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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第14話あらすじ

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こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ

『光る君へ』の第14話「星落ちてなお」のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

 

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大河ドラマ『光る君へ』第14話 あらすじ

再会

土御門邸。
帰宅した 道長(柄本佑)と目が合ってしまったまひろ(吉高由里子) は動揺し、振り返らずに屋敷を出ていきます。
道長はまひろのことを考えると、妻の倫子(黒木華)や愛らしい彰子の姿も目に入りません。

まひろが 土御門邸でも仕事を断られたと聞いた乳母のいと(信川清順)は、家計を助けるために暇を願い出ます。 夫と子を亡くし行くあてがないいとに為時(岸谷五朗)は
「ここはお前の家だ、ここにおれ」と遺留し、涙を流すいと。

後継者指名

衰弱が進む兼家(段田安則)は3兄弟を前に

関白を辞し、出家いたす
わしの跡は長男・道隆とする

と宣言します。
すると、父のために、兄を超えるために、手を汚し尽くしてきた道兼(玉置玲央)は

父上は正気を失っておられる

と言いますが

お前のような人殺しに一族の長が務まると思うか
これからも道隆を助けて汚れ仕事を続けるか、それが嫌なら去れ!

と一蹴され、絶望します。

この老いぼれが…
とっとと死ね!!

兼家の死

兼家の妾・寧子(やすこ・財前直見)は、兼家との息子・道綱(上地雄輔)を出世させるため衰えた兼家の耳元で息子の名前を繰り返します。
道綱は呆れますが、兼家が突然「蜻蛉日記」で寧子が詠んだ歌を口ずさみ、思い出を噛みしめるのでした。

嘆きつつひとり寝(ぬ)る夜のあくる間いかに久しきものとかは知る…
(嘆きながら一人で寝る夜が明けるまでの間は、どんなに長いものか分かりますか?いえ、分からないでしょう)

 

そのころ、高松殿では道長のもう一人の妻・明子が、兼家の扇を使って呪い殺そうと呪詛をかけており、
安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の屋敷では、不穏な予言がなされます。

その夜。
東三条殿をさまよう兼家。
土御門邸で眠れない道長。
腹痛に見舞われる源明子。

 

翌朝。
庭で亡くなっている父・兼家を見つけた道長は、死の穢れも恐れず亡骸を抱きしめます。

後日。
まひろの家にはいつものように藤原宣孝(佐々木蔵之介)が訪れています。
兼家の死を知らせ、

わたしは筑前守(ちくぜんのかみ)となり筑前に下ることとなった
いよいよわしも国司になるぞ
先の関白様(兼家)の死去で為時殿の家運も上向くだろう
よかったよかった!

と意気揚々と帰っていきました。

 

流産した明子は、喪に服しながらも見舞い労ってくれる道長に優しさを感じ、ようやく惹かれ始めます。

 

絶望した道兼は荒れ、妻の繁子に

好いた殿御ができました

と言われ娘の尊子と共に家を出ていかれます。

 

一方、摂政となった道隆は、まだ17歳の長男・伊周(これちか・三浦翔平)を一足飛びに蔵人頭に任命します。

全く持って異常
異常中の異常!

と、藤原実資(ロバート秋山)も愚痴が止まりません。

 

道隆は、妻・高階貴子(板谷由夏)の提案で伊周の伴侶選びのため和歌の会を企画し、まひろやききょう(ファーストサマーウイカ)も呼ぶことになります。
二人は伴侶候補ではなく、和歌の腕を見込まれてのメンバー入りでした。

”秋風の 打吹(うちふくごとに 高砂の 尾上(おのへ)の鹿の 鳴かぬ日ぞなき”

再会したききょうは

まひろさんに志はないの??

女房として宮中で仕えるため、夫を捨てようと思います
広く世間を知り己の為に生きることが、他の人の役にも立つ道を見つけたいのです

と話しますが、まひろは自分にはそれほどの情熱はないなあと思っています。

民を救うことを目指しているまひろでしたが、教え子・たね(竹澤咲子)の親には「俺ら、あんたらお偉方の慰み者じゃねえ」と言われます。

変わる兄

内裏では、検非違使(けびいし・警察)の改革を提案した道長が、道隆から

下々のことにかまうな

そんなことより現中宮(正妻)・遵子様を「皇后」にお上がりいただき、現女御(妾)・定子様を「中宮」にする
これは相談ではない、摂政の命令。

との前例のない難題を公卿たちを説得して納得させるよう命じたのでした。
道長の目には、兄が権力を手にして変わってしまったように映ります。

俺は何一つなしてない…

まひろと道長、世の中を変えることの難しさを痛感しなからそれぞれの場所で同じ月を見ていました。

 

公卿たち全会一致で決まった

ありえぬ

という決議ですが、
定子を中宮とするという宣言がなされました。

ここから道隆の独裁が始まります。

 

前回のあらすじ

次回のあらすじ

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大河ドラマ『光る君へ』第14話|『光る君へ紀行』

第14回『光る君へ紀行』では京都府宇治市が紹介されました。

紫式部像のある日本三古橋 ”宇治橋(うじはし)”

646年(大化2年)に奈良元興寺の僧道登によって架けられたという宇治川に架かる古い橋。

「瀬田の唐橋(大津市)」「山崎橋」とともに”日本三古橋”に数えられています。

幾多の合戦や洪水で壊れては架替えられてきました。現在のものは1996年に改修され、ヒノキの高欄に青銅の擬宝珠を冠し、平安時代の趣を感じるデザインです。

紀行では、兼家ゆかりの地として紹介されました。

熾烈(しれつ)な権力争いの中で、一族の栄華の礎を築いた一人・藤原兼家。
兼家の妻の一人、藤原道綱母によって書かれた『蜻蛉(かげろう)日記』からは、若き日の兼家の姿をうかがい知ることができます。

『蜻蛉日記』には、道綱母が長谷寺へ詣でた帰り道、都からわざわざ迎えに来た兼家と、現在の宇治橋付近で、川をはさんで歌を詠みあったことが記されています。
『蜻蛉日記』中盤に書かれている鵜飼いは、宇治川の夏の風物詩として今も行われています。
このころの日記には、出世し栄華を極めていく兼家の姿が多く記されています。
『蜻蛉日記』の中には、一人の妻の目線から見た兼家のさまざまな表情が残されています。

 

「源氏物語」宇治十帖の舞台でもある宇治川。
紫式部の銅像は宇治橋の西詰、夢浮橋ひろばにあります。
この像は2003年に建立されました。こちらもフォトスポットですね!

また、上流側に張り出した「三ノ間」は、豊臣秀吉がそこから茶の湯に使う水を汲ませたとも言い伝えられています。宇治の茶まつり「名水汲み上げの儀」では、この宇治橋三ノ間で行われます。

宇治橋の周辺には、源氏物語の宇治十帖の各帖それぞれにちなんだ古跡が点在しています。『夢浮橋之古跡』にある筏や舟を水上に浮かべ、その上に板を渡しただけの橋「浮橋」は源氏物語の無常感が感じられるでしょう。十三重の石塔のある浮島からさらに喜撰橋を渡ると宇治川西岸の道に出て、「源氏物語」にまつわる「宿木」の石碑も出てきます。

JR「宇治」下車、徒歩10分

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