「空飛ぶかにいくら」へようこそ!

【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第23話あらすじ

スポンサーリンク
スポンサーリンク

こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第23話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

スポンサーリンク

大河ドラマ『光る君へ』第23話 あらすじ

宋との交易

宋から来た医師・周明(松下洸平)は、三国若麻呂(安井順平)を殺したのは朱仁聡(デュレンツォン・浩歌)ではないと日本語で話し、証人を連れてきました。

松原客館の下人によれば、早成(はやなり・金子岳憲)という武生の商人が三国を殺すところを見て、源光雅(玉置孝匡)に知らせたところ、朱が犯人だと証言するよう強いられたというのです。

早成によると、
宋と商いがしたいと考え、三国に賄賂を渡して取次を頼んだところ、額が少ないともみ合いになった拍子に三国が転んで頭を石にぶつけてしまったとのこと。

光雅の言い分はこうです。

「宋人は莫大な財産を出し渋りながら国同士の商いを認めさせようと企んでいる。
日本を格下に見ている。
越前の商人が宋から財宝を仕入れて都に売るなら、商人は利を得て、国府は租税で潤い、 都は財宝を手に入れるので三方よしとなる。
朝廷と宋が直接商いをすれば、したたかな宋の思いのままにされてしまうだろう。
この機会に朱仁聡の力を奪おうと思ったのだ。」

為時は朱仁聡を無罪とし話を聞きました。

実は朱仁聡は宋の朝廷から送り込まれた官人であり、日本との交易を図るよう密命を帯びている、と頭を下げられます。

ですが為時は、道長から日本の朝廷は越前での宋人との商いには応じないと伝え穏便に国に還すよう命じられており、受け入れることはできません。

 

まひろと周明

いっぽうまひろ(吉高由里子)と周明(松下洸平)との距離は近づきます。

12の時、親父は口減らしのために俺を海に捨てた
海に浮かんでいる俺を宋の船が拾った
宋では馬や牛のように働かされた
ある日ここにいたら死ぬだけだと思って逃げ出した

そして医師に助けられ見習いにしてもらったのだと言います。

あなたは苦しい目にあって大変だったけれど、宋の国はこの国より懐の深い国なのではないかしら

まひろは周明に宋のことをもっと知りたいと頼みます。

俺を信じるな

宋の国は身分の低いものでも試験を受ければ官職を得られるのでしょ?
そういう国に行ってみたいとずっと思ってきたわ

この日からまひろは宋語を教わるようになり、2人は距離を縮めていきます。

 

忘れえぬ女

冬が訪れ、越前は雪となりました。

まひろは歌を詠みます。

ここにかく 日野の杉むら埋(うづ)む雪
小塩(をしお)の松に 今日(きやう)やまがへる(暦に 初雪が降ったとしるされる今日
近くに見える日の岳という山に、雪が深く積もっている
日野岳の杉林は、雪に深く埋れんばかりだ。
今日は、都でも小塩山の松に、雪がちらちらと散り乱れて降っていることであろうか)

都にも降り始めた雪を眺め、道長(柄本佑)はまひろを思っています。

内裏では、一条天皇(塩野瑛久)が出家した中宮・藤原定子(高畑充希)へ想いを募らせ、定子の好きな紀貫之の歌を思い出しています。

夢路にも つゆやおくらむ よもすがら かよへる袖の ひちてかわかぬ

(夢の中での貴方への通い路であっても、夜の露がおりるのでしょうか
夜通し通っていた私の袖が濡れたまま乾かないのですから)

定子がいなくなり他の女御たちが入内しますが、帝は会おうともしません。

この噂を聞いた道長の妻・源倫子(黒木華)は入内した女御・藤原元子(安田聖愛)と一条天皇が語らう場を設けることを提案します。

当日、土御門邸には、一条天皇と元子の他に、元子の父で右大臣の藤原顕光(あきみつ)、道長の姉で帝の母である女院・藤原詮子(吉田羊)も集まりました。

笛を吹く帝と琴を奏でる元子。
ですが、かつて定子に笛を聴かせた思い出がよぎり、一条天皇は笛を吹くのを止めてしまいます。

 

帝の中宮への思いは熱病のようね

理解できないと話す詮子。

お前にはわかる?わからないわよね?

私にも妻が2人おりますが、心は違う女を求めております
己ではどうすることもできません

やっぱり!
誰かいると思っていたのよね

されどもう終わった話にございます
捨てられました

 

定子、出産

平惟仲邸で過ごす定子の心を慰めたのは、ききょう(ファーストサマーウイカ)の書き物でした。
この日は、鳥のひなと親鳥の様子が書かれています。

姿が見えるようね
さすがである
日々この楽しみがなかったら、わたしはこの子と共に死んでいたであろう

そして定子は姫皇子を出産します。

 

道長の甥にあたる居貞親王(木村達成)は、一条天皇より4歳年上の東宮です。
定子が男子を産まなかったことで我が子の敦明(あつあきら)が次の東宮になれると喜び、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)を褒めます。

ですが晴明は

恐れながら帝に皇子はお産まれになります

と未来を予言します。

 

越前の春

997年(長徳3年)3月。

宣孝殿(佐々木蔵之介)は年が明けたら宋人を見に越前にゆくと文をよこしたがとうとう来なかったな

宣孝をいい加減だと言う為時に、まひろは愉快で気楽なところが宣孝の長所だと答えます。

またある日は為時が、官職を得られない時期が長く、まひろに良い婿を取れず申し訳ないと謝ります。

周明は骨のありそうな男だ
かの人にとってもお前は救いであろう

私と周明はそのような間柄ではありませぬ

それならばよい、ほほえむ為時。
翌日から越前国内の巡察に出かける予定です。

為時の留守中。
海岸でつがいのカモメが飛ぶさまを見たまひろは、周明に妻がいないことを確かめます。

ほかの人には身寄りがあるでしょ
恋しくないのかしら?
帰りたい人は帰るのがいいと思う

朱様が帰ると言わない限り俺達は帰らない
なぜ朝廷は宋と直々の商いを嫌がるのだ

なぜあの人はそこまで頑ななのかしら

”あの人”が左大臣だと聞いた周明に、暗い考えがよぎります。

 

まひろ、ついに…

そこに馬に乗った人物が現れます。

宣孝でした!

お前のぷんっとした顔が見たかった笑

まひろは越前の酒やウニでもてなします。

このようなウニは帝もご存じあるまい
会う度にお前はわしを驚かせる

まひろに会うと日常とは違った世界が垣間見え、新たな望みが見えるのだと宣孝は話すのでした。

都に戻る前に宣孝が問います。

まひろ、あの宋人が好きなのか?
あいつと宋の国など行くなよ

そして思いがけぬ言葉をかけるのでした。

都に戻ってこい
わしの妻になれ

 

前回のあらすじ

次回のあらすじ

 

 

スポンサーリンク

大河ドラマ『光る君へ』第23話|『光る君へ紀行』

第23回の『光る君へ紀行』では、第18回と同じく
京都府八幡市の石清水八幡宮と嵐山の大覚寺が紹介されました!

石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)

大分県の宇佐神宮・福岡県の筥崎宮とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられる石清水八幡宮。

「はちまんさん」として親しまれています。

朝廷との関係が深く、勅祭(ちょくさい=天皇の使者が派遣される祭り)というお祭りが行われています。

道長の兄・道兼が、一条天皇の使者として石清水八幡宮の行幸を取りしきっていました。

藤原道兼ゆかりの神社としても知られています。

石清水祭は、京都の葵祭、奈良・春日大社の春日祭とともに三大勅祭のひとつとされています。

道兼は、粟田に山荘を構えたことから「粟田殿」と呼ばれていました。

一ノ鳥居の扁額(へんがく)は、平安時代屈指の書の達人として知られる藤原行成の書を江戸時代に書き写したものであると伝わっています。

行成の日記『権記』には、道長や公任らと嵐山へ野あそび、今でいうピクニックに訪れたことが記されています。

 

名称  石清水八幡宮 (IWASHIMIZUHATCHIMAN SHRINE)
営業時間 6:00~18:00
:9:00~17:00
地図
住所 〒614-8005 京都府八幡市八幡高坊30
アクセス ■京阪電鉄「石清水八幡宮」からケーブル「ケーブル八幡宮山上」下車、徒歩5分
入場料 無料
TEL 075-983-3001

石清水八幡宮公式サイト

 

大覚寺(だいかくじ)

『大覚寺(だいかくじ)』真言宗大覚寺派の大本山の寺院。山号は嵯峨山。

876年、嵯峨天皇の離宮「嵯峨院」を寺に改め『大覚寺』と命名された皇室ゆかりの寺院であり、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院としても知られています。

源氏物語「宿木」の巻で語られる薫の話では、晩年の光源氏は出家してこの「嵯峨院」で2〜3年過ごしたとされています。

宮廷風の建築や皇室ゆかりの建物を移築したものが多く、伽藍の中心部に歴代天皇が書写した般若心経を収める「心経殿」があるのが特徴です。

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に登場した『太秦映画村』もまあまあ近いです!

 

名称 大覚寺(DAIKAKUJI  TEMPLE)
営業時間 9:00~17:00(受付は16:30まで)
地図
住所 〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
アクセス ■京都縦貫自動車道 「沓掛IC」より25分
■JR嵯峨野線 「嵯峨嵐山駅」より北へ徒歩20分
■阪急電鉄「阪急嵐山駅」より北へ徒歩20分
■嵐電「嵐電嵯峨駅」より徒歩20分
■市バス
京都駅より28番嵐山大覚寺行 「大覚寺」より徒歩3分
四条烏丸より91番太秦映画村大覚寺行 「大覚寺」より徒歩3分
■京都バス
京都駅より大覚寺行・清滝行にて「大覚寺」下車すぐ
参拝料 境内無料
お堂エリア
大人 500円・小中高生 300円
大沢池エリア
大人 300円・小中高生 100円
TEL 075-871-0071

大覚寺公式サイト

タイトルとURLをコピーしました