こちらでは2025年朝ドラ『ばけばけ』に出てくるゆかりの地をご紹介いたします。
『ばけばけ』を観て気になられた方や観光をされる方の参考になりましたら幸いです。
朝ドラ『ばけばけ』松江城(Matsue-Castle)
松江城
松野家・雨清水家のモデルの稲垣家・小泉家は、上級士族の屋敷が立ち並ぶ松江城の侍町、堀の横にありました。
小泉家は、侍町東隅の南田町にある、間口32メートル、奥行き60メートルの大きな屋敷。
お堀を背に門越しに松江城を望んでいました。
稲垣家は、松江城の西の内堀と外堀(四十間堀)との間の堀の東側の土手に面していたと考えられています。
松江城は、堀尾吉晴が築城した五層の城で、
日本に現存する数少ない江戸時代の城の一つです。
時間 | 4月1日〜9月30日 8:30〜18:00(受付終了17:30) 10月1日〜3月31日 8:30〜17:00(受付終了16:30) |
料金 | 大人800円 小中学生400円 |
住所 | 〒690-0887 島根県松江市殿町1−5 |
アクセス | ・JR松江駅から徒歩27分 ・JR松江駅北口からバスで10分 |
時間に合わせていろいろなコースが提案されていて、とても楽しめる松江城。お掘を舟で巡ることもでき、船頭さんの解説で城下町への興味もUP☆
すぐ近くに「小泉八雲記念館」「小泉八雲旧邸」もありますので、合わせていきたいですね。
朝ドラ『ばけばけ』八重垣神社(Yaegaki-jinja-Shrine)
(出典:八重垣神社公式サイト)
八重垣神社には、実際にトキの実在モデル小泉セツさんが女友達2人と訪れています。
この神社は、八岐大蛇を退治したと伝わるスサノオノミコトその妻稲田姫、その息子のがアオハタサクサヒコノミコトが祀られており、恋愛や結婚に霊言あらたかと言われています。
社を参拝した後、セツさんたち3人は森の奥にある鏡の池に向かい、ドラマと同じ占いをします。
この池の水はとてもきれいに透き通っており、底に住むイモリまでもはっきり見ることができました。
一厘銭と紙に染み込んだ水の重みで舟が沈み、水底のイモリがその舟に触れてくれれば、神社の神々に良縁祈願が聞き届けられたと言い伝えられています。
ドラマと同じように、友達の舟は近くに沈み、セツさんの舟だけが遠くに流れていきます。
それからまもなく2人の友達は、近所の男性との縁談がまとまり、セツさんは、隣の鳥取県の士族を婿に迎えるのですが、最終的に遠い外国から来た小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)さんと結ばれます。
(出典:八重垣神社公式サイト)
小泉八雲さんは、この八重垣神社の聖木である玉椿の老木や鏡の池に興味を抱き、その様子や神社を訪れる人々の様子などについても書き残しています。
時間 | 9:00〜17:00 |
住所 | 〒690-0035島根県松江市佐草町227 |
アクセス | ・山陰道(松江道)松江中央ICから車で6分 ・JR松江駅から車で15分 ・JR松江駅4番乗り場からバスで20分 |
朝ドラ『ばけばけ』清光院(Sekoin Temple)
清光院は、市街地西の丘のふもとにある曹洞宗のお寺です。
謡曲「松風」を謡うと、芸者「松風」の幽霊が現れると伝えられています。
江戸の終わり頃、松江大橋の南、和多見町というところに、「松風」という人気芸者が暮らしていました。
松江大橋の北側に住む相撲取りと恋仲だったのですが、ある若侍につきまとわれるようになります。
ある夜、松風がいつもどおり相撲取りの家から帰る途中、松江大橋の近くで若侍と出くわしてしまいました。
言い寄ってくる若侍から逃げる松風。
松風は橋を渡らず、路地へ隠れますが、橋を渡らずには家には戻れません。
松風は、知り合いの住職のいる清光院で夜を明かそうと思いつき、寺に向かいます。
ところが寺の近くで若侍に見つかってしまいます。
邪険にされ怒り狂う若侍。
松風は振り切るように石段を上りますが、追いつかれて背後から斬られてしまいました。
松風は力を振り絞り石段を上りきるものの、位牌堂の階段を上る途中でこと切れました。
翌朝、松風はそのまま清光院に葬られますが、べったりと血が染み込んだ位牌堂の階段だけは、いくら拭いても血の跡が消えることはなく、女幽霊が現れるようになった、と噂されています。
石段を上りきると、四脚の山門が現れ、位牌堂(開山堂)は山門の右手です。
住所 | 〒690-0875 島根県松江市外中原町清光院下194 |
アクセス | ・JR松江しんじ駅から徒歩9分 ・清光院下バス停からすぐ |