こちらのページでは、
2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第18話のあらすじ
をご紹介しています。
順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。
※ネタバレ含みます
大河ドラマ『光る君へ』第18話 あらすじ
宣孝、帰京
長徳元年(995年)4月。
筑前に赴任していた宣孝(佐々木蔵之介)が4年ぶりに為時(岸谷五朗)の屋敷を訪ねてきました。
太宰府の土産を山ほど抱えた宣孝は羽振りがよく、唐の酒を
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戦人の飲む酒だ
我らは戦を致さぬゆえ口に合わぬが、おかしなものも一興であろう
とまひろ(吉高由里子)にも勧めます。
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カッといたしますね!
まさに戦に出る己を鼓舞するお酒でございますね
と感想を述べるまひろに
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打てば響くよい女になったのう
年を重ねて色香を増した
まひろは
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宋の国には”科挙”という制度があり、身分に関係なく政に参加できる
という話に目を輝かせます。
まひろには唐の紅を用意してくれています。
関白道兼
内裏では、道綱(上地雄輔)や実資(さねすけ・秋山竜次)らが
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道隆殿が身まかられて10日も経つのに、帝はなぜ次の関白を指名しないのだろうか
出過ぎ者の中宮様(高畑充希)が伊周殿(これちか・三浦翔平)を強く推しているに違いないが、帝も伊周殿も若い。
道兼殿は好きではないが、まったく好きではないが、
道兼殿が関白になるべきだ
と話しています。
そこに大納言が疫病で亡くなったという一報が入ります。
一条天皇(塩野瑛久)はその一部始終を壁の穴から覗いています。
一条天皇は、道兼(玉置玲央)を関白とする詔(みことのり)を出します。
不満を定子にぶつける伊周。
定子は
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もっと人望を得られませ
精進していただきたく思います
とムッとします。
道兼は
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荒れていたおれを救ったお前のおかげだ
と感謝し、道長も
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兄上ならきっとよき政(まつりごと)ができましょう!
と励まします。
しかし、この時すでに道兼は病に侵されていたのでした。
道兼、死す
一条天皇に慶賀奏上をしようとした道兼は、倒れます。
心配した道長が兄を見舞おうとしますが、道兼は
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おれは疫病だ。
お前が倒れれば我が家は終わってしまう。
二度とくるな
と追い返します。
死を前に読経を続ける道兼。
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悪人の自分が浄土に行こうとしているのか
ぶざまな…
ハハハ…
と高らかに笑い声をあげ、35歳でこの世を去りました。
慶賀奏上から7日のことでした。
二条第では、伊周の弟・隆家が、「七日関白」と道兼のことを嘲笑しています。
伊周は次こそ自分が関白だと喜んでいます。
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政で何かやりたいことはあるのですか?
と聞く弟に
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家が強ければ政も安泰だ
と答える伊周。
道長は兄の死に涙を流します。
為時とまひろも道兼の死を知りました。
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母の仇だったとはいえ無念だったろう
という父の言葉にまひろは
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道兼の罪も天に昇って消えますように
と琵琶を奏でます。
道長vs伊周
大納言以上の位にある公卿で疫病にならず生き残っているのは、道長、伊周だけとなりました。
姉で帝の生母・詮子(あきこ・吉田羊)に
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次の関白はお前よ
と言われるも、道長にも倫子(黒木華)にも権力欲がなく
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うつけもの!
と怒らせてしまいます。
一方、伊周は「公卿たちの意見を聞こう」と公卿たちを集め接待します。
実資は不参加。
F4ら公卿たちは、伊周に貸しを作り利用していこうと考え始めます。
まひろのもとをききょう(ファーストサマーウイカ)が訪れます。
贅沢を戒める道長の不人気ぶりを聞いて、ふと笑ってしまいまうまひろ。
そして、ついに強硬手段に出た詮子は
清涼殿を訪れ、関白を伊周に決めた一条天皇に決定をひるがえすよう迫ります。
泣き崩れる母を見た一条天皇は、道長を”内覧”(太政官から天皇に奏上する公文書を奏上の前に内見し政務を代行する者)とします。
そのことに怒り狂った伊周は、妹の定子に暴言を吐きます。
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皇子を産め、皇子を産め、早く皇子を産めえ!
ひと月後、道長は右大臣に昇格。
関白も左大臣も不在のなか公卿のトップに就いたのでした。
身動きの取れない関白ではなく、存分に政にて働ける地位を選んでのこと。
その時、道長は
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道長様が政によってこの国を変えていくさまを、死ぬまで見つめ続けます
そう話したまひろの言葉を思い出し外に出るとまひろに出会います。
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昔の己に会いに来たのね…
何も話さずすれ違うふたり。
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大河ドラマ『光る君へ』第18話|『光る君へ紀行』
第18回目の『光る君へ紀行』では、京都府八幡市の石清水八幡宮が紹介されました。
石清水八幡宮
大分県の宇佐神宮・福岡県の筥崎宮とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられる石清水八幡宮。
「はちまんさん」として親しまれています。
道兼のエピソードにあるように、朝廷との関係が深く、勅祭(ちょくさい=天皇の使者が派遣される祭り)というお祭りが行われています。
一条天皇の使者として、道兼が石清水八幡宮の行幸を取りしきっていました。
藤原道兼ゆかりの神社としても知られています。
石清水祭は、京都の葵祭、奈良・春日大社の春日祭とともに三大勅祭のひとつとされています。
道兼は、粟田に山荘を構えたことから「粟田殿」と呼ばれていました。
名称 | 石清水八幡宮 (IWASHIMIZUHATCHIMAN SHRINE) |
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営業時間 | 6:00~18:00 :9:00~17:00 |
地図 | |
住所 | 〒614-8005 京都府八幡市八幡高坊30 |
アクセス | ■京阪電鉄「石清水八幡宮」からケーブル「ケーブル八幡宮山上」下車、徒歩5分 |
入場料 | 無料 |
TEL | 075-983-3001 |