられます。

もう1つ必要なのは、人の体温だ。
あの子たちは親から無条件に与えられる温もりを知らない。

八木さんはこれまで何百人という子供たちを抱きしめてきたんですね。

そういうことになるかな。

そういう八木さんを誰か抱きしめてくれる人は?

いや俺は…

すみません、変なこと聞いて…失礼します。

詩集『愛する歌』

「ボクは愛する
光を風を
草を花を
トモダチを
愛することが
うれしいんだもん

ボクは愛する
あなたを君を
土を水をトンカツを
愛することが
うれしいんだもん」

これは…素晴らしい抒情詩でメルヘンだ

八木の熱意に押され、初めての詩集『愛する歌』を出版することになりました。

たかし
たかし

これらの詩はあまり世に知られることはないに違いない。
けれども僕にとっては愛する歌なんだという意味です。

スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(108話)あらすじ

『あんぱん』108話あらすじです。

サイン会

その後、八木の発案で行われた女性の下着売り場でのサイン会は盛況。

誰もが売れないだろうと考えていた詩集『愛する歌』は、予想を大きく上回ります。

蘭子

蘭子は八木を思いながらひとり部屋で紅をひき、

てのひらのうえに
あわいかなしみがこぼれる
にぎりしめればうすあおく
そのてのひらににじむ
とおいおもいで

つぶやきながら、豪の袢纏を見つめています。

メイコの悩み

その頃、メイコは健太郎から仕事の相談などされないことに悩んでいました。

おしゃれして健太郎さんと歩きたい。
うちらが一番綺麗やった頃、口紅にも塗れんかった。ワンピースも着れんかった。
男の人らあが町からおらんなって、うちはモンペはいて、防空壕の穴ばっかり掘りよって。
やき、うち母親になってもおしゃれして健太郎さんと街を歩きたいが。
どればあウキウキするがやろう。

「えくぼの歌」

「泣きたいとき
私がまんするの
私は泣くのが似合わないの
私はえくぼがあるから
悲しいときも
笑ったような顔になるの
いつもにこにこうれしそうね
とみんな言うけれど
えくぼのてまえ
がまんしているの
ひとりでこっそり泣けば
私のえくぼにたまる涙」

嵩がメイコのような明るい子の悲しい気持ちを表現した「えくぼの歌」を健太郎に見せると、健太郎はメイコに謝り

泣きたいときは俺ん胸で泣いてほしかとよ
メイコ…綺麗だ。
いちばん…綺麗だ。

とメイコの手を握ります。

スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(109話)あらすじ

『あんぱん』109話あらすじです。

少女

嵩は、中里佳保という小学4年生からのファンレターに「いつでも遊びに来てください」と返事を書きました。

数日後、佳保は祖父と共に柳井家を訪れます。

家があんまりボロだから…固まってただけ

サイダーないの?

今まで詩は難しいものと思ってたけど、この程度なら私にも書けるかもって思って嬉しくなった

サイダーを買いに行くのぶの代わりに、蘭子が映画の話などで意気投合。
『マイ・フェア・レディ』や『ローマの休日』の話で盛り上がります。

2人の好きな詩は「てのひらのかなしみ」。
先日部屋で蘭子がつぶやいていた詩です。

「てのひらのうえに
あわいかなしみがこぼれる
にぎりしめればうすあおく
そのてのひらににじむ
とおいおもいで
まばたいてすぎた
なつかしい愛の日
ゆびさきにいまものこる
しあわせなおもいで」

失礼な佳保ですが、大好きな父を亡くし泣いてばかりの時に『愛する歌』に救われたのだと祖父。

あなたの詩には、喜びの裏にどうしようもない悲しみが滲んでいる
きっと大変なご経験をされたのでしょう

「喜びや悲しみを共感したい」その思いが原動力になっていると嵩は答えます。

嵩からもらった似顔絵の裏にはあんぱんを配るおじさんの絵も描かれています。

さっき見た太ったおじさんはなんか好きだよ
カッコ悪いけど
やないたかし先生、めげずに書きなよ

スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(110話)あらすじ

『あんぱん』110話あらすじです。

『やさしいライオン』

1967年5月。
嵩とのぶは四ツ谷のマンションへ引っ越し、羽多子と同居を始めます。

ある日、電話に出た羽多子が大至急のラジオドラマの脚本の依頼を受けてしまいました。

以前書いた詩「やさしいライオン」をアレンジしようと思いつきます。

「やさしいライオン」は、母を失った子ライオンのブルブルと子供を失った母犬ムクムクの話です。

ブルブルは育ての親・ムクムクとの日々を忘れてしまい、後に再会するのですが…。

それをラジオで聞いたら、千代子や登美子がどう感じるか…躊躇する嵩。

悲しい結末を書き直して放送された「やさしいライオン」は、2人の母だけでなく、八木や手嶌治虫の耳にも届いていました。

 

前週のあらすじ

次週のあらすじ

スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(106話、107話、108話、109話、110話)あらすじの向こう側

『やさしいライオン』の持つ意味

「やさしいライオン」は、1967年にラジオドラマとして放送され、1969年に絵本化、その後アニメ化しています。

「やさしいライオン」がなければアンパンマンも絵本化されなかったと思う。「やなせさんの作品のなかでは、やさしいライオンがいちばんいいですね」といわれることが多い。
今見ると絵が下手くそではずかしいが、技術的に未熟な欠点を超えて多くの人に愛されてきたことは作者としてはうれしい限りである。 絵本、ステージ、紙芝居、CD-ROMと「やさしいライオン」は今も走り続けていて、すっかり古典のスタンダードになってしまった。
望外のことである。
(引用:やなせスタジオオリジナルアーカイブ

『やさしいライオン』あらすじ

昔々ある国の動物園で母親を亡くした赤ん坊のライオンがいた。空腹で痩せこけてブルブル震えていたから「ブルブル」と呼ばれていた。ブルブルは母親のいない寂しさでミルクも飲めず飢え死にしそうだった。そこで代わりの母親を探すことにした。その母親は生まれたばかりの赤ん坊を亡くしたメス犬だった。ムクムク太っていたから「ムクムク」という名前だった。こうして、ムクムクはブルブルの母親となった。ムクムクはブルブルに子守歌を歌って聞かせた。

ブルブルはムクムクから「お手」など様々な芸を教わり、すっかり犬そっくりになっていた。それから何年か経ち、ブルブルは立派な大人のライオンになっていた。ムクムクは年を取ったがまだとても元気だった。ところが、ある雨が通り過ぎた日にブルブルは水たまりに映った自分の姿を見て初めて自分が犬ではなくライオンだとわかり青ざめていた。しかし、ムクムクは「確かに私とあなたは見た目は違うけど心は同じよ」と慰めた。ブルブルとムクムクは毎日楽しく暮らしていたが、それも長くは続かなかった。ある日、ブルブルはよその動物園へ転園されることになり、ムクムクと離れ離れになってしまった。

それからまた何年かたち、ある街で開かれるサーカスにてブルブルは人気者になっていた。その日の夜、ブルブルは檻の中で懐かしいお母さんの子守歌を思い出していた。「お母さんだ!」ブルブルは叫ぶとサーカスの檻を破ってムクムクを探しに向かった。しかし、街は大騒ぎになり、兵隊たちがライオンを殺そうと銃を持って追いかけた。一方、その頃ブルブルは林の中ですっかり年を取って死にかけているムクムクを見つけた。ブルブルは懐かしいお母さんに会えて甘えていた。ところが、兵隊たちがブルブルに銃を向け、「撃て!」と隊長の掛け声とともに銃は一斉に火を噴いた。騒ぎが収まったころにはブルブルはムクムクを抱きかかえて倒れていた。

その夜、年寄りの犬を背中に乗せたライオンが飛んでいくのを見た人が何人もいたらしい。おそらくそれは遠い楽園に向かっているブルブルとムクムクなのかもしれない。

血のつながらない母と子の絆は、やなせたかしさんご自身の思いが反映していると言われています。
また、次の朝ドラ『ばけばけ』のヒロインの境遇をも想起させるかもしれません。
スポンサーリンク

『あんぱん』第22週(106話、107話、108話、109話、110話)キャスト

106話

柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
辛島健太郎|高橋文哉
いせたくや|大森元貴
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
嵩の編集長|川添野愛
辛島花|戸簾愛(子役)
カフェの店長|西村雄正
八木信之介|妻夫木聡
登美子|松嶋菜々子

107話

柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田蘭子|河合優実
辛島健太郎|高橋文哉
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
八木信之介|妻夫木聡

108話

柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
辛島健太郎|高橋文哉
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
婦人1|佐藤礼菜
婦人2|森寧々
カフェの店長|西村雄正
八木信之介|妻夫木聡

109話

柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田蘭子|河合優実
中里佳保|永瀬ゆずな(子役)
中里砂男|浅野和之

110話

柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島健太郎|高橋文哉
手嶌治虫|眞栄田郷敦
柳井千代子|戸田菜穂
八木信之介|妻夫木聡
登美子|松嶋菜々子

タイトルとURLをコピーしました