朝ドラ『ばけばけ』
第3週(11話、12話、13話、14話、15話)
「ヨーコソ、マツノケヘ。」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『ばけばけ』をもっと深く楽しみたい方
『ばけばけ』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
| 全話あらすじ | ||||
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朝ドラ『ばけばけ』第3週(11話、12話、13話、14話、15話)放送日

朝ドラ『ばけばけ』第3週(11~15話)放送日は
2025年10月13日(月)〜2025年10月17日(金)
です。
朝ドラ『ばけばけ』11話あらすじ

『ばけばけ』11話あらすじです。
新婚生活
日の出。
トキと銀二郎が大橋川に入り、出雲の大社の方角に柏手を4つ。
銀次郎は、松野家の一員として温かく迎え入れられました。
銀二郎は荷運び、トキは機織りの仕事へと毎朝一緒に出かけ、夜が更けると、トキは銀二郎が語る鳥取の怪談『鳥取の蒲団』に聞き入ります。
ひと月後。
借金取りの森山がやってきて、松野家の稼ぎのほとんどを持っていきました。
その会話から、初めて松野家の深刻な借金を知る銀二郎。
相撲を取り、司之介に投げ飛ばされてあげました。
雨清水家の跡継ぎ
雨清水家では、
以前、工場で「未曾有の安値」と書かれた新聞を見ていた長男で跡継ぎの氏松が「工場の窮状はひとえに私の責任」という置き手紙と帳簿を残して姿をくらますという大事件が起きていました。
朝ドラ『ばけばけ』12話あらすじ
『ばけばけ』12話あらすじです。
三之丞、社長代理に
傳は三之丞に代わりを頼みます。

お前にわしの代わりを頼みたい。
経営が厳しいと分かった今、わしは金策に走らねばならぬ。
ただ、三之丞には何をしていいのかわからず、
「一人一日一反織らせてみては?」という、女工の負担を無視した平井の提言に同意してしまいます。
一方、松野家では、祖父勘右衛門による銀二郎の後継ぎ教育に熱が入ります。

格の低さが染み付いちょる。
全てにおいて格の高い武士としての振る舞いをせい。
トキに近づくと格が下がると勘右衛門から指導を受け、トキから距離を取る銀二郎。
傳、倒れる
金策に失敗した傳が、工場に帰ってきました。
ですが、傳は苦しみながら倒れてしまいます。
雨清水家の女中たちは暇を出されていますし、タエはおかゆも炊けず、看病などできません。
三之丞もうろたえるばかりで、戦力になりません。
朝ドラ『ばけばけ』13話あらすじ
『ばけばけ』13話あらすじです。
傳の看病
雨清水家に恩のあるトキは、家族との相談のうえ、看病に通うことにしました。
フミも快く送り出したものの、帰ってこないのではと不安に駆られます。
出生の秘密
朝早く工場へ出勤し、仕事が終われば看病。
家族が夜遅く帰ってくるトキを待ちながら出生について話していると、内職をしていた銀二郎がその話を聞いてしまいます。

おじょはおタエ様が産んだ、元は雨清水家の子じゃ。
んじゃが、おじょは何も知らん。
だけん、寝言でも言うなよ、良いな。
朝ドラ『ばけばけ』14話あらすじ
『ばけばけ』14話あらすじです。
工場の変化
雨清水家。
傳は、3週間が経っても回復しませんでした。
朝、トキにおかゆを口に運ばれ、照れる傳。
経営を回復させるため、女工が馬車馬のように働かされた後、トキはまた雨清水家に通います。
夕食のしじみ汁を作りで怪我をすると、タエは、しじみ汁は自分が作ると言い、トキに教えられながら作ってみました。
真相を知る三之丞
トキが帰り、タエは傳とトキについて話します。

松野家にあの子を授けた時、二度と母親の顔は見せるまいと誓ったのに…

親子として振る舞える、そんな日がいつか来ることをわしは願っておる…。

傳…長生きするんですよ。
そんな両親の話を、三之丞が廊下で聞いています。
朝ドラ『ばけばけ』15話あらすじ
『ばけばけ』15話あらすじです。
三之丞の暴露
数日後の機織り工場。
トキの看病のおかげで、傳に回復の兆候が見られました。
三之丞に報告するトキですが、どこか上の空の三之丞。
そして、せんが織った布地に傷を見つけた平井が、せんに平手打ちをするという騒ぎが起こります。
ただ立ち尽くすだけの三之丞。
その瞬間を、久しぶりに工場に来た傳が目撃します。

三之丞…なんじゃこの有り様は…。
傳は、息も絶えだえにそう言ったかと思うと、倒れてしまいました。

無理ですよ、今更。
いつも兄上ばかりで、何も教わってない。
声すらかけてもらったことのない三男坊が、都合よく駆り出されたって。
三之丞は、トキが雨清水家の子だと暴露し、

手放したぶん愛おしくなるなら、だったら、私もよそで育ちたかったです。

なにを…なにをいうんじゃ三之丞

もう知っちょるけん。
知っちょります、すべて。
誰かに聞いたわけではございません。
ですが自然とそうではないかと。

お前は、わしと、おタエの子ではない。
松野司之介と、松野フミの子じゃ。
産まれたときからそしてこれからも、ずーっと。

そのことも知っちょります。
おじさま、おばさま
傳とタエはその言葉を聞き微笑みあい、傳はゆっくりと目を閉じました。
傳の死
傳が息を引き取り、
トキはまた、サワの胸で号泣。
朝ドラ『ばけばけ』第3週(11話、12話、13話、14話、15話)あらすじの向こう側
鳥取のふとん
鳥取の町に小さな宿屋が開業しました。
1人の旅商人の男が初めての客として泊まります。
ところが、深夜ふとんの中から
「あにさん寒かろう」「おまえこそ寒かろう」
という子どもの声が聞こえてくるではありませんか。
客の男は目を覚まして幽霊だと主人に訴えます。
その後も、宿泊客があるたびに同じようなことが続き、とうとう主人もふとんがしゃべる声を聞いてしまいます。
ふとんを購入した古道具屋に事情を問いただす宿屋の主人。
そのふとんは、鳥取の町はずれにある小さな貸屋の家主から古道具屋が買ったものでした。
その貸屋には、貧しい夫婦と2人の小さな男の子の家族が住んでいました。
夫婦は幼い兄弟を残して相次いで死んでしまい、2人は家財道具や両親の残した着物を売り払いながら何とか暮らします。
ついに1枚の薄いふとんを残して売るものがなくなってしまった大寒の日、
兄弟はふとんにくるまり、「あにさん寒かろう」「おまえこそ寒かろう」と寒さに震えていました。
やがて冷酷な家主がやってきて、家賃代わりに最後のふとんを奪い取り、兄弟を雪の中に追い出してしまいます。
兄弟は行くあてもなく、少しでも雪をしのごうと、追い出された家の軒先に入って2人で抱き合いながら眠ってしまいました。
神様に新しい真っ白なふとんをかけてもらった2人。
もう寒くも怖くもありません。
しばらく後に2人の亡骸は見つかり、千手観音堂の墓地に葬られました。
この話を聞いて哀れに思った宿屋の主人は、ふとんを寺に持って行き、かわいそうな2人の兄弟を供養してもらいました。
それ以来、ふとんが喋ることはなくなったそうな。


