4月の『べらぼう』は、大河『べらぼう』第一章のクライマックス。
1778年(安永7年)秋〜1780年1月(安永8年12月)、
蔦重の悲恋、そして幕政を揺るがす連続殺人事件が描かれます。
幕府を守ろうとすればするほど孤独感を増す田沼意次。
蔦重28歳〜30歳頃の話です。
こちらでは
大河ドラマ『べらぼう』
2025年4月放映分(14話〜16話)
のあらすじをご紹介いたします。
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2025年大河『べらぼう』4月あらすじ
2025年大河ドラマ『べらぼう』のあらすじを紹介いたします。
第14回 4月 6日|蔦重瀬川夫婦道中
1778年(安永7年)秋
蔦重が鳥山検校の屋敷の前に着いたちょうどその時、御用提灯を手にした役人が屋敷を取り囲み、大規模な手入れが始まりました。
鳥山検校は逮捕、入牢。
瀬川はまた松葉屋で暮らし始めます。
松葉屋を訪れた蔦重は、鳥山検校と離縁したら一緒に店をやってほしいとプロポーズしました。
2人が夢を語り合いますが、ある日、瀬川は座頭金のせいで家が潰れて売られてきた武家の娘・松崎に刺されます。
松崎は、鳥山検校に恨みを持ってたのです。
瀬川は傷を負いながら、自分を恨んでいる人が大勢いることに気づきます。
そんな折、吉原の者は「四民の外」、江戸市中の土地や屋敷の売買禁止という判決が奉行所からくだされました。
瀬川にも判決がでました。
奉行所は鳥山検校からの申し出として離縁を申し渡します。
鳥山検校に感謝の言葉をかける瀬川に
「そなたの望むことは全て叶えようと決めたのは、私だ」
と検校。
検校と離縁した瀬川は、蔦重と結ばれます。
二人は店を持つことを約束しますが、
1779年(安永8年)新年
瀬川は姿を消しました。
第15回 4月13日|死を呼ぶ手袋
江戸城、大奥総取締役・高岳が意次の懐紙入れを褒めています。
「主殿頭さま、ひとつお願いがございます。
以前より種姫様が西の丸様に贈り物をしたいと仰せで…
この細工を活かした手袋などどうかと思うのです」
意次は
「では、わしの方から急ぎ五郎蔵(職人)に命じておこう」
と快諾。
1779年(安永8年)2月21日
次期将軍・徳川家基が鷹狩りの途中で急死し、幕府に激震が走ります。
その死に田沼意次が関わっているとの噂が広がり、意次は平賀源内らに調査を依頼しました。
家基が苦しみだしたのは、鷹を逃がして悔しそうに親指を噛んだ後だという事実が判明すると、意次は青ざめ、手袋を取り戻すべく使いを出します。
ですが、手袋はすでに松平武元に押さえられていました。
松平武元に呼び出され、覚悟を決めた意次。
実は、武元は意次の無罪に気づいており、誰が意次に罪を着せ将軍の座を狙っているのかを探るべく意次と密談を交わします。
その夜、松平武元は急死します。
手袋を持ち、武元の部屋から去っていく女の影が浮かびあがります。
第16回 4月20日|さらば源内、見立は蓬莱
真犯人から幕府を守るため、この件から手を引くよう平賀源内に伝える田沼意次。
納得できない源内に、意次は50両を渡し、全て忘れるように命じます。
「これは口止めでございますか?
じゃあこんなもんじゃ足りませんよ!
俺が今までどれだけあなた様に知恵をお授けしてきたことか」
憤る源内は50両を投げ捨てて出ていきました。
そんな源内に久五郎という男が近づきます。
蔦重が源内の屋敷を訪ねてみると、源内は九五郎が持ってきた甘い香りの煙草を吸っていました。
源内は蔦重の依頼した新作のネタに、手袋にまつわる芝居の筋を語り出します。
夜、丈右衛門という男が源内の屋敷にやってきて酒盛りを始めます。
久五郎から勧められた強い煙草を吸うと、源内に幻聴が聴こえ始めます。声に振り回され、家の中をさまよううちに、丈右衛門に峰打ちにされて気を失う源内。
目を覚ますと、九五郎が血を流して絶命しているではありませんか。
牢に入れられた源内を心配した意次がやってきました。
子どものように泣き崩れる源内の手を握り、意次は力強く励まします。
1780年1月24日(安永8年12月18日)
蔦重たちは、田沼屋敷を訪ね、源内を救ってほしいと嘆願します。
事件の矛盾点をつき、盗まれた「死を呼ぶ手袋」と書かれた原稿を一枚見せる蔦重。ですが、意次は、
「正気を失っている今の源内ならやりかねぬ」
と冷たく突き放します。
そこへ源内の訃報が飛び込んできました。
意次は、蔦重の前から立ち去ると「死を呼ぶ手袋」の原稿を懐から出し、焼き捨てるよう指示を出します。
そこには、悪に立ち向かうヒーロー意次と親友源内をモデルにした物語が書かれていました。
意次は、一人になると声を震わせ、むせび泣きます。