朝ドラ『ばけばけ』
第20週(96話、97話、98話、99話、100話)
「アンタ、ガタ、ドコサ。」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『ばけばけ』をもっと深く楽しみたい方
『ばけばけ』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
朝ドラ『ばけばけ』第20週(96話、97話、98話、99話、100話)放送日

朝ドラ『ばけばけ』第20週(96~100話)放送日は
2026年2月16日(月)〜2026年2月20日(金)
です。
朝ドラ『ばけばけ』第20週(96話)あらすじ

大所帯
1892年(明治25年)熊本での新生活が始まり3ヶ月。
トキとヘブン、司之介とフミ。
これまでの松野家に加えて、新たに松江から書生としてついてきた教え子の錦織丈(杉田 雷麟)と正木清一(日高 由起刀)。
2人は、ヘブンの勤務先である第五高等学校に通っています。
朝食は、トーストとコーヒーの洋食のほか、トキの好きなしじみ汁や司之介の好きな蓮根の煮物など。
熊本で雇い入れた女中のクマ(夏目透羽)が、家事を取り仕切り、朝食も用意してくれます。
ヘブンの同僚
学校で、同僚・ロバート・ミラーに熊本について尋ねられたヘブン。
熊本には古き良きものがなく、西洋と変わらないと答えます。
ヘブンは熊本で書きたいものが見つかっていませんでした。
それを聞いた、もう1人の同僚・作山(橋本淳)は

日本の未来は明るい。もっと豊かで西洋諸国と肩を並べる強い国になりますよ。
と話します。
朝ドラ『ばけばけ』第20週(97話)あらすじ
荒金九州男
穏やかすぎる日々のなか、居間に貯めていたタンス預金がすべてなくなりました。
司之介が持ち出し、からしというからし、蓮根という蓮根を仕切っている荒金九州男(あらがねくすお:夙川アトム)という相場師に託したのでした。

わしは「荒い金使いをする九州の男」と書いて荒金九州男たい。
家事も仕事もしなくなり、穏やかで退屈な日々を過ごす一家が、ヒリヒリした日々を送りたいと感じ始めているなか、ヘブンもまた、原稿を書けなくなっていました。
朝ドラ『ばけばけ』第20週(98話)あらすじ
タンス預金
後日、小豆相場で5倍になったタンス預金を見て、司之介は言います。

増えたらいけんのじゃ!
金を全て失って、大借金を抱えて、どん底に落ちる。
そげして、昔長屋におった時のようなヒリヒリとした、尻に火がついた張り合いのある暮らしを送ろうと思って、お主に託したというのに。
お主の怪しさを信じて借金までしたのに、おかしいじゃろう。
借金させちょくれ…わしの尻に火をつけちょくれ…尻に…尻に…。
焼き網事件
増えすぎたお金は、タンスに収まりません。
家族に司之介が事情を話していると、パンを焼く網が見当たらないとクマ。

誰かに盗られたんではないかと。
正木の推理が始まります。
朝ドラ『ばけばけ』第20週(99話)あらすじ
正木探偵の推理

焼き網を盗んだ人が、この中にいる。

近頃の皆様を見ていると、誰が盗んでもおかしくないなと…。
ではまずは、おじ様。
おじ様は朝にトーストを召し上がりたくない。
今朝トーストが食べられないと聞いて「よし白い米がを食える!」と誰よりも喜んでおられた。
さらにタンスから金を拝借したという事実。
そして先ほど、ご自分がタンスを空にしていったおかげで泥棒が金の代わりに焼き網を盗んだとおっしゃっていた。ご自身の行いを正当化するため、そしてトーストを避け白い米を食べるために焼き網を盗んだと。充分考えられるのではないでしょうか。

続いておば様。
おば様は、おクマちゃんに家事をやらせてもらえず退屈されている。落ち込んでもいらっしゃる。でも、おクマちゃんを辞めさせるわけにもいかない。
その鬱憤がたまり、つい出来心から焼き網に手を出してしまった。
おクマちゃんが困る姿も見ることができるわけですしね。

おトキさんも同じです。
おクマちゃんに家事を取られて退屈されている。
先日は「あんたがたどこさ」まで奪われてしまった。
ご自身、そしておば様への仇討ちとばかり焼き網を盗んだとしても。

続いてヘブン先生。
実は松野の皆さんがトースト気に入っていないのは、先生は気づいておられる。
家族思いの先生は一家がバラバラになることを恐れ、焼き網を盗み、揉め事が起きないようにした。

そして丈。
お前はおクマちゃんと仲がいい。1人でトーストを焼く大変さも知っている。おクマちゃんが毎朝苦労したり怒られたりしなくてすむと。丈にしては浅はかだが、おクマちゃんのために盗んだ可能性はある。

そしておクマちゃん。
毎朝人数分トースト焼くのは大変だ。焦がして怒られたこともある。だったら盗まれたと嘘をついて捨ててしまおう。
これは、なくはない話だよね。
焼き網を好きに触れるのもおクマちゃん、君だけだ。

ただ、その事実を利用して彼女を陥れるために誰かが盗んだとも考えられますけどね。
俺ももちろん可能性はある。
実はおじ様と同じくトーストがあまり好きではない。
なので探偵ぶって皆さんに目を向けている裏で、実は犯人なんでした、なんてこともあり得るでしょう。
私の見解は以上になります。ご清聴ありがとうございました。

マサキタンテイ、ゴクロウサマ。
ケド、キクシテテ、ココロ、イタイ、イタイ。
家族全員が容疑者となり、ギスギスする一家。
朝ドラ『ばけばけ』第20週(100話)あらすじ
優しい嘘
クマは、家族がギスギスしているのは自分のせいだ、女中を辞めたいと申し出ました。
すると、突然、錦織丈がクマのいない時間に懐中時計が紛失したと言い出します。
これは、クマを助けるための嘘でした。

彼女はいい子だし、頑張ってるし。
この家に来るまで、しなくてもいい苦労もいっぱいしてきたって聞いてるだろう。
もちろん彼女が焼き網を盗んだり捨てたりしてたら、それを良くないことだと思う。
でもそんなことで辞めてほしくないし…うん、辞めてほしくない。
それにこの家で揉め事をいざこざがあるのも嫌だし。
その言葉を聞いた正木も財布がないと言い始めます。
懐中時計も財布もすぐに見つかり、そそっかしさを笑い話にする2人。
クマに笑顔が戻ります。
2人の優しい嘘にヘブンは大興奮。

I hate lies …but yours -they’re good lies.
スバラシ!スバラシ!
創作意欲爆誕
何かに気づいたヘブンは、書斎に駆け込みます。

オモシロイ!ジョウノウソ!マサキノウソ!
クマモト、ナニモナイ、ソレモ、ウソ。
ニホンジン、ココロ、アリマス。
一心不乱にペンを走らせるヘブン。
翌朝、クマは隙間に落ちていた焼き網を見つけ、トーストを焼きました。
1891年11月
小泉八雲さんは、熊本第五高等学校へ転勤になりました。
熊本での月給は、松江時代の倍になり、
・小泉八雲(当時ラフカディオ・ハーン)
・妻「稲垣セツ」
・養父「稲垣金十郎」
・養母「稲垣トミ」
・養祖父「稲垣万右衛門」
・松江時代からの女中「お米」
・熊本で雇った女中「お梅」
・お抱え車夫
・松江の西洋料理店から引き抜いた料理人「松」
と、大所帯となりました。
また、稲垣家の親戚(稲垣トミ甥「高浜信喜代」)など、居候も受け入れていたので、賑やかだったようです。

