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【ネタバレ】朝ドラ『虎に翼』あらすじ第25週(121〜125話)

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2024年前期のNHK朝の連続ドラマ小説では
『虎に翼』放映され、
伊藤沙莉(いとうさいり)さんが演じる大正・昭和を生き抜いたヒロイン寅子(ともこ)の自立した人生と法廷ストーリーが展開されています。

2024年前期のNHK朝ドラ『虎に翼』第25週(121話から125話)のあらすじをお伝えいたします。

お楽しみいただけましたら幸いです。

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朝ドラ『虎に翼』第25週 「 女の知恵は後へまわる?」 (121〜125話)放送日

朝ドラ『虎に翼』第25週「 女の知恵は後へまわる?」(121〜125話)放送日は

2024年9月16日(月)〜2024年9月20日(金)

です!

 

ではさっそくあらすじをご紹介していきます!

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朝ドラ『虎に翼』第25週 121話ネタバレ・あらすじ 「女の知恵は後へまわる?」

2024年前期のNHK朝ドラ『虎に翼』121話のネタバレあらすじをお伝えしていきます。

香淑の道

1970年(昭和45年)7月。
東京高裁は二審で一審判決を取り消し、斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)に懲役3年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。

一審とは反対に美位子の行動を過剰防衛とは認めず 、

「尊属殺の重罰規定は合憲 であるとする。
昭和25年の最高裁の判決と見解を同じくする」

という判断でした。

その日、寅子(伊藤沙莉)は香子(ハ・ヨンス)から話があると言われ「笹竹」で汐見ファミリーと会っていました。

実はよねさんたちの紹介でお手伝いを始めることにしました。
原爆被害に遭われた朝鮮や中国台湾の方々の。
家族みんなで話し合って覚悟は決まったの

夫の汐見(平埜生成)は妻を支えるため、裁判官を辞めて弁護士になると言いました。

「笹竹」を切り盛りし始めた道男(和田庵)と梅子(平岩紙)は、古林大五郎(増田怜雄)という少年を迎えていましたが、2人には気がかりなことがありました。

それは「笹竹」の前身「竹もと」のころからの常連である桂場等一郎(松山ケンイチ)が、めっきり店に顔を出さなくなっていたこと。

少年法

日米安保条約の影響で全国で若者達による事件が多発し、

「少年法を改正して厳罰化すべき」

という声がますます高まっています。

そんな中、寅子(伊藤沙莉)は、法制審議会少年部の委員になりました。

法制審議会少年法部会では、久藤、寅子、汐見、小橋、稲垣等が並び、法務省の役人たちと対峙します。

寅子は苛立ちを覚えています。
理由は、部会が最初から少年法の改正ありきで議論を進めていたから。

家裁の悠長な姿勢のせいで非行少年が野放しになり、治安悪化に加担している面があるのではとまで言い出します。

今まで家裁がやっていたことも決して間違いではありません。

厳罰化の方針を受け入れられない寅子は、たまらず口を開きます。

今の発言、撤回していただけませんか?

朋一の異動

寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は大学院を中退し、雀荘と「笹竹」で働く生活を始めた優未をそっと見守っていました。

一方、航一の長男・朋一(井上祐貴)は、最高裁事務総局で汐見圭のもとで熱心に働きますが、真面目すぎる性格ゆえ視野が狭くなっていることを航一が心配していました。

そんな折、突然、家庭裁判所へ異動を命じられた朋一は、
帰宅し、怒りを押し殺しながら航一と寅子に伝えました。

…異動が決まった、家裁に

最高裁事務総局から家裁への異動は朋一が思い描いていたエリート街道から外されたことを意味していました。
勉強会に参加していた仲間が何人も左遷としか思えない異動の内示が出たと言います。

こんなあからさまなこと、許されていいのかな

寅子は朋一に声をかけることができず、桂場の意向が影響しているのではないかと勘ぐってしまうのでした。

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朝ドラ『虎に翼』第25週 122話ネタバレ・あらすじ 「女の知恵は後へまわる?」

122話あらすじです。

桂場の使命

翌日、寅子は長官室を訪ね、桂場に勉強会に参加した若手裁判官の異動について尋ねました。

俺がすべて指示した。

桂場は理由を説明します。

司法の独立は危機に瀕している。
裁判官は孤高の存在であらねばならないのに、団結したり連帯したりすることで、政治家たちが裁判官の公正さに難癖をつける格好の餌食になってしまう。

そんな説明では納得できない寅子。

純度の低い正論は響きません

なに?!

政治家の顔色を見て、未来ある若者を見せしめにして、石を穿つ雨だれにもせず、切り捨てたということですよね。
汚い足で踏み入れられないために桂場さんは長官として巌となったんじゃないですか?
あの日話した穂高イズムはどこに行ったんですか?

そんなものを掲げていてはこの場所にはいられん。
思い上がるな立場をわきまえろ!!
司法の独立を守り、公害被害に苦しむ大勢の命を救う使命がある。
君にどう思われようが一切関係ないことだ。
出て行け。以後二度と用もないのに訪ねてくるな。

わかりました。
お忙しいところお時間を取っていただき感謝いたします。
どうぞお元気で。

寅子は慇懃無礼に挨拶をして長官室を後にしました。
イマジナリー多岐川が桂場に語りかけてきます。

月に一度の法制審議会少年法部会では、久藤が頭に多岐川を思い浮かべて法務省の役人たちに意見します。
寅子、汐見、小橋、稲垣も多岐川のことを思い出しています。

 

1971年(昭和46年)春。
東京家庭裁判所少年部に義理の息子(のようなもの)朋一が着任した頃、航一は山田轟法律事務所へ訪ね、美位子の事件の詳細を改めてよねに尋ねます。

おぞましく人の所業とは思えない事件だが、決して珍しい話じゃない。ありふれた悲劇だ。
あいつは今でも男の大声に体がすくむ。
部屋は暗くして眠れない。
金ができたらその大半を自分を捨てた母親に送る。
無理やり産まされた実の子を世話してもらうために。
私は救いようがない世の中を少しだけでもマシにしたい。
だから心を痛めている暇はない。それだけです。

お会いできてよかったです

航一はよねから改めて話を聞き、胸をえぐられる思いでした。

 

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朝ドラ『虎に翼』第25週 123話ネタバレ・あらすじ 「女の知恵は後へまわる?」

123話あらすじです。

翌日、寅子は東京家裁の面々にも少年法改正に関する意見を求めることにしました。

法務省は 引き際がわからないのでは?
あえて泥沼化させることで議論をろくにせず 強行する理由を探しているのかも、などの意見が出ました。法務省や検察側の意見が数では勝っているからです。

そんな中、音羽が家裁にも反省すべき点があると意見をしました。
寅子は驚きます。理由を聞くと

裁判にかける意気込みの差が裁判官によってかなり激しく、調査官まかせで審判をしながら初めて 調査書を開く方もいれば、他方では驚くほど多くの調査を希望される 裁判官もいます。

差そのものが生まれにくい改革も必要なのではと思います。

それは改革でなく改悪だ。
少年の更生のために必要なのは刑罰ではなく対話と歩み寄りなのに

と、朋一は寅子に同意を求めます。

え え 私は家裁の力を信じている。愛の裁判所を守りたい。

本当に守ろうとしてきましたか?家裁は昔から人員不足。それを個人の努力だけで補ってきてしまったひずみが今です。その責任は佐田判事の世代の方々に大いにあるんでしょう

かつて穂高に「きみも必ず古くなる日が来る」と言われたことを思い出しました。

それぞれの視点

夜、寅子は登戸の猪爪家にやってきました。
優未は先に来て花江(森田望智)を手伝っています。
今夜は直明一家が近所に引っ越すことになったささやかなお祝いです。

花江のおかげで直人や瑞江さんも仕事を全力で頑張れているんだと思うわ。さすがよ。

かつて母・はる(石田ゆり子)がそうだったように、やはり花江が家族の軸だと思う寅子。

毎日賑やかで、それが私の幸せなだけ。最近は優未もよく手伝ってくれるしね

と 花江。

まさか一家のお気楽自由人の座を優未に譲ることになるとはな

とニヤニヤする直治。

そこへ直人が帰宅しました。
朋一の異動を知り、元気がありません。

ごめんなさいトラちゃん。朋一さんに勉強会に誘われてもずっと参加しなかった。
目をつけられたり敵を作りたくなかった。
そのことでがっかりしてたよね。俺にはわかる。

家族が揃い、久々に猪爪家恒例家族会議が始まりました。

最近の少年犯罪について時々 世間とのズレを感じるの。みんなの考えを聞かせてくれる?

優未と直治は繁華街の若者との距離が近く、
直人と弁護士の瑞江は法曹の立場から、
教員の直明と玲美は教育現場からの意見を聞かせてくれました。

 

涼子の道

1971年(昭和46年)夏。
涼子と玉が上京し、星家に滞在し始めました。
涼子は、香子が弁護士になったことで「心に火がついた」と話します。
司法試験を受ける決意をしたのでした。香子や梅子もやってきて話に花を咲かせていると、よねと轟もやってきました。

司法試験直前なのに近況報告などをしている場合か

よねはそう言って、寝る間を惜しんで作った問題用紙を取り出します。

私らで絶対こいつを受からせる

わたくし必ず満点を取って見せます

美雪

そんなある日、寅子が東京家裁の廊下を歩いていると、前から歩いてきた少女(片岡凜)に声をかけられました。

もしかして、佐田先生ではないですか ?

寅子は一瞬 絶句した後に口を開きます。

美佐江さん?

新潟地裁三条支部にいた頃から20年近く時が流れています。
寅子を知っている理由を尋ねると、有名だからだとこたえる少女は美佐江にそっくりでした。
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朝ドラ『虎に翼』第25週 124話ネタバレ・あらすじ 「女の知恵は後へまわる?」

124話あらすじです。

駅の階段から同級生の男子を突き落とした並木美雪という少女でしたが、美佐江との関係はわからないまま美雪の審判の日になりました。
美雪は不処分となりました。

心の中のよね

その冬。
涼子は司法試験に合格し、よねと寅子に挨拶をします。

わたくし、司法修習を受けるつもりはございませんの

なぜ司法試験を受けたのかと問うよねに対し

強いて言えば世の中へのわたくしなりの股間の蹴り上げ方 かしら。
わたくしをすぐかわいそうで不幸な存在に落とし込もうとする世の中に。
この先、弁護士になるもならないも私の手の中にある、せめてそうしたかったの。
これからは司法試験を目指す若者たちに法律を教える場も作りたいの。
それだって立派な法に携わるお仕事じゃなくって?

強くなったな お前

涼子はいつも小さなよねを心のなかに住まわせていて、弱音を吐きそうな時は心のよねが叱ってくれると話します。
翌朝、山田轟法律事務所に戻ったよねは、朝食の食卓をしている美位子に話しました。

お前に起きたことは腹わたがにひっくり返るほどクソだ。クソが詰まってる。
でもそれはお前の父親が、この世界が、法律がどうしようもなくクソなだけだ。
お前がかわいそうなわけでも、不幸で弱いわけでも決してない。
それだけは分かってくれ。

何回くそって言うんですか笑

と美位子は少し力が抜けたように笑います。
同じ朝、寅子があくびをしながら新聞を読んでいると朋一が青ざめた顔でやってきました。

お父さん、寅子さん、ごめん。裁判官 やめてもいいかな…真紀に離婚してほしいって言われてさ

なんのためにどう頑張ればいいのかわからなくなったと謝る朋一に、何も悪くない、謝らなくていいと航一は言葉をかけますが、その胸には困惑と怒りの感情がこみ上げていました。
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朝ドラ『虎に翼』第25週 125話ネタバレ・あらすじ 「女の知恵は後へまわる?」

125話あらすじです。

航一の直訴

よねから美位子の事件について聞いた航一は、尊属殺人の重罰規定について、最高裁の大法廷で判断すべきではないかと桂場に直訴します。
「時期尚早」だと取り上げない桂場でしたが、航一は諦めきれません。

時期尚早とは、つまりどういうことでしょうか?

反発は来るかもしれない。
でも たとえどんな結果になろうとも判決文は残る!
ただ何もせず人権蹂躙から目をそらすことの何が「司法の独立」ですか!!

航一は鼻血を出しそのまま失神してしまいました。
桂場の膝枕で眠る航一をみて、

はて?

開口一番それか。

足がしびれて立ち上がれない桂場に手を貸す寅子と航一。

寅子は「許さず恨む権利」について、桂場に語ります。
これが功を奏したのか、美位子の事件は正式に最高裁に受理され15人の裁判官による大法廷が開かれることとなりました。

美佐江の手帳

ある日、ひとりの老女が寅子を訪ねてきました。
名前は並木佐江子(辻沢杏子)。
並木美雪の祖母です。

森口美佐江の母です。

佐江子は、美佐江が3歳の娘を残して自殺したこと、三条の名士・森口が美雪を引き取ろうとしないので離婚して美雪を引き取って育てたことなどを語り、手帳を見せました。
1ページ目には
『美雪、愛してあげられなくてごめんね』
と書かれており、続くのは空白のページでした。

美佐江の腕飾りと同じ赤いビーズの栞が挟まれたページをめくってみると

『私は確かに特別だった。
私が望みはすべてが手に入った。すべてが思い通りになった 。
盗みも、身体を売らせることもできた。けどこの東京で、私はただの女に過ぎず、掌で転がすはずが知らぬ間に転がされていた。次々に湧く予期せぬことに翻弄された。身籠れば特別な何かになれるかと期待したが無駄だった。
かろうじて私の中に残る”特別な私”が消えぬうちに消えるしかない』

寅子は息を飲んだまま次のページをめくります。

『あの人を拒まなければ、何か変わったのか?
あの人は私を特別にしてくれたのだろうか?』

その言葉に大きな衝撃を受け、あの日の自分のせいだと絶望する寅子でした。

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