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【ネタバレ】朝ドラ『虎に翼』あらすじ第11週(51〜55話)

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2024年前期のNHK朝の連続ドラマ小説では
『虎に翼』トラつば放映されます。

伊藤沙莉(いとうさいり)さんが演じる大正・昭和を生き抜いたヒロイン寅子(ともこ)の自立した人生と法廷ストーリーが展開されていきます。

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『虎に翼』11週放送日

第11週は

「女子と小人は養い難し?」

6月10日〜14日放送です!

 

ではさっそくあらすじをご紹介していきます!

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朝ドラ『虎に翼』第11週ネタバレあらすじ 「女子と小人は養い難し?」 第51話

2024年前期のNHK朝ドラ『虎に翼』のネタバレあらすじをお伝えしていきます。

花岡の死

花岡悟(岩田剛典)は法を守って闇市のものを一切口にせず、栄養失調で亡くなっていたのでした。

全国に広がったそのニュースは轟太一の耳にも入りました。
轟が路上で酒を飲んでいるところを山田よねが通りかかり、カフェ燈台で話をします。

惚れてたんだろ?花岡に

俺にもよくわからない
でももしあいつがいなかったら俺は弁護士を目指してない
あいつのいる日本へ行きて帰りたいと思った

話すうち、よねは一緒に弁護士事務所をしようと誘います。

寅子(伊藤沙莉)は花岡とお昼を共にしていた日比谷公園のベンチに腰掛け、涙ぐみながらつぶやきました。

どうしていくのが正しいのか何も納得できていないけれど
花岡さんが守ろうとしたもの、私も守っていくから

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朝ドラ『虎に翼』第11週ネタバレあらすじ 「女子と小人は養い難し?」 第52話

52話です。

家庭裁判所設立準備室

1948年(昭和23年)10月。

花岡が亡くなってから一年。

 

星朋彦が初代最高裁長官には星朋彦(平田満)が就任
桂場等一郎(松山ケンイチ)は、初代最高裁人事課長、
久藤頼安(沢村一樹)は初代最高裁秘書課長になっていました。

ある日、桂場に呼ばれた寅子は家庭裁判所設立準備室への異動を申し渡されます。

大正時代から続く行政機関の「少年審判所」と新設されたばかりの司法機関である「家事審判所」を合併させて、翌年1月1日に家庭裁判所を発足させる仕事に就くことになりました。

これはGHQ からのお達しであり、期限は2ヶ月しかありません。

わたしの力が必要だと?

家庭裁判所設立までこぎつけた暁には、今度こそ私を裁判官にしてください

桂場は呆れつつも

善処する

と返しました。

寅子が部屋を出た後、桂場は新聞に目をやります。
それには花岡未亡人・奈津子の個展が銀座で開催され人気だという記事でした。

前途多難

家庭裁判所設立準備室は法曹会館の屋上のバラック小屋 。

メンバーは、室長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)、室長補佐の汐見圭(平埜生成ひらのきなり)、そして明律大学で同級生だった小橋浩之(名村辰)と稲垣雄二(松川尚瑠輝)でした。

花岡さんの分もがんばらないとね

法律を守って餓死なんてそんなくだらん死に方があるか?

かみつく寅子に多岐川は言います。

君も正しい、俺も正しい、それでいいだろ?
時間の無駄だ

よくないです!

ちょび髭の多岐川にはまるでやる気が感じられず、寅子は不安を募らせます。

東京少年審判所所長の壇と東京家事審判所 所長の浦野は、どちらも合併に大反対で反目し合っていました。

多岐川は2人を前に

家庭裁判所はね、愛の裁判所なんだ!

と言ってみんなを困惑させます。

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朝ドラ『虎に翼』第11週ネタバレあらすじ 「女子と小人は養い難し?」 第53話

53話です!

愛の裁判所

多岐川が東京ブギウギの鼻歌を歌いながらウキウキと帰宅するのを、寅子は追いかけ、まだ少年審判所と家事審判所が合併することに納得できないと話します。

すると戸惑う寅子を久藤のもとへ連れて行きました。

まず君は、ライアンから我々が目指すものについて勉強なさい!
俺は帰る

久藤はアメリカで視察してきた家庭裁判所の温かな雰囲気について、目を輝かせて語ります。

居心地が良くて、より健康的な生活に近づける空間で、家庭の問題と少年の問題が同じテーブルで語られている…
それを見て気づかされたんだ
子供たちと家庭の問題は地続きなんだと

寅子は家庭裁判所を作る意義を理解しました。

家に帰ると、直明から多岐川の偉大さを聞きます。

香淑との再会

多岐川は、東京少年審判所所長の壇と東京家事審判所 所長の浦野と会合という名の飲み会を開きます。
飲み会は和やかに進みます。

寅子は酔いつぶれた汐見と多岐川を家まで送っていきました。
汐見は多岐川の家に居候しているのですが、
玄関に出てきた汐見の妻はなんと大学時代の同級生・崔香淑(ハ・ヨンス)でした。

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朝ドラ『虎に翼』第11週ネタバレあらすじ 「女子と小人は養い難し?」 第54話

54話です!

香淑の事情

香淑は身重です。

ヒャンちゃんだよね?

その名前で呼ばないで

香淑は寅子を見ると奥へ引っ込んでしまいます。

夜、その話をすると母・はるは言います。

わたしも、直言さんと一緒になる時、故郷の友人と縁を切りました
生きていればいろいろありますよ

翌日汐見は、多岐川と一緒に朝鮮半島の裁判所にいたこと、労働争議先導の疑いをかけられた香淑の兄の予審判事が多岐川だったことを明かしました。

それがきっかけで知り合った香淑と汐見は、家族の猛反対を押し切り勘当のすえ結婚し、一緒に日本に戻って来たというのです。
香淑は、現在は「汐見香子」と名乗っていると言います。
日本人と結婚したことで兄からも冷たくされた香子は、心を閉ざして暮らしていたのでした。

崔香淑のことは忘れて

という伝言を受け取った寅子はなにかできることはないかと考えますが

家庭裁判所のために時間を使うよう

多岐川に厳しく言われます。

 

ある日・花岡の妻・奈津子が寅子を訪ねてきていると、桂場から伝えられます。

花岡が苦しんでいることに気付けなかったと、寅子は深く頭を下げます。

奈津子は、寅子がGHQからもらったチョコレートを花岡にもたせてくれたことにお礼を言いに来たのでした。
家には久しぶりに笑顔があふれ、花岡は寅子のような優しく強く育ってほしいと子どもたちに話していたとのこと。

寅子は救われた気分になります。

奈津子の絵をたくさん購入しているという桂場は、奈津子のような女性を救うためにも家庭裁判所の設立が急務だと話します。

正論だけじゃみなさん納得しないんですよ

正論は、見えや詭弁が混じっていてはだめだ
純度が高ければ高いほど威力を発揮する

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朝ドラ『虎に翼』第11週ネタバレあらすじ 「女子と小人は養い難し?」 第55話

55話です。

きっかけは直明

寅子たちが壇と浦野を説得できないまま12月に入ったある日、大学生になった弟の直明(三山凌輝)が関わっているボランティア団体「東京少年少女保護連盟」の学生たちが、設立準備室を訪れ活動実績を報告することになりました。

当日は壇と浦野もやってきます。

僕らも全国の学生が団結することで支援が広がっています。
お二方の所属する組織が団結すれば、より多くの子供たちを救うことができます!

壇と浦野は直明の純粋なキラキラした目に心を打たれ、合併はようやく進み始めました。

ただ寅子はなんだか釈然としていない様子。

家庭裁判所、誕生

12月30日。
法曹会館の4階の宴会場を家庭裁判所事務所として借りられることが決まります。
大晦日の朝から猪爪家の人々や東京少年少女保護連盟の学生たちも総出で事務所設立の準備が進められました。

作業が完了したのは除夜の鍵が鳴る直前でした。
事務所には花岡の未亡人・奈津子(古畑奈和)描いたチョコレートを分け合う3つの手の絵が掛けられました。
これは一つの教訓です。

人間、生きてこそだ。
法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない
人が幸せになるためにあるんだよ

花岡の死を非難し続けなければならないと多岐川は続けます。

 

多岐川の過去

夜中、多岐川は寝ていましたが、寅子たちは汐見から多岐川の過去の話を聞きます。

かつては凶悪事件を担当した多岐川でしたが、朝鮮半島から引き上げてきた時に街中の戦災孤児を見て、彼らのために残りの人生を捧げると誓ったと言います。

こうして寅子は、多岐川たちと共に家庭裁判所が誕生した初めての朝を迎えたのでした。

 

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