朝ドラ『あんぱん』第25週(121話、122話、123話、124話、125話)
「怪傑アンパンマン」のあらすじをご紹介いたします。
予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
【週ごとのあらすじ】
『あんぱん』第25週(121話、122話、123話、124話、125話)放送日
朝ドラ『あんぱん』第25週(121~125話)放送日は
2025年9月15日(月)〜2025年9月19日(金)
です。
『あんぱん』第25週(121話)あらすじ
低空飛行
のぶが「飛べ」と願いを込めた絵本『あんぱんまん』ですが、低空飛行が続きます。

二度とああいうものは書かないでください
担当の本間詩織にきつく言われてしまいます。
それでも、その魅力を信じるのぶ。
子供たちへの読み聞かせを続けていました。
多忙な嵩
八木の会社「キューリオ」では、『いちごえほん』が創刊され、投稿雑誌『詩とメルヘン』の売れ行きは好調です。
就学前の幼い子供たちに人気のアンパンマンの支持層を増やしたいと話す八木の応援もあり、『詩とメルヘン』でアンパンマンを連載することになりました。
アンパンマンのミュージカル化
翌春。
自社ビルを建てたり離婚したりと忙しいいせたくやが、久しぶりに柳井家にやってきました。

奥さんと仲直りできた?

無事に無事に…離婚が成立しました
のぶは売れっ子作曲家となったいせたくやに、嵩の新作『怪傑アンパンマン』への思いを語ります。
いせたくやは感激。
ミュージカルとしての舞台化を提案します。

僕が柳井さんと童謡を作り始めたのは、柳井さんがけして子供だからって馬鹿にせずに、真剣に作品を作れる人だからです。
大人にも子供の心を持った人はいますし。
この言葉で決心した嵩は、ミュージカル『怪傑アンパンマン』の制作に取り掛かり、ますます多忙を極めます。
『あんぱん』第25週(122話)あらすじ
『あんぱん』122話あらすじです。
岩男の息子
ある日、キューリオを訪ねた人物がいました。
対応した蘭子は驚きます。
その人物が、戦争で亡くなった田川岩男とそっくりだったからです。
田川和明と名乗るその人物は、岩男の息子でした。
自身の息子との接し方がわからないのだと話し、「交戦による名誉の戦死」と聞かされている父の死の真相を、八木と嵩に問う和明。
真相を知ると、リンが処刑されたかを尋ねます。

私が逃がした。

それが岩男の望みだったんだ。
最期まで岩男はその子のことをかばい続けて、息を引き取った。
戦争さえなかったら、二人は誰よりも心を許しあえたはずだ。

なぜですか…
なぜ父はその少年を庇い続けたんですか?
なぜ父は、殺されなければならなかったんですか?

それが戦争なんだよ。
ショックを受け帰っていく和明に、のぶは『あんぱんまん』の絵本を手渡します。
『あんぱん』第25週(123話)あらすじ
『あんぱん』123話あらすじです。
ミュージカル『怪傑アンパンマン』
のぶやメイコ、定年退職後の健太郎も加わり、ミュージカルの準備は着々と進んでいきました。
アンパンマン役の浜辺ヒラメ、演出家のマモ、速記でメモを取るのぶ。
『怪傑アンパンマンのテーマ』

「しらないひとはしらないが
しってるひとならしっている〜♪」
いやあ、何度読んでもこの歌詞、当たり前ですね〜
ピアノを弾きながら、『怪傑アンパンマンのテーマ』の曲にアレンジを加えていくいせたくや。
嵩の歌詞で好きなフレーズがあるとのぶに話します。

「ぼくのいのちがおわるとき
ちがういのちがまた生きる」
当たり前のこと、ちゃんと忘れないようにしないと

例えば戦争で心に傷を負った人、戦争で大切な人を失った人たちが、それでも人生捨てたもんじゃないって思えるような、少しだけでもいいので心は軽くなるような、そんなミュージカルにしてほしいです。

そんなミュージカルにしましょう!
「アンパンマンアンパンマン
やきたてのほーかほか
アンパンマンアンパンマン
うまいぞアンパンマン♪」
いせたくやは明るく歌います。
稽古は3ヶ月続きますが、チケットの売れ行きは芳しくありません。
そんななか、舞台のチラシを受け取ったのぶの弟子の星子が目を輝かせています。
『あんぱん』第25週(124話)あらすじ
『あんぱん』124話あらすじです。
草吉にお願いするのぶ
ミュージカル初演の2日前の深夜。
のぶは蘭子と草吉の働くパン工場に向かっています。
驚く草吉に、草吉のあんぱんで公演を盛り上げてほしいと頼みますが、断られてしまいます。

自分の顔食われてニコニコ笑ってるパンのバケモノだろ?怪物じゃねえか。

メルヘンやき。

おばけだろ!
自分の顔を食べさせて、帰りは顔がないのに飛んでいくんだよな?首から上のない生命体なんて怪物だろうが。

顔がなくなったら、パン作りのおんちゃんがまた顔を焼いてくれるがやき。

1回その親父連れてこい!

ヤムおんちゃんは、メルヘンの世界がなんちゃあわかっちゃーせん。
おんちゃんは妖精ながよ!

アンパンのバケモノと親父の妖精?
どうかしてるぞ。
アンパンマンもお前もどうかしてるぞ。
ミュージカル『怪傑アンパンマン』初日
初演当日。
最初こそガラガラの客席でしたが、茶道教室の弟子・星子が現れ、のぶの読み聞かせを聞いていた子供たちも、続々つめかけます。
『あんぱん』第25週(125話)あらすじ
『あんぱん』125話あらすじです。
大成功
田川和明親子も現れ、舞台は大盛りあがり。メイコもコーラスに参加し、大成功のうちに幕を閉じました。
アンパンマンのモデル
そこへ現れたのは、八木の注文で、アンパンマンの顔入りあんぱんを山盛り届けにきた草吉でした。
久しぶりの嵩との再会。

お前も随分老けたな〜
2人は戦争の経験を語り合い、生きていたことに感謝。

なあ、絵本のアンパンマン。
顔がまんまるい…あれ誰かに似てねえか?

あの丸い顔は千尋を思い出して描いたんです。

千尋はシュッとした美男子だろ?

小さい頃の千尋です。
和明
ミュージカルで、岩男の息子・和明父子の姿を見かけたのぶは追いかけて声を掛けました。駆けつけた嵩も頭を下げます。

私は今日の舞台を見て、柳井さんがこの作品に込めた優しさのようなものを受け取りました。
そして、戦場で父が少年に抱いた感情も、少しだけわかって行けるような気がするんです。
父の墓に嵩が花を供えていたことに改めて感謝をし、和明は帰っていきました。
『あんぱん』第25週(121話、122話、123話、124話、125話)あらすじの向こう側
絵本アンパンマンがミュージカルとなりバイキンマンなどキャラクターが誕生した経緯をご紹介いたします。
アンパンマンのヒーロー像
「アンパンマンって何ですか?やなせサン」
ある日、いずみたくさんはそんな疑問を投げかけます。
「たくチャン、それはね、スーパーマンをはじめ、何とかマンというのは、皆、残虐で血ばかり流している。それが嫌いだから、ヒューマンなスーパーマンを考えたんだ」
ミュージカル「怪傑アンパンマン」
その言葉を聞いたいずみたくさんは
1976年、ミュージカル「怪傑アンパンマン」を作り、いずみたくさんの劇場で上演しました。
とても評判が良く、全国に巡業し始めると、やなせたかしさんは、ジャムおじさんやバタコさんなど、どんどん新キャラを生み出します。
2作目、3作目と続くうち、ドキンちゃんやおにぎりマン、テンドンマン、釜飯どんとさらにキャラクターが増えていきました。
その様子を間近で見ていたいずみたくさんは、
アンパンマンを作ったのは、ジャムおじさんではない、やなせたかしサンなのだ。
(引用『新ドレミファ交遊録』いずみたく著)
と断言します。
『あんぱん』第25週(121話、122話、123話、124話、125話)キャスト
121話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
いせたくや|大森元貴
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
本間詩織|平井珠生
八木信之介|妻夫木聡
122話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
いせたくや|大森元貴
浜辺ヒラメ(アンパンマン役)|浜野謙太
マノ・ゴロー|伊礼彼方
粕谷将暉|田中俊介
田川和明 岩男(回想)|濱尾ノリタカ
古川マモル(ヤルセ・ナカス役)|西山潤
ギリギリ博士|井上一馬
小宮ミカ(ミルカ役)|佐竹桃華
ジャムおじさん|ボブ鈴木
ゴリラマン|吉田雄
今野康太(回想)|櫻井健人
リン・シュエリャン(回想)|渋谷 そらじ(子役)
八木信之介|妻夫木聡
123話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
辛島健太郎|高橋文哉
いせたくや|大森元貴
中尾星子|古川琴音
浜辺ヒラメ(アンパンマン役)|浜野謙太
マノ・ゴロー|伊礼彼方
粕谷将暉|田中俊介
古川マモル(ヤルセ・ナカス役)|西山潤
小宮ミカ(ミルカ役)|佐竹桃華
ギリギリ博士|井上一馬
ジャムおじさん|ボブ鈴木
ゴリラマン|吉田雄
田川和明(回想)|濱尾ノリタカ
八木信之介|妻夫木聡
屋村草吉|阿部サダヲ
124話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
辛島健太郎|高橋文哉
いせたくや|大森元貴
中尾星子|古川琴音
田川和明|濱尾ノリタカ
カフェの店長|西村雄正
浜辺ヒラメ(アンパンマン役)|浜野謙太
マノ・ゴロー|伊礼彼方
田川和明|濱尾ノリタカ
古川マモル(ヤルセ・ナカス役)|西山潤
小宮ミカ(ミルカ役)|佐竹桃華
ギリギリ博士|井上一馬
ジャムおじさん|ボブ鈴木
ゴリラマン|吉田雄
カフェの店長|西村雄正
田川明男|橋本則行
原春奈(子役)
八木信之介|妻夫木聡
屋村草吉|阿部サダヲ
125話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
辛島健太郎|高橋文哉
いせたくや|大森元貴
中尾星子|古川琴音
浜辺ヒラメ(アンパンマン役)|浜野謙太
マノ・ゴロー|伊礼彼方
田川和明|濱尾ノリタカ
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
古川マモル(ヤルセ・ナカス役)|西山潤
キリギリ博士|井上一馬
カフェの店長|西村雄正
小宮ミカ(ミルカ役)|佐竹桃華
ジャムおじさん|ボブ鈴木
ゴリラマン|吉田雄
田川明男|橋本則行
柳井千尋(回想)|平山正剛(子役)
原春奈(子役)
八木信之介|妻夫木聡
屋村草吉|阿部サダヲ