2025年大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』
第４２話「招かれざる客」
あらすじを紹介いたします。
順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。
※ネタバレ含みます
大河ドラマ『べらぼう』第４２話 あらすじ
ロシアの勅使
オロシャの船がやってまいりました！
松平定信に一報が入ります。
松前家からの情報では、ロシアに漂着した日本人を送り届けに来たというのですが、本当の目的は通商交渉のようです。
通商に賛成する老中たちに対して、定信は断固反対。
直談判すると話す定信に、松前家の顔を潰してしまうと心配な老中たち。
ならば、松前の当主に隠居を申し付けてしまえ。
つよの死
蔦重が尾張で書物問屋の永楽屋との交渉をまとめている間に、母つよがさらっと亡くなりました。
江戸に戻った蔦重は、弔問に訪れた駿河屋、次郎兵衛、りつに、芸者の美人画を出すことを持ちかけます。
1793年（寛政五年）正月
書物問屋としてもスタートを切り、店頭には多彩な商品が揃っています。
定信、激怒
松平定信が激怒しています。
光格天皇が父・閑院宮に「太上天皇」の尊号を贈るという知らせに、朝廷への金銭援助を打ち切ると激怒。
幕府と朝廷の不和を作ったと公卿らを責め立て、処罰すると激怒。
そんな定信の様子の報告を受ける一橋治済は、看板娘の浮世絵に夢中になっています。
定信は、朝廷との不和はロシアに付け込まれる材料になると警戒し、みずから伊豆相模へ視察に出かけました。
歌麿の美人画
歌麿の描いた水茶屋「難波屋のおきた」、煎餅屋「高島屋のおひさ」、吉原芸者の「豊ひな」という看板娘の美人画は大評判となりました。
大量の注文が入り困っている歌麿に、蔦重は弟子に描かせて仕上げと名入れだけすればいいと話します。
お前の絵にかかりゃ店に客が来る。
その店は儲かり、儲かった奴らはまた金を使う。
そうやってぐるぐるぐるぐる回り出してんだ。
お前の絵は江戸の不景気をひっくり返し始めてんだ。
そんな時のちょっとした方便ぐれえ許されんだろ。
一点一点心を込めて描きたい歌麿。
葛藤しながらも菊麿に下絵を指示します。
そんな折、ていが子どもを宿します。
お口巾着で。
母つよの生まれ変わりだと信じる２人でした。
西村家の誘い
歌麿の元に西村家がやってきました。
跡継ぎを伴っています。
跡継ぎは、あの鱗形屋の次男・万次郎でした。
『画本虫撰』を見て以来ファンとなった万次郎は、「美男絵」、「モノトーンの錦絵」などアイディアを持って来ました。
歌麿と一緒に仕事をしたいと熱い思いを語ります。
先生は、これからも蔦屋さんの元で描くだけでよろしいので？
私はそれが先生の絵を狭めてしまうような気がしてなりません。
動揺する歌麿。
西村家も蔦重の印の位置が歌麿より上にあると指摘し
長い付き合いをいいことに、都合よく扱われてるとこもあんじゃございませんかね。
と加勢します。
蔦重には恩があると断る歌麿ですが、心中は⋯。
蔦重との決別
江戸に戻った定信は、美人大首絵にも激怒。
美人に大枚をはたく人たちが増え、物価が上昇してきたと聞いたからです。
また、あの者か…！
今後、一枚絵に女郎以外の女性の名を入れてはならないとのお触れを出しました。
芸者豊ひなの名前を入れられなくなったため、蔦重は、次に入銀なしの女郎絵を50枚作り、吉原への借金を返す約束を主人たちと交わします。
歌麿は、借金のカタに売られたと怒りますが、子どもを授かったていに苦労をかけたくないと言われて、渋々この仕事を引き受けます。
恩に着るぜ義兄弟。
後日、歌麿の元にまた万次郎が訪ねてきました。
西村屋さん、お受けしますよ仕事。
この揃いものを描き終わったら、もう蔦重とは終わりにします。
大河ドラマ『べらぼう』第４２話 キャスト
11/2「招かれざる客」
語り（九郎助稲荷）｜綾瀬はるか
蔦屋重三郎｜横浜流星
喜多川歌麿｜染谷将太
てい｜橋本愛
みの吉｜中川翼
唐来三和｜山口森広
芝全交｜亀田佳明
西村屋二代目万次郎｜中村莟玉NEW!
永楽屋東四郎｜佃典彦NEW!
松平信明｜福山翔大
菊麿｜久保田武人
正親町公明｜三谷昌登
難波屋｜コウメ太夫
きた｜椿
ひさ｜汐見まとい
豊ひな｜門脇遥香NEW!
餅つきをしている人｜小野まじめ・せんちゃん（クールポコ）
大当開運｜太田光
観相家｜田中裕二NEW!
たか｜島本須美
次郎兵衛｜中村蒼
大文字屋市兵衛｜伊藤淳史
扇屋宇右衛門｜山路和弘
りつ｜安達祐実
北尾重政｜橋本淳
滝沢瑣吉｜津田健次郎
鶴屋喜右衛門｜風間俊介
西村屋与八｜西村まさ彦
松平定信｜井上祐貴
本多忠籌｜矢島健一
一橋治済｜生田斗真
駿河屋市右衛門｜高橋克実
