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【京都市内】2024大河ドラマ『光る君へ』ロケ地とゆかりの地9選

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2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」のロケ地やゆかりの地をご紹介します。

予習して「光る君へ」を観たい方や京都観光をされる方の参考になればと思います。




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「光る君へ」ロケ地&ゆかりの地:京都市内編

ではさっそく「光る君へ」のロケ地やゆかりの地を紹介していきます!

平安神宮(へいあんじんぐう):クランクインのロケ地

出典:平安神宮公式サイト

大河ドラマ「光る君へ」クランクインのロケ地となった平安神宮は、平安遷都1100年を記念して1895年(明治28年)に創建されました。市街地が幕末の戦乱で荒廃した上、首都が東京に遷ったことにたいへんなショックを受けた京都の人々。そこで古き良き京都の復興と平安の祈りを込めて創建されたのが平安神宮です。

日本三大大鳥居の一つである大鳥居、境内の入り口にある應天門、本殿南側の大極殿(だいごくでん)、東西の蒼龍楼と白虎楼は必見です。

(白虎楼は道長(柄本佑)が弓矢の鍛錬をする初回放送シーンで登場しています)

平安京にも左近の桜、右近の橘もありますので探してみてくださいね☆

4つの神苑は随一の美しい日本庭園(小川治兵衛作)で、「細雪」の作者、谷崎潤一郎をはじめ多くの著名人が愛でた桜の名所としても有名です。
6月上旬の無料開放日には花菖蒲(西神苑)も見頃を迎えます。

また、歴史的には、臥竜橋(がりゅうきょう)という飛び石の橋(中神苑)が見どころで、
実は、豊臣秀吉が京都の鴨川にかけた三条大橋・五条大橋の橋脚を輪切りにしたものを並べて作られています。歴史的事件と関わる橋が使われているとは感慨深いですね。

周辺には美術館も立ち並び、文化的な雰囲気が漂う人気スポットです。

 

名称 平安神宮   (HEIANJINGU SHRINE)
営業時間 8:30~17:30
地図
住所 〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
アクセス ■名神高速道路「京都東IC」より約20分
(三条通りを西へ進み、「神宮道」交差点を北へ右折)
■地下鉄東西線「東山駅」徒歩10分
■京阪鴨東線「三条駅」「神宮丸太町駅」より徒歩15分
■JR「京都駅」より約30分
(市バス5系統・100系統・110系統)
■阪急「河原町駅」より約20分
(市バス5系統・46系統・32系統)
入場料 大人600円、小人300円(6月上旬、9月19日無料開放)
TEL 075-761-0221

平安神宮公式サイト

京都御所(きょうとごしょ):紫式部の職場


左近の桜、右近の橘
出典:一般財団法人国民公園協会ホームページ

794年に平安京に遷都されてから明治維新までの間、天皇一家が住まわれていたのが京都御所です。
紫式部にとっては職場です。
中宮に仕え、雅な貴族社会の中で生きた現場でもあります。

この旧皇居は大火事の翌年1855年に再建され一般公開されています。
御所の周りの京都御苑も公園として憩いの場となっています。

見どころ満載の京都御所ですが、御車寄(おくるまよせ)、諸大夫の間(しょだいぶのま)、新御車寄(しんみくるまよせ)、紫宸殿(ししんでん)、清涼殿(せいりょうでん)、御常御殿(おつねごてん)、御台所跡(おだいどころあと)を回る、宮内庁の職員によるガイドツアーが無料で行われています。予約不要で効率的に回れると好評です!

出典:宮内庁ホームページ

また、清所門を入ってすぐの休憩室では、ここでしか買えないお土産があるのでぜひ立ち寄ってみていただければと思います。

(当時の御所は現在の京都御所より西の「千本丸太町」あたりに在り、今でも「大極殿跡」「平安宮内裏跡」などの印が町中にあります。隠れミッキー的な要素満載です!)

 

名称 京都御所  (KYOTO IMPERIAL PALACE)
営業時間 9:00~17:00(月曜定休)
地図
住所 〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑3 京都御苑
アクセス ■名神高速道路「京都東IC」より約30分
■地下鉄烏丸線 「丸太町」より徒歩20分
■京阪鴨東線「出町柳駅」「神宮丸太町駅」より徒歩13分
■市バス「烏丸今出川」より徒歩5分
■JR京都駅から約23分
(市バス4・17・205系統)
入場料 無料(事前申し込み不要)
TEL 075-211-1215

宮内庁京都御所公式サイト

盧山寺(ろざんじ):紫式部の家


出典:廬山寺公式サイト

京都御所の東側、寺町通りにある廬山寺は、元は紫式部の曾祖父の邸宅であり、紫式部が夫・藤原宣孝と結婚生活を送り、源氏物語を執筆した地として知られています。

本殿の入り口には
「めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月影」
という紫式部の歌碑があります。「源氏庭」という白砂と苔の庭も趣があり、
京都御所を訪れるならセットで見て回りたいですね!

名称 廬山寺 (ROZAN-JI  TEMPLE)
営業時間 9:00~16:00(月曜定休)
地図
住所 〒602-0881 京都市上京区寺町通り広小路上る北之辺町397
アクセス ■名神高速道路「京都東IC」より約30分
■地下鉄烏丸線「今出川駅」「丸太町」より徒歩5分
■京阪鴨東線「三条駅」「神宮丸太町駅」より徒歩15分
■市バス「烏丸今出川」より徒歩5分
■JR京都駅から約25分
(市バス4・17・205系統)
拝観料 500円
TEL 075-231-0355

廬山寺公式サイト

土御門邸跡(つちみかどていあと):藤原道長の邸宅

出典:一般財団法人国民公園協会ホームページ

右大臣、左大臣の位に就き、3代にわたる天皇のもとに娘を入内させるなど天皇家の外戚として権力を思いのままにふるった藤原道長。

栄華を極めた時に詠んだ

”この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば”

という歌はあまりにも有名です。

この歌が詠まれたのは、寛仁2年(1018年)10月16日。
土御門邸で催された月見の宴でのことでした。

長女彰子は一条天皇の中宮、次女妍子は三条天皇の中宮。そしてこの日は道長の三女威子が後一条天皇の中宮になった日です。
3人の娘を天皇に嫁がせた道長にとって、すべてを手に入れた万感の思いがあったのでしょう。

このあたりは当時いわゆる高級住宅街で、さぞ華やかな宴が開かれていたと思われますが、現在の土御門邸は、現在の京都御苑の界隈に駒札が立っているだけです。

京都御苑の中、仙洞・大宮御所の北側にあり、まひろ(紫式部)の家のあった廬山寺ととても近いことがおわかりいただけるかと思います。


kyotogyoen_map_jp

住所:〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑

 

 

雲林院(うんりんいん):紫式部の晩年の家

雲林院は、紫式部が晩年を過ごした場所だと言われています。
源氏物語にも主人公・光源氏が藤壺に拒まれて出家しようと雲林院にこもるという話が出てきます。

元は平安初期に淳和天皇(じゅんなてんのう)の離宮「紫野院」として建てられ、その後も天皇や親王に受け継がれたのち、僧正遍昭(そうじょうへんじょう)に託されて官寺となった歴史があります。この僧正遍昭は、歌仙としても有名です。

見どころは本尊・十一面千手観世音菩薩を安置する観音堂。

これやきく 雲の林の寺ならん

花を尋ねるこころやすめん 西行

(歩いて20分ほどのところに世界遺産・金閣寺もありますよ!)

名称 雲林院 (UNRIN-IN  TEMPLE)
営業時間 9:00~16:00
地図
住所 京都市北区紫野雲林院町23
アクセス ■名神高速道路「京都東IC」より約20分
京都市街より車で20分
■地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」「北大路駅」より車で5分
「今出川駅」より車で7分
■京阪鴨東線「三条駅」「神宮丸太町駅」より徒歩15分
■市バス「大徳寺前」より徒歩3分
■JR「京都駅」より
(市バス101系統・205系統・206系統)
■阪急「四条河原町駅」より
(市バス12系統・205系統)
拝観料 無料
TEL 075-431-1561(電話はお控えください)

小野篁卿墓・紫式部墓所(おののたかむらきょうのはか・むらさきしきぶぼしょ):紫式部のお墓

写真AC

小野篁(おののたかむら)という人は、平安時代の公卿、歌人で閻魔大王の補佐役をしていたという噂がありました。

刺激的な内容の「源氏物語」を書き人々の心を惑わせたという理由で紫式部は死後、地獄に落ちたと伝えられており、小野篁のとりなしで罪を許してもらえるよう源氏物語ファンが小野篁のお墓の隣に紫式部のお墓を移したといわれています。
(紫式部のお墓はもともと雲林院の境内にあったそうです)

紫式部墓所の石碑の裏にムラサキシキブという植物が植わっていおり、風情を感じられる場所です。

雲林院からも近いので、併せてどうぞ!

名称 小野篁卿墓・紫式部墓所
(GRAVE OF MURASAKI,SHIKIBU & ONO no TAKAMURA)
営業時間
地図
住所 〒603-8165 京都府京都市北区紫野西御所田町(堀川北大路下ル西側)
アクセス ■名神高速道路「京都東IC」より約20分
(三条通りを西へ進み、「神宮道」交差点を北へ右折)
■地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」2番口「北大路駅」5番口より徒歩11分
「今出川駅」2番口より徒歩21分
■市バス「堀川鞍馬口」より徒歩1分
市バス「北大路堀川」より徒歩2分
入場料 無料
TEL

 

元慶寺(がんけいじ):花山天皇が出家した寺

868年(貞観10)歌人としても有名な遍昭僧正が建立した天台宗のお寺、元慶寺(がんけいじ)。

花山天皇が若くして出家した寺として知られています。
花山天皇は”花山法皇”となられ、こちらに宸影が安置されています。

本堂扉の菊花の紋章をぜひご覧ください。

菊花の紋章が花山法皇のゆかりの寺だと言うことを指し示しています。

(当時のお寺は応仁の乱で罹災し現在の建物は安永年間の再建とされています。)

毎月8日に写経会を行っているそうです!(9:00~16:00 随時1000円)

※北側にあるJRの線路を越え20分ほど歩けば大乗寺があります☆

 

名称  元慶寺(gankeiji-temple)
営業時間 8:00~17:00
地図
住所 〒607-8476 京都府京都市山科区北花山河原町13
アクセス ■地下鉄東西線「御陵」下車、出口3番より徒歩20分
■京阪バス(1時間1本)「北花山」下車、徒歩5分
拝観料 無料
TEL 075-581-0183(電話はお控えください)

伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ):ライバル清少納言の参詣


写真AC

映えスポットとしても有名な伏見稲荷大社は、伏見稲荷神社の総本宮。本殿の奥に進むと鮮やかな朱塗りの鳥居「千本鳥居」が限りなく続きます。
千本鳥居を抜け「奥の院(奥社奉拝所)」の先には稲荷山があり、紫式部のライバル清少納言が「お山巡り(参詣)」をしたことでも有名です。

「光る君へ」13話でも、佐々木蔵之介さん演じる藤原宣孝がお山巡りをしたというエピソードが登場します。

名称 伏見稲荷大社  (FUSHIMI INARI TAISHA)
営業時間 24時間
地図
住所 京都府京都市伏見区深草薮之内町68
アクセス ■名神高速道路「京都南IC」より約20分
■阪神高速道路「上鳥羽出口」より10分
■京阪本線「伏見稲荷駅」「神宮丸太町駅」より徒歩15分
■市バス「稲荷大社前」より徒歩7分
■JR「京都駅」より約5分
■JR「稲荷駅」すぐ
入場料 無料
TEL 075-641-7331

伏見稲荷大社公式サイト

 

晴明神社(せいめいじんじゃ):安倍晴明のゆかりの神社


(出典:晴明神社公式サイト

創建は、寛弘4(1007)年。
平安時代中期の天文学者である安倍晴明の偉業を讃えた一条天皇の命により、安倍晴明の屋敷跡に社殿が設けられました。

「光る君へ」ではユースケ・サンタマリアさんが安倍晴明を演じられます。

安倍晴明は一条天皇を993年に禊を行うことで治したり、1003年に藤原道長から雨乞いを命じられ雨を降らせたり、信頼を集めるようになったことが道長の日記『御堂関白記』などの当時の貴族の日記にかかれています。

(出典:晴明神社公式サイト

晴明が念力により湧出させた井戸「晴明井」は病気平癒のご利益があるとされ、湧き出す水は現在でも飲むことができます。

※晴明の邸宅は『大鏡』によると土御門町口付近、『今昔物語集』によると土御門西洞院北東(現在の京都市上京区土御門町・菊屋町)にあったとされています。

生誕地とされる大阪市阿倍野区にも「安倍晴明神社」があるように、各地に晴明を冠する神社があります。

 

晴明神社  (SEIMEI  SHRINE)
営業時間 9:00~17:00(授与所は16:30まで)
地図
住所 〒602-8222 京都府京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)
アクセス ■地下鉄烏丸線「丸太町」より徒歩12分
■京阪鴨東線「三条駅」より市バス
12番59番「堀川今出川」下車 徒歩約2分より
■阪急 烏丸駅、地下鉄 四条駅より
市バス12番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ
■JR京都駅より
市バス9番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ
入場料 無料
TEL 075-441-6460

晴明神社公式サイト

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