朝ドラ『あんぱん』第21週(101話、102話、103話、104話、105話)
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
【週ごとのあらすじ】
『あんぱん』第21週(101話、102話、103話、104話、105話)放送日
朝ドラ『あんぱん』第21週(101~105話)放送日は
2025年8月18日(月)〜2025年8月22日(金)
です。
『あんぱん』第21週(101話)あらすじ
『あんぱん』101話あらすじです。
「手のひらを太陽に」
1964年春。
嵩が書いた詩を読み、メロディーをつけ始めるいせたくや。
そして完成したのが「手のひらに太陽に」です。
歌手・白鳥玉恵が歌った「手のひらを太陽に」は、「みんなのうた」でも紹介され、大ヒット。
大人だけではなく子供たちにも歌われるようになっていきました。
立ちはだかる壁
こうして作詞家として大ヒットを飛ばしながらも、断りきれない嵩は白鳥玉恵ニュースショーの構成や舞台美術なども引き受け、「ファイティングやない」と呼ばれて多忙な日々を送っています。
収入も上がりますが、いまだ漫画ではヒット作が描けていません。
「本当にやりたいこと」とのギャップ。
大きな壁にぶち当たる嵩でした。
八木、会社設立
そんな中、八木はカラフルなビーチサンダルなどを扱う会社を設立。
のぶと嵩がお祝いに駆けつけると、
ガード下にいた戦争孤児・木月アキラと戦地で宣撫班長だった粕谷将暉が働き、フリーライターの蘭子がビーチサンダルのコピーを考えています。
嵩の近況を聞き、

お前にしか描けないものを描くのは苦しいか?それでも逃げちゃだめだ
と励ます八木。
人気歌手・白鳥玉恵
ある日、のぶは突然会社から解雇されてしまいます。
しょんぼり帰宅すると、嵩が人気歌手の白鳥玉恵に「嵩さん」と呼ばれ、デレデレと打ち合わせをしていました。
戸惑うのぶ。
父の言葉を思い出し、さらに落ち込んでしまいます。
『あんぱん』第21週(102話)あらすじ
『あんぱん』102話あらすじです。
登美子
のぶが登美子を訪ねると、登美子は茶道教室を始め、活き活きとした様子です。
「作詞家のやないたかしさん」の母として晴れやかな表情の登美子は、この機会にのぶが家庭に入って支えればいいとのぶに話します。
嵩を弟子に自慢しながら

本人が好きな道に進むのが一番ですね♪
と言う登美子の言葉をのぶから聞いた嵩は、お茶を吹き出します。
八木の過去
ビーチサンダルのコピーを書き上げた蘭子は、八木に自分の映画評が載っている雑誌を渡しますが、辛口批評に苦言を呈されます。

いちばん不幸になるのは映画を愛してる君なのに

八木さんはどうなんですか?
誰にも心を開かない、家族も持たない。
そんな人に愛とか言われたくありません。
と言い返してしまいます。
夜、のぶと嵩から八木がかつて家庭を持っていたことを聞き、翌朝謝罪する蘭子。
八木は、出征中に福岡の空襲で妻子を亡くしていたと打ち明け、蘭子も豪の話をします。

絶対に生きて帰ると約束した。
何のために戦地で生き延びたのかわからなくなったよ。
だが、東京へ来てアキラのような孤児たちに出会って、こんな俺でももう一度彼らのために生きてみようと思えたんだ。

私にも、絶対に生きて帰ると言ってくれた人がいました。
だから、私「絶対」という言葉使えないんです…。
のぶは、蘭子が八木に恋をしているのではないかと嵩に話しています。
そこに現れた怒り顔の蘭子。

ご心配なく。
私は一生恋愛らあはせんので。
と健太郎を案内します。
『あんぱん』第21週(103話)あらすじ
『あんぱん』103話あらすじです。
「マンガ教室」
嵩はNHKのディレクターである健太郎の依頼で、「マンガ教室」という子供向けのTV番組に漫画の先生として出演することになりました。

がんばりんしゃい!

しゃいしゃい!
第一回目の放送日。
生放送に緊張する嵩をTVの前でのぶ、蘭子、メイコ、愛、花が見守ります。
絵描き歌の最初から間違えてしまった嵩は慌てます。
たまご食堂
そんなある日、羽多子がのぶたちの同級生・康太を連れ、パン食い競争の時のラジオを持って東京にやってきました。
康太は御免与町の朝田パンの場所を借りて食堂を開きたいと語ります。
食堂の名前は「たまご食堂」。
戦時中、民家に押し入った時、おばあさんが自分も空腹なのに卵を茹でてくれたことに由来していると話す康太。
空腹で困っている人にはお金がなくても食べさせると語る康太の食堂を、羽多子は手伝うことにしました。
夜、のぶは改めて母に感謝の気持ちを伝え、妹たちのことも褒めながら、少し寂しい気持ちになってきます。
『あんぱん』第21週(104話)あらすじ
『あんぱん』104話あらすじです。
いせたくやとの約束
ある日、嵩はいせたくやとずっと一緒に曲を作っていこうと約束します。
やなせたかしといずみたく
「手のひらを太陽に」で息のあった歌を作り上げた2人は、継続してコンビで作詞作曲をしていくことになります。
このようなつき合いのなかで、とちらからともなく、「一ヵ月に一曲ずつ歌を作ろうよ」ということになった。「それは大人の歌でも子供の歌でもなく、みんなが歌える歌」ということで、昭和四十五年から作り続けてきた。もちろん今でも作っているが、今では「どちらかが死ぬまでやめられないね」という状態である。
(引用『新ドレミファ交遊録』いずみたく著)
「大人の歌でも子供の歌でもなく、みんなが歌える歌」
というこだわりを持ち、2人は同じ方向へと邁進します。
さらにきっと漫画の役に立つと『CQCQ』というアマチュア無線ドラマの脚本を依頼するいせたくやに、どんな漫画を描いているのかと聞かれ、描いていないと正直に答える嵩。
描こうとすると漫画の才能がないと絶望的な気分になるので、忙しくしていると話します。
その答えに戸惑ういせたくや。
のぶが嵩のスランプについて八木に相談すると

まあ天才はスランプの波も大きいからな。
天才に化けるか凡人で終わるかは、苦しんでも続ける努力ができるかどうかだ。
と答えます。
のぶのやきもち
そんなある日のことでした。
カフェで嵩の打ち合わせが終わるのを待っていたのぶは、嵩が出勤前のホステスたちに取り囲まれている姿を目にしてしまいます。
ホステスさんたちの子供たちが嵩のファンなのですが、のぶはモテていると勘違い。

たっすぃーがのくせに生意気や
と、帰ってしまいます。
のぶの家出
夜、のぶは嵩に、最近の嵩はおかしい、なぜ漫画を描かないのか、描き続けてほしいと詰め寄ります。

あー、くさくさする!

うちのせい?
うちが嵩さんを追い詰めゆうがやろ

これは俺の問題なんだよ!
放っといてくれ!
嵩はすぐに謝りますが、のぶは家を出て、蘭子の部屋に転がり込みました。
『あんぱん』第21週(105話)あらすじ
『あんぱん』105話あらすじです。
妻の仕事
のぶと嵩の近距離別居生活は、思いの外長引きました。
1週間後。
羽多子とともに登美子に会ったのぶ。
登美子は嵩の名前の由来や幼い頃の様子を話してくれました。
のぶは仕事をしていない自分が嵩に漫画を描くよう強いたことを悔やんでいると話します。

のぶさん、いいこと?
そんなことに負い目を感じないで嵩と本音でガンガンやりあいなさい。
それは立派な妻の仕事よ。
のぶさんにしかできない仕事よ。
向き合うのぶ
翌日、のぶは嵩の名前の由来(嵩山という中国の山)である山に登りたくなり、
山登りに出かけ、山頂で「手のひらを太陽に」を歌います。
嵩は、本当に描きたい漫画を描き始めました。
自宅に帰宅したのぶは、嵩ではなく自分自身に腹を立てていたことに気付いたと打ち明けます。
父の「おなごも大志を抱け」という言葉に反し、何者にもなれなかった、子どもも産めなかった、何のために生まれたのかと涙を流すのぶ。

世の中に忘れられたような、置き去りにされたような気持ちになるがよ…。

のぶちゃんはずっと誰かのために走ってた。
いつもいつも全速力で。
のぶちゃんがいなかったら今の僕はいないよ?
のぶちゃんはそのままで最高だよ。
嵩は、優しくのぶに寄り添います。
のぶは、描きかけの漫画を見つけました。

たまるかー!
この太ったおんちゃん、最高や
あんぱん配りゆうね
『あんぱん』第21週(101話、102話、103話、104話、105話)キャスト
101話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
辛島健太郎|高橋文哉
いせたくや|大森元貴
白鳥玉恵|久保史緒里
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
さくら|堀口真帆
カフェの店長|西村雄正
辛島愛|岡本望来(子役)
辛島花|戸簾愛(子役)
アキラ(回想)|番家玖太(子役)
八木信之介|妻夫木聡
102話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田蘭子|河合優実
辛島健太郎|高橋文哉
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
ご隠居|三田村賢二
ご婦人|瑞木和加子
八木信之介|妻夫木聡
登美子|松嶋菜々子
103話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島メイコ|原菜乃華
辛島健太郎|高橋文哉
今井康太|櫻井健人
立川談楽|立川談慶
神野万蔵班長(回想)|奥野瑛太
ヤン・チュアンユン(回想)|天野眞由美
辛島愛|岡本望来(子役)
辛島花|戸簾愛(子役)
104話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
辛島健太郎|高橋文哉
いせたくや|大森元貴
粕谷将暉|田中俊介
木月アキラ|齊藤友暁
カフェの店長|西村雄正
ドラマのスタッフ|若林秀敏
ホステス1|永夏子
ホステス2|齋藤里菜
ホステス3|鈴木ふみ奈
八木信之介|妻夫木聡
105話
柳井のぶ|今田美桜
柳井嵩|北村匠海
朝田羽多子|江口のりこ
朝田蘭子|河合優実
カフェの店長|西村雄正
朝田のぶ(回想)|永瀬ゆずな(子役)
柳井 嵩(回想)|木村 優来(子役)
屋村草吉(回想)|阿部サダヲ
登美子|松嶋菜々子