2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』
第11話「 本圀寺の変」
あらすじ
をご紹介しています。
お楽しみいただけると幸いです。
※ネタバレ含みます
大河ドラマ『豊臣兄弟!』第11話 あらすじ

松永久秀
「三好三人衆」を撃退した芥川城に、松永久秀(竹中直人)がやってきました。かつて将軍足利義輝を殺した男として、その悪名は畿内に知れ渡っています。
松永久秀は、将軍殺しは濡れ衣だと織田信長(小栗旬)に訴え、大和を支配する許しを得たいと願い出ると、忠誠の証に名のある茶器を差し出しました。
京、本圀寺の第15代将軍・足利義昭に、その報告をする織田信長。
激昂する三淵藤英、細川藤孝、和田惟政、明智光秀に、松永久秀の悪評は三好の流した戯言だと話します。
幼くして寺に入れられた自分には、兄・足利義輝への思い入れもないので任せる、と足利義昭。
堺へ
織田信長は、商人らが治め、銭、情報、鉄砲が集まる町・堺を掌握しようと考えます。
小一郎(仲野太賀)、藤吉郎(池松壮亮)、竹中半兵衛は堺の今井宗久と会い、会所へ。
軍用金・矢金20,000貫を収めよという書面に、断る津田宗及。
「払えぬとなると、この堺は幕府を敵に回しつもりじゃとみなされてしまいましょうなあ。」と笑顔で脅す藤吉郎。
その20,000貫で鉄砲を購入しようと提案する小一郎。
後日、小一郎を京に残し、堺へ出向いた藤吉郎は、津田宗及が鉄砲300丁を三好三人衆に流したことを知ります。これには裏で手を引いていた人物がいました。斎藤龍興です。
本圀寺の変
1569年(永禄12年)1月
「三好三人衆」が将軍・足利義昭のいる本圀寺を襲撃。
わずかな軍勢で迎え撃つ明智光秀。
一進一退の攻防をを続けるうち三好軍が火を放とうとします。
「三好家が代々信仰するこの寺に火をつければ三好家は祟られるだろう」と僧侶。さらに足利義昭が別の場所へ移動するまで手を出さないよう話します。
これに動揺した三好軍は、攻撃をストップ。
長政と市
小谷城。
庭を歩く浅井長政(中島歩)と市(宮﨑あおい)は、焚き火の中に織田信長から贈られた銅鏡がくべられているところを目にします。
織田との繋がりを断ち切れないことを快く思わない浅井長政の父・浅井久政が燃やさせたのでした。
浅井長政は炎の中に手を突っ込み、銅鏡を掴み取り、市に差し出します。
「そなたは浅井と織田を結ぶ架け橋じゃ。どちらも大切にすればそれがそれで良いではないか。」
市は長政を抱きしめ、涙を流します。
本圀寺の表で寒さに震えていた三好軍の前に、織田軍が到着し、「三好三人衆」は撤退。
藤吉郎は小一郎の元に駆けつけ固く手を握り合います。
それを見つめる将軍・足利義昭は、明智光秀に静かにつぶやきます。
「あの2人、わしのものにできるか?」

