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朝ドラ『ばけばけ』松野トキ・ヘブンのモデル小泉セツ・小泉八雲夫妻

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2025年度後期放送予定(秋スタート)NHK連続テレビ小説『ばけばけ』で髙石あかりさん演じるヒロイン「松野トキ」のモデルとなるのは、日本の怪談話などを著した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)さんの妻であり一番の協力者・小泉セツさんです。

こちらでは、小泉セツさん・小泉八雲さん夫妻についてご紹介いたします。

ドラマの予習にお役立ていただけましたら幸いです。

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2025年朝ドラ『ばけばけ』実在モデル|小泉セツ・小泉八雲

朝ドラ『ばけばけ』実在モデルである、小泉セツ・小泉八雲夫妻の生い立ちと出会いを年表を交えてご紹介いたします。

小泉セツ(小泉節子)

小泉セツ(小泉節子)
1968年(慶応4年)2月26日 〜1932年(昭和7年)2月18日※戸籍上は「小泉セツ」ですが、本人は「小泉節子」と呼ばれることを好んでいたそうです。

松江の士族・小泉湊の次女として生まれ、

明治維新により武士が家禄を失い困窮した例に漏れず、養女に入った稲垣家も没落。

11歳、機織りの仕事で家計を助けます。

18歳、士族の前田為二を婿に迎えたものの、為二は貧しさに耐えられず逃げ出します。

22歳で婚姻関係を解消して小泉家に戻りますが、小泉家も困窮していたため、一人住まいのラフカディオ・ハーンの家に住み込み女中として働き始めました。

「怪談好き」という共通点がある二人は、同居から半年後に結婚。

ラフカディオ・ハーンはセツの語る日本の民話や伝説にのめり込みました。

3ヶ月後にはラフカディオ・ハーンの転勤で熊本に移住し、長男・一雄をもうけます。

夫婦は兵庫県神戸市に引っ越し、執筆に専念する夫に民話を口頭で伝えていきます。

東京に引っ越し。
夫が亡くなった後も遺された遺産のお陰で困ることなく、三男一女( 小泉一雄(長男)、稲垣巌(次男)、小泉清(三男)、小泉寿々子(長女))を育て、64歳で亡くなります。

1868年 0歳 出雲 松江藩の家臣・小泉家に生まれる
父は小泉弥右衛門湊
母はチエ
生後7日目で子供のなかった親類・稲垣家の養女に
1886年 18歳 前田為二を婿にとる
前田為二逃げ出す
1890年 22歳 婚姻を解消し小泉家に戻る
1891年 22歳〜23歳 2月単身のラフカディオ・ハーンの家の住み込み女中に
8月結婚
11月熊本へ
1894年  神戸へ
1896年 夫が帰化
東京へ
1904年 36歳 夫・小泉八雲が亡くなる
1932年 64歳 息を引き取る

 

小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)

小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)
(1850年6月27日~1904年9月26日)※「ラフカディオ(レフカズィオス)」は出身地「レフカダ島の」という意味
日本では「ハーン(Hearn)」から「ヘルンさん」と呼ばれていました。
帰化名「八雲」は、一時期島根県の松江市に在住していたことから、「出雲国」にかかる枕詞の「八雲立つ」に因むとされています。
父がイギリス軍の軍医少佐としてレフカダ島に駐在中、母と結婚。
母は裕福なギリシャ人でした。
1歳の頃、父が西インド転属したため、母と父の実家アイルランドに移住。
するとまもなく母が精神を病み、両親は離婚します。
その後、厳格なカトリックの大叔母に育てられたことが原因で、少年時代にキリスト教嫌いになります。
16歳の時に片目を失明してからは、そのコンプレックスから陰キャになったそうです。
渡米後は得意のフランス語を活かし、20代前半からジャーナリストとして活躍。
黒人の血を継ぐマティ・フォリーと結婚します。
当時のオハイオ州では黒人との結婚が違法とされていたため、最初に頼んだ牧師から断られ、次に依頼した黒人牧師により式が執り行われましたが、3年後に離婚。
出版社の通信員として来日したのですが、通信員ではなく英語教師になり、翌年結婚。
妻を一番の協力者として執筆を続け、生涯仲良く暮らしました。
【代表作】
『骨董(Kotto)』1902年
幽霊滝の伝説、茶碗の中、常識、他
『怪談(kwaidan)』1904年
耳なし芳一のはなし、むじな、ろくろ首、雪女、葬られた秘密、食人鬼、他
1850年 0歳 イオニア諸島 合衆国 レフカダ島で生まれる
1854年 4歳  両親が離婚 父方のオーバーの教育で厳格な カトリックで育つ
1865年 16歳  カレッジの回転ブランコで遊んでいる最中にロープの結び目が左眼に当たって失明
以後左眼の色が右眼とは異なるようになったため、写真は右側からのみ撮らせるようになる。
1866年 17歳 父、西インドから帰国途中に病死
大叔母、破産
1867年 17歳 カレッジを退学、ロンドンへ
1869年 19歳  アメリカへ
フランス語を活かして ジャーナリストとして活躍
1874年 24歳 マティ・フォリーと結婚
1877年 27歳 離婚
1890年 40歳 アメリカの出版社の通信員として来日するも
通信員ではなく英語教師に
1891年 41歳  小泉セツ(小泉節子)と結婚
1896年 46歳 帰化し「小泉八雲」となる
東京帝国大学文科大学の英文学講師に
1902年 『骨董(Kotto)』
1903年 53歳 東京帝国大学退職(後任は夏目漱石)
1904年 『怪談(kwaidan)』
1904年 54歳  狭心症で息を引き取る

 

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2025年朝ドラ『ばけばけ』キャスト・放送予定

朝ドラ『ばけばけ』の登場人物とキャスト一覧です。

キャスト

登場人物 役柄 キャスト
松野トキ ヒロイン
上級士族の家系
小泉八雲の妻・小泉セツがモデル
髙石あかり
ヘブン トキの夫
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がモデル
トミー・バストウ
松野司之介 トキの父
松江藩の元上級武士
岡部たかし
松野フミ トキの母
出雲大社上官の家系
池脇千鶴
松野勘右衛門 トキの祖父
武士の心を持つ
小日向文世
山根銀二郎 トキの見合い相手
足軽の家系の次男
寛一郎
野津サワ トキの幼馴染
下級武士の家系
円井わん
なみ 遊女
8人兄弟の長女
さとうほなみ
江藤 島根県知事
ヘブンを英語教師として島根に招く
佐野史郎

脚本

【脚本】
ふじきみつ彦
【語り】【ロゴデザイン】

【主題歌】【音楽】【制作統括】
橋爪國臣
【プロデューサー 】
田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
【演出】
村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史

放送時間

2025年後期

期間 平日
2025年後期 BS/4K  7:30-7:45

総合  8:00 – 8:15
総合  12:45 – 13:00(再)
総合翌月曜 4:45-5:00(再)

 

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