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【ネタバレ】2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』第12話あらすじ「俄なる『明月余情』」

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2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第12話

「俄なる『明月余情』」あらすじ

を紹介いたします。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。

※ネタバレ含みます

全話あらすじ

第1回 あらすじ
第2回 あらすじ
第3回あらすじ
第4回あらすじ
第5回あらすじ
第6回あらすじ
第7回あらすじ
第8回あらすじ
第9回あらすじ
第10回あらすじ
第11回あらすじ
第12回あらすじ
第13回あらすじ
第14回あらすじ
第15回あらすじ
第16回あらすじ

 

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大河ドラマ『べらぼう』第12話 あらすじ

鱗形屋の青本ブーム

八丁堀にある白河松平家の屋敷では、松平定信(寺田心)が鱗形屋の青本『金々先生栄花夢』を読んでいる家臣に対して

武士が腹を抱えて笑うとは何事か

と叱りつけています。

ですが、定信も取り上げて読んでみると、

ゲコンカシコロウサコンケガ
キコナカサカイコト
…これは一体どこの言葉だ?

遊里の言葉でカ行を抜いて話すのでございます
「げんしろうさんが来なさいと」と相成ります

その面白さに思わず夢中になってしまいます。

青本とは:
大人向きの絵本
江戸時代中期に出版された草双紙(くさぞうし)の一種で、萌葱(もえぎ)色の表紙であることからその名がつきました。
絵入りで、内容は浄瑠璃・歌舞伎・軍記物などを翻案・簡略化したもの。

1777年(安永6年)
年が明け、浄瑠璃師・馬面太夫(うまづらだゆう)はめでたく二代目「富本豊前太夫(とみもとぶぜんだゆう)」を襲名し、芝居町で売られている蔦重(横浜流星)の「直伝(公式教本)」も飛ぶように売れました。
なかには吉原の蔦屋(義兄・次郎兵衛の店)まで足を運ぶ女性客も現れます。

ただ、地本問屋の仲間に入れてもらえず市中の本を取り扱えないことで、蔦屋の店頭には「浄瑠璃本」「献上本」「細見」の3商品しかありません。

一方で、鱗形屋(片岡愛之助)は、恋川春町『金々先生栄花夢』や朋誠堂喜三二『鼻峰高慢男』の青本でブームを起こしていました。

半次郎(六平直政)は朋誠堂喜三二に青本を頼めないかと蔦重に提案しますが、朋誠堂喜三二はペンネームです。
朋誠堂喜三二の正体を知らない蔦重には依頼のしようがありません。

俄をめぐる対立

吉原の主人たちは駿河屋の2階の座敷でイベント「俄」の話をしています。
呼ばれた蔦重は、りつ(安達祐実)

とにかくさ、みんなが「やらなきゃ損だ」って乗ってくる仕掛けを考えてほしいんだよ

とハッパをかけられます。

そこへ駿河屋の女将のふじ(飯島直子)が持ってきた祭りの廻状(回覧板)には、

来たる8月朔日より晴れの日数えて 30日間、吉原 において俄を祭りとして盛大に執り行うべし
山王、神田に続いて近頃は深川でも祭りが盛り上がっている
吉原でも祭りを持てれば、これに勝る可能性はありません
1つ 力を合わせ、吉原を盛り立てませんか
吉原俄祭り総代  若木屋与八【俄の錦絵のご案内】
この祭りに合わせて西村屋仕立ての錦絵 揃いもの『青楼俄狂言』を出します
錦絵をもって市中に広く祭りを広め、また、それぞれ店の名も広める所存
合力くださる店は、錦絵含みの金2両を添え申し出を
西村屋与八

若木屋一派が今夏は吉原の祭り「俄(にわか)」を自分たちが主導し、
祭りに合わせて西村屋の錦絵本『青楼俄狂言(せいろうにわかきょうげんづくし)』を売り出そうというのです。

若木屋が堂々と自分を「総代」と記し、西村屋(西村まさ彦)が売り出す祭りの錦絵本『青楼俄狂言』を2両で買ってほしいとありました。

アイディアを盗まれた大文字屋(伊藤淳史)は

どうすんだ!どうすんだ!

と怒り心頭です。

夕方、蔦重が頭をさすりながら歩いていると、”宝暦の色男”を自称する平沢常富(尾美としのり)が引手茶屋・駿河屋一派の女郎を頼んだのに、別の見世の女郎を紹介されたと話します。

蔦重は、吉原が「駿河屋一派vs若木屋一派」と2つのグループに分裂し、対立している状況を説明しました。
はたしてこんな状態で吉原で祭りができるのかと悩む蔦重に

そりゃあいい!
他にはない祭りになる
間違いなくやった方がいいよ
よその祭りはさ、もう 男ばっかり出てきてむさ苦しいったらねえんだ
しかも俄ってのは 歌舞伎だろ?
女郎さん出せるかどうか知んねえけど、芸者や禿が出たらそりゃあもう!
とうの昔に禁じられた女歌舞伎が蘇えるってことじゃねえか
しかも町が割れるってのも必ずしも悪いとは思わねえけどな
山王や神田も、張り合うからこそどんどん祭りの山車(だし)が派手になったわけだし

盛り上がりを考えると対立も悪くない、と助言する平沢。

納得した蔦重は、大文字屋から渡された若木屋を中傷する怪文書を破り捨て、イベントで一番の出し物を見せつけて「来年からは大文字屋の差配で」という話になるよう仕向けようと説得します。

半信半疑の大文字屋も、平沢常富が手伝うと話すと急にやる気になりました。通人の平沢が味方についてくれるならば百人力だというのです。

この祭り、勝てる!!

「俄」の集会所で、大文字屋は25両という大金を納めて正式に祭りへの参加を表明し、若木屋との祭りの覇権争いが始まりました。

平沢常富に影響を受けた蔦重は、この光景を見て、華やかな罵詈雑言も江戸の花。喧嘩の風景。祭りを面白くする要素、とにやりとします。

朋誠堂喜三二の正体

さて駿河屋2階の座敷。
平沢の指導のもと祭りの出し物の準備が進んでいきます。

蔦重は平賀源内(安田顕)に「俄」のことを面白く書いてもらおうと小田新之助(井之脇 海)の長屋を訪ねますが、エレキテルの注文が急増した源内は千賀道有(せんがどうゆう)の屋敷にいるとのこと。

先ほどバチッといったのは、体の中の悪い気が外に出て行ったんですよ
病というのは、体のうちに溜まった悪い気が起こすもの
つまりこの「ゐれきせゑりていと」さえあれば、悪い気を追い出して、どんな病もたちどこに治るということにございます

訪ねた屋敷では大忙しで祭りどころではないと源内に断られ、朋誠堂喜三二に頼めばいいと言われます。

実は、平沢常富その人こそ朋誠堂喜三二の正体だというのです。

これまですれ違っていた平沢が走馬灯のように思い出されます。

武士である平沢は、武士の給与「扶持米」以外に金を稼いではいけないので、正体を隠して作家の副業をしているのでした。

蔦重は、すぐさまこの対立構造を『源平合戦』に見立てて耕書堂で書いてほしいと平沢に頼みます。
そのアイディアに乗ってきます。
すると渋っていた平沢常富も、

「竹取」ってのはどう?
いにしえの花魁・高尾の霊を落とさねばならないわけさ
いろんなこと 終わる
どちらが通か張り合って…本多を細くしすぎたあげく、月代に髪一本だけペタ〜っとかさ
床も奪い合うんだけど、何せ霊だからいたせないのよ
そこはしょうがないから、こりゃ芸事で決着をつけようってさ
それが俄の祭りそのものになるとかさ

書き上がれば「吉原あげておもてなし」という蔦重の言葉にやる気を見せました。

ですが後日、平沢から「吉原ヘは当分いけなくなった」と文が届きます。

鱗形屋の一室で朋誠堂喜三二(平沢常富)が原稿を書き、恋川春町が絵を描いていた時、近頃蔦重とつるんでいるとの情報を得た鱗形屋が、探りを入れ、しっかり釘を刺していたのです。

泣く泣く手を引くことになった喜三二。

さらば、「吉原あげて」

 

蔦重がため息をついている頃、
西村屋の店頭には錦絵本『青楼俄狂言』が大々的に売り出されました。

さらに、若木屋が、駿河屋の出し物「雀踊り」と同じ演目をかぶせてくることが判明。
しかも振り付けは、藤間勘之助。
一気に駿河屋一派は劣勢を強いられます。

それを聞いた富本豊前太夫は、ならばこっちは 西川扇蔵(にしかわせんぞう)を担ぎ出すと全面対決です。

うつせみと小田新之助は、もしかしたら祭りで会えるかもしれない…とほのかに考えていました。

盛り上がる俄

いよいよ祭り開き。

太夫の見事な浄瑠璃に黄色い声が飛び、芸者たちの見事な舞などが続いた後、大文字屋の「雀踊り」が始まります。

と、すぐそこに若木屋の「雀踊り」がやってきました。

互いに張り合って踊りまくる面々。

疲れた踊り子たちが引き上げても、大文字屋・若木屋の両主人は踊り続け、2人以外に誰もいないことに気づき慌ててそれぞれの方向に躍り去っていきました。

その様子に群衆は大爆笑。

盛り上がる 祭りを北尾重政、勝川春章と見物していた蔦重。
西村屋の『青楼俄狂言』を見た勝川春章は、なぜ自分の絵ではないのかと腹を立てています。

それを聞いた蔦重は、1ヶ月近く続く祭りの間に何か出せないかと考え、勝川春章を誘います。

そこへやってきた平沢にも声をかけました。

こうしてできた『明日余情(めいげつよじょう)』は現地の興奮を閉じ込めたような内容で、祭りの記念にと飛ぶように売れました 。

祭りの最終日。

30日間よくやったぜ

喧嘩していた 大文字屋と若木屋がお互いの健闘を称え合い、 一緒に踊り始めるではありませんか。

粋な演出に客たちも列に加わり踊りだします。

『明月余情』序
鳥が啼く東の華街(いろざと)に
速戯(にわか)をもてあそぶこと
明月の余情(よせい)を儲けて
紅葉葉の先駆けとせんと
ある風流の客人(まれびと)の
仰せを秋の花とす
我と人と譲りなく
人と我との隔てなく
俄の文字(もんじ)が調(ととの)いはべり
朋誠しるす

最後に花魁たちも祭りに参加します。

小田新之助をうつせみ(小野花梨)が見つけます。

女郎の松の井(久保田紗友)に

祭りに神隠しはつきものでござんす
お幸せに

と背中を押された2人は、手を取り合い人混みの中に消えていきました。

 

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大河ドラマ『べらぼう』第12話 あらすじの登場人物

『べらぼう』12話の主な登場人物一覧です。

 

役名 キャスト 役柄 史実では
九郎助稲荷(くろすけいなり) 綾瀬はるか 語り 吉原遊廓内にあった稲荷社。
現在は吉原神社に祀られている。
蔦屋重三郎 横浜流星 主人公 江戸の名プロデューサー
蔦屋重三郎は何をした人?
駿河屋 高橋克実 主人公の養父 「蔦屋」茶屋などを営む
ふじ 飯島直子 主人公の養母
次郎兵衛 中村蒼 主人公の義兄
蔦屋の主
大門口の引手茶屋の主。
実家が裕福なので商売に熱心ではない
留四郎 水沢林太郎 五十間道の蔦屋で働く
半次郎 六平直政 つるべ蕎麦店主
松葉屋半左衛門 正名僕蔵 妓楼主 吉原の有名妓楼主
最盛期を築く
いね 水野美紀 松葉屋女将
花の井/五代目瀬川 小芝風花 松葉屋女郎 伝説の悲運の名妓
うつせみ 小野花梨 松葉屋女郎
松の井 久保田紗友 松葉屋女郎
とよしま 珠城りょう 松葉屋番頭新造
きく かたせ梨乃 河岸見世・二文字屋女将
ちどり 中島瑠菜 二文字屋女郎
大文字屋市兵衛 伊藤淳史 妓楼主 2代目大文字屋
初代が小柄でケチで「カボチャ」と呼ばれた。
狂歌界のキーパーソン
誰袖(たがそで) 福原遥 大文字屋女郎 狂歌を詠んだ悲劇の遊女
かをり 稲垣来泉  大文字屋女郎
志げ 山村紅葉 誰袖のお目付け役
扇屋右衛門 山路和弘 妓楼主 蔦重と同じ狂歌グループで吉原の交流で重要な役割を果たす
りつ 安達祐実 大黒屋女将
志津山 東野絢香 玉屋女郎
鳥山検校 市原隼人 盲目の大富豪 五代目瀬川を身請けした大金持ちの盲人
北尾重政 橋本淳 絵師 蔦重最初の本の絵を描いた。人望があり長生き。
勝川春章 前野朋哉 絵師・北斎の師匠 一時、役者絵界隈を牛耳る
葛飾北斎
(勝川春朗)
絵師 『富嶽三十六景』
名前も家も変えまくり90歳まで現役絵師
平沢常富
(朋誠堂喜三二)
尾美としのり 作家・絵師(武士) 戯作者で、蔦重を支えた
自称”宝暦の色男”
鶴屋喜右衛門 風間俊介 地本問屋 京都本店の大書店「仙鶴堂」。通油町に店を構える。蔦重&京伝と3人で日光に旅行にも。
鱗形屋孫兵衛 片岡愛之助 版元 「鶴鱗堂」『吉原細見』を独占刊行した書店・版元。
武家とトラブルを起こす
鱗形屋長兵衛 三浦獠太 鱗形屋の跡取り息子
万次郎 鱗形屋の次男
藤八 徳井優 鱗形屋の番頭
西村屋与八 西村まさ彦 版元「永寿堂」 「永寿堂」絵師鳥居清長を擁した蔦重のライバル
須原屋市兵衛 里見浩太朗 版元『解体新書』を出版 「申椒堂」平賀源内や杉田玄白の本を刊行
小泉忠五郎 芹澤興人 本屋
平賀源内 安田 顕 作家・発明家 エレキテルなどを発明した万能の奇才。心身を病んで獄中死。
小田新之助 井之脇 海 浪人
田安賢丸
(松平定信)
寺田心 老中・御三卿 あと一歩で将軍だった。「寛政の改革」を行った。
松平定信/田安賢丸|将軍になりそこねた男
種姫 小田愛結 宝蓮院の娘 家治の養女となった家基の正室候補
高岳 冨永愛 大奥総取締

 

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