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【ネタバレ】2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』第17話あらすじ「乱れ咲き往来の桜」

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2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第17話

「乱れ咲き往来の桜」あらすじ

を紹介いたします。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。

※ネタバレ含みます

 

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大河ドラマ『べらぼう』第17話 あらすじ

蔦重ブーム到来

寒さも緩み春を予感させる頃、耕書堂は大賑わいです。

「細見を急ぎます」って言ってください

細見を急ぎます?

女性客から黄色い歓声が上がります。

これは、大工の棟梁で戯作者・浄瑠璃作家でもある烏亭焉馬が吉原情報と交換に『碁太平記白石噺』という芝居に「耕書堂」の名を出してもらった効果です。

蔦重をモデルとした”本重”なる貸本屋が登場すると、蔦重ブームが巻き起こり、蔦重目当ての吉原客も増えました。

忙しくなった蔦重は、唐丸が戻ってくれないかとりつに話します。

時期将軍は誰の手に

家基が亡くなり得をするのは、時期将軍を立てることのできる御三家・清水家・一橋家です。

誰が将軍の座を狙っているのか、田沼意次が探り始めます。

一橋家の屋敷
一橋治済は、庭で相撲鑑賞をしています。
意次がさぐりを入れてみますが、息子たちの次期将軍の座に興味を示しません。これは清水家と同じでした。

ですが側近の稲葉正明が

主殿頭さま、実は驚くべきことわかりまして。
改めて調べましたところ、尾張、紀伊、水戸、御三家には西ノ丸様として養子に出せるような男子が一人もおりませんでした

と報告すると、意次は絶句します。
焦らずとも、一橋家、清水家のどちらかは将軍が立つことになるので、互いに時機を見計らっていたのでしょう。

小田新之助との再会

耕書堂の人気が面白くない地本問屋たちは、彫師たちに「耕書堂と組んだら注文しない」と圧をかけています。
それを聞いた蔦重が思案していると、声をかけてきた者がいます。

そこには、うつせみとの足抜けに成功した小田新之助の姿がありました。

三年ぶりの再会です。
聞けば源内のツテで百姓をしているという新之助。
うつせみのことを「おふく」と呼んでいました。

本を買いに寄った新之助の荷物から「往来物」と呼ばれる子どもが読み書きを覚えるための手習い本が出てきました。

蔦重は、学がないと商人や役人に騙されると話す新之助の言葉に

書を以て世を耕すんだ

かつての源内の言葉を遺言のように思い出していました。

 

駿河屋の2階の座敷で、吉原の主人たちに「往来物」を作りたいと申し出る蔦重。
往来物は、一度板を作ればずっと使え、長期にわたって安定した利益が見込めるというメリットがあります。

町役となったりつの賛同を得て、主人たちは次々に豪農や豪商、手習いの師匠たちを紹介してくれました。

京から来た女

寺の一室。
将軍徳川家治は、意次から御三家に男子がおらず、御三卿が辞退したという報告を受け、愕然としています。

かくなるうえは、上様にお子をもうけていただくのが最善かと存じまする

40歳をすぎている家治はひるみます。

そこへ高岳が家治の亡き愛妻にそっくりな鶴子を連れてきました。
鶴子は京の京都から来た、亡き御台所の遠縁で、ゆっくりとした京訛りの上品な女性です。

家治は鶴子から目が離せません。

京…?

意次は、連続殺人犯について松平武元と話したことを思い出していました。

その頃、屋敷で人形を操る一橋治済。

「人を関わらせる」手法

地本問屋は、腕利きの彫師・四五六に注文を断られています。

四五六は、耕書堂と毎年20両のサブスク契約を結んだと言うのです。

100種類以上の往来物は年20両払っても損はしない商売ということになりますが、地本問屋たちは江戸の市中に出回らせないよう邪魔すればいいと企てます。

ついに往来物『新撰耕作往来千秋楽』『大栄商売往来』などが完成。

蔦重は取材した豪農蔦重が豪農や豪商たちに見てもらいます。
感激する面々は、みなまとめ買いをしてくれました。

蔦重が豪農や豪商、手習いの師匠たちに取材したのは、「商品に関わらせる」のが目的でした。
関わった本というのは、自慢したいし、勧めたくなるものです。

人を巻き込み、独自の手法で道を切り拓いていく蔦重は、こうして江戸市中に縛られない独自の販路を開拓していきます。

佐野政言

春、桜が咲き誇る花魁道中の夜、蔦重はかをりに抱きつかれます。かをりは「誰袖」という名の大文字屋の看板花魁となっていました。
誰袖を、お目付け役の志げが連れていきます。

その頃、田沼屋敷では、意次たちが幕閣での力を強化しようと人事について話し合っています。

あの、その図の中に、佐野という者も入れてもらえませんか?

と、息子の意知。
佐野とは以前、意次に家系図を池に投げ捨てられた佐野政言です。佐野政言は、自分の育てた枝振りの良い桜を意次に贈っていました。

意次は適当に返事をし、すぐに忘れてしまいました。

絵師・北川豊章

蔦重は新たな販路について考えを巡らせるなか、地本問屋たちは、耕書堂の往来物が田舎には売れているが、市中にはさほど広がっていないと噂していました。

そこへ日本橋通油町の丸屋小兵衛が汗だくでやってきます。

もってかれました…!
うちの上得意だった手習いの師匠たちをごっそり
なんでもこれからは師匠仲間の作ったもんを使いたいって話で

慌てる地本問屋。
鶴屋は、耕書堂に作家や絵師が流れないよう指示をしました。

 

蔦重が青本を読み、一緒に仕事をする人を探していると、ふと「北川豊章」の名が目に留まります。

その画風の変化は、まさか…。ある思いが沸きあがります。

かつて礒田湖龍斎の模写を手掛けた唐丸ではないのか…!

 

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