こちらのページでは、
2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第17話のあらすじ
をご紹介しています。
順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。
※ネタバレ含みます
大河ドラマ『光る君へ』第17話 あらすじ
まひろ回復
病から回復したまひろ(吉高由里子)は
悲田院で道長様に出会ったのは幻だったのかなあ
と思います。
まひろの回復に安心した従者・乙丸(矢部太郎)は、主の為時(岸谷五朗)より先に話すか迷ったものの 、
道長(柄本佑)がまひろの 魂を呼び戻してくれたのだと思うと黙っていられず
まひろ様を助けた道長様が、一晩中寝ずに看病していたのです
と説明。
まひろは
7年前の
「望む世を作るために励む」
というわたしとの約束のために悲田院に現れたのかな?
いやあ、そんなことないか
と考えます。
疑う倫子とごまかす道長
一方、道長は「救い小屋」を作るべきだと長兄・道隆(井浦新)に進言しますが、
放っておけば疫病なんていずれ 収まる。
作りたければ自分の財を使え
道兼(玉置玲央)とともにわたしを追い落とそうとしているのではないか?
疑いまでかけられ、憤然とします。
道長の屋敷・土御門邸では
救い小屋のためわたしの財もお使いくださいませ
とあっさり承諾する太っ腹な妻・倫子(黒木華)の一面に道長は感心していました。
ですが、夫の心の中には自分の知らない女性が住んでいるのではないかと疑う倫子は
悲田院に行った夜はどこにいらしたのですか?
と問い、
内裏で朝まで仕事をしていた
という道長の言葉を信じたフリをします。
道長は、従者・百舌彦(本多力)に
まひろの様子を見てきてくれ
と命じます。
まひろは百舌彦に感謝を伝えます。
その夜。
父・為時は改めて道長との関係をまひろに問います。
懸命に看病する様子を見て
道長様にまひろの世話をしてもらえたら
という願いを口にする父に
それはないと存じます
とまひろ。
しかし 乳母・いとは2人が深い中であることを見抜いていました。
道隆、倒れる
後日、登華殿では斉信(ただのぶ・金田哲)がききょう(ファーストサマーウイカ)に言い寄りますが、
深い仲になったからって自分の女みたいに言わないで。
ときっぱり言われてしまいます。
前の夫とよりを戻したのか?
そういうことをネチネチ聞くあなたって本当に…
かわす清少納言。
道隆が笛を吹き始めますが、まもなくして倒れてしまいます。
呪詛に違いない
心当たりがありすぎる
と道隆は訴えますが、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア) は寿命だと言います。
延命の祈祷を命じられた晴明は、弟子に祈祷を任せます。
病いの者の穢をもらった
疲れた疲れた…
女たちの策略
翌年の正月、病床の道隆は新たな元号を「長徳」とするよう 帝に勧めています。
内裏では 実資(秋山竜次)らが
「長徳」という名前は疫病が長引く
チョードク、チョードク!
帝は関白(道隆)の言うことを聞きすぎだ
と不安がります。
その会話の一部始終を壁の穴から見聞きする一条天皇(塩野瑛久)…!
父を案ずる定子は一条天皇に
兄・伊周(これちか・三浦翔平)を呼んで家の様子を聞きとうござりまする
と甘えます。
やってきた伊周を前にした定子は帝の前とは別人の顔で、兄に
”内覧”となるよう勧めます。
それはずっと空席になっている関白に準ずる地位でした。
一方、道兼と道長から引水病と聞いた帝の母・詮子は、
次の関白は道兼の兄上がいいわ。
わたし、道兼の兄上は好きではありません
でもあの出過ぎ者の伊周(甥)がなるよりはマシだわ
と本人を前にして言います。
公卿を取り込んでおくわ
みんな伊周が嫌いだからうまくいくわ
お〜…
お〜…
道長も道兼も感心します。
二条第では、道隆が弟・道兼に
妻と子には酷なことをしないでくれ
どうか、どうか…
我が家を頼む
と頼んでいます。
さわは石山寺でのことをまひろに謝りに現れます。
まひろへ送り返した文をすべて書き写していたさわ。
「友さえいればいい」
そんなさわの言葉に「書くこと」への情熱が募ります。
道隆、死す
皇子を産め…皇子を産め…皇子を産め…皇子を産め…
次第に道隆は正気を失い始め 、定子や一条天皇にまで無体を働くようになり
最期の時が来ます。
大河ドラマ『光る君へ』第17話|『光る君へ紀行』
第17回目の『光る君へ紀行』で紹介されたのは、第一回と同じ平安神宮です。
また、平安京大内裏の南にあったかつての天皇の庭「神泉苑」も祇園祭の起源として紹介されました。
天変地異や疫病は、怨霊の仕業と考えられ、八坂神社から神泉苑に神輿を送っておはらいを行ったのが祇園祭の起源と伝えられています。
平安神宮(へいあんじんぐう):クランクインのロケ地
出典:平安神宮公式サイト
大河ドラマ「光る君へ」クランクインのロケ地となった平安神宮は、平安遷都1100年を記念して1895年(明治28年)に創建されました。市街地が幕末の戦乱で荒廃した上、首都が東京に遷ったことにたいへんなショックを受けた京都の人々。そこで古き良き京都の復興と平安の祈りを込めて創建されたのが平安神宮です。
日本三大大鳥居の一つである大鳥居、境内の入り口にある應天門、本殿南側の大極殿(だいごくでん)、東西の蒼龍楼と白虎楼は必見です。
(白虎楼は道長(柄本佑)が弓矢の鍛錬をする初回放送シーンで登場しています)
平安京にも左近の桜、右近の橘もありますので探してみてくださいね☆
4つの神苑は随一の美しい日本庭園(小川治兵衛作)で、「細雪」の作者、谷崎潤一郎をはじめ多くの著名人が愛でた桜の名所としても有名です。
6月上旬の無料開放日には花菖蒲(西神苑)も見頃を迎えます。
また、歴史的には、臥竜橋(がりゅうきょう)という飛び石の橋(中神苑)が見どころで、
実は、豊臣秀吉が京都の鴨川にかけた三条大橋・五条大橋の橋脚を輪切りにしたものを並べて作られています。歴史的事件と関わる橋が使われているとは感慨深いですね。
周辺には美術館も立ち並び、文化的な雰囲気が漂う人気スポットです。
名称 | 平安神宮 (HEIANJINGU SHRINE) |
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営業時間 | 8:30~17:30 |
地図 | |
住所 | 〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町97 |
アクセス | ■名神高速道路「京都東IC」より約20分 (三条通りを西へ進み、「神宮道」交差点を北へ右折) ■地下鉄東西線「東山駅」徒歩10分 ■京阪鴨東線「三条駅」「神宮丸太町駅」より徒歩15分 ■JR「京都駅」より約30分 (市バス5系統・100系統・110系統) ■阪急「河原町駅」より約20分 (市バス5系統・46系統・32系統) |
入場料 | 大人600円、小人300円(6月上旬、9月19日無料開放) |
TEL | 075-761-0221 |
神泉苑(しんせんえん):天皇の庭
(出典:神泉苑公式サイト)
二条城の南に位置する神泉苑。
794年(延暦13)の平安京を造った際に桓武天皇が大内裏の南の沼沢に造った天皇の庭です。
つねに清泉が湧き出すことから神泉苑と名づけられ、大池、中嶋や釣殿などが設けられました。
苑内には,空海が雨乞いの際に勧請した善女龍王をまつるほこらがあり、 毎年5月初めの神泉苑祭が開催されます。
名称 | 神泉苑(SHINSEN-EN) |
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営業時間 | 7:00~20:00 寺務所(授与所・御朱印):9:00~17:00 |
地図 | |
住所 | 〒604-8306 京都府京都市中京区門前町166 |
アクセス | ■名神高速道路「京都東IC」より約20分 ■阪急四条大宮駅より徒歩10分 ■JR二条駅より徒歩10分 ■JR京都駅→地下鉄→地下鉄東西線「二条城前駅」下車徒歩2分 ■市バス15 「神泉苑前」 からすぐ ■市バス9、50 「堀川御池」 から徒歩5分 |
入場料 | 無料 |
TEL | 075-821-1466 |