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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第42話あらすじ

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2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第42話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

 

※各話あらすじ公開中

第 1回 1月  7日 |約束の月
第 2回 1月14日 |めぐりあい
第 3回 1月21日 |謎の男
第 4回 1月28日 |五節の舞姫
第 5回 2月  4日 |告白
第 6回 2月11日 |二人の才女
第 7回 2月18日 |おかしきことこそ
第 8回 2月25日 |招かれざる者
第 9回  3月  3日 |遠くの国
第10回 3月10日|月夜の陰謀

第11回 3月17日 |まどう心
第12回 3月24日 |思いの果て
第13回 3月31日 |進むべき道
第14回 4月  7日 |星落ちてなお
第15回 4月14日 |おごれる者たち
第16回 4月21日 |華の影
第17回 4月28日 |うつろい
第18回 5月  5日 |岐路
第19回 5月12日 |放たれた矢
第20回 5月19日 |望みの先に

第21回 5月26日 |旅立ち
第22回 6月  2日 |越前の出会い
第23回 6月  9日 |雪の舞うころ
第24回 6月16日 |忘れえぬ人
第25回 6月23日 |決意
第26回 6月30日 |いけにえの姫
第27回 7月14日 |宿縁の命
第28回 7月21日 |一帝二后
第29回 7月28日 |母として
第30回 8月  4日 |つながる言の葉

第31回 8月18日 |月の下で
第32回 8月25日 |誰がために書く
第33回 9月  1日 |式部誕生
第34回 9月  8日 |目覚め
第35回 9月15日 |中宮の涙
第36回 9月22日 |待ち望まれた日
第37回 9月29日 |波紋
第38回10月 6日|まぶしき闇
第39回10月13日|あらすじ
第40回10月20日|あらすじ

第41回10月27日|あらすじ
第42回11月  3日|あらすじ

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大河ドラマ『光る君へ』第42話 あらすじ

娍子、立后

源明子(瀧内公美)は、藤原顕信(百瀬朔)が出家したことを嘆き、夫・藤原道長(柄本佑)に

返せ!顕信を返せー!!

と食って掛かりますが、兄・源俊賢(本田大輔)に出家したことで心穏やかになったのではないかと言い聞かされます。
明子は、寒い比叡山で修行する息子を心配し、衣を届けてほしいと兄に頼みました。

1012(長和元年)年2月。
三条天皇(木村達成)は、道長の娘たち・藤原妍子(倉沢杏奈)を中宮に、藤原彰子(見上愛)を皇太后とすることとし、
中宮大夫に道長の兄・藤原道綱(上地雄輔)、中宮権大夫は道長の息子・藤原教通(姫子松柾)をつけました。

ひと月後。
藤原娍子(朝倉あき)を皇后にすると道長に告げた三条天皇。

一帝二后をやってのけた左大臣だ、異存はあるまい

道長が、娍子のような後ろ盾がもない大納言の息女が皇后になった先例はないと反対しても、三条天皇は聞き入れません。

そなたがこれを飲まぬなら朕は二度と妍子に元には渡らぬ。
渡らねば子はできぬ。それでも良いのか?

三条天皇の術中にまんまとはまったことを思い知らされた道長でした。

土御門邸。
”四納言”藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(金田哲)、藤原行成(渡辺大知)、源俊賢(本田大輔)が集められました。
話し合いのすえ、娍子の立后の儀と妍子の内裏参入を同日にぶつけ、公卿たちが妍子の方に多く集まるように仕向けようと考えました。

三条天皇も対策を練ります。
娍子の立后の儀は昼、妍子の内裏参入は夜にすれば、公卿たちは両方参加できることを思いつきました。

ただ、そのあては外れてしまいます。
娍子の立后の儀に人が集まらないのです。

藤原実資(ロバート秋山)が姿を見せると、三条天皇は儀式の責任者を頼みます。本来なら右大臣や内大臣が務めるべきなのですが、断られては立后できないと言われては引き受けるしかありません。

妍子の内裏参入は道長の実家、東三条殿で行われました。
妍子のお供に指名していた実資と藤原隆家(竜星涼)は、立后の儀の後の宴に参加して姿を見せません。
皇后となった娍子は、この寂しい宴に一抹の不安を覚えます。

渡りがない妍子

道長が、清涼殿にいる三条天皇に藤壺にいる娘・妍子に渡りがない理由を尋ねると、妍子は若い公卿と宴三昧なのだと三条天皇は答えます。

お上のご寵愛がございますれば、中宮様は変わられます

そういえば 比叡山では僧どもに石を投げられたそうだな

道長は笑って答えます。

息子の受戒(仏の戒律に従うことを誓う儀式)に参列しようとしたら、馬に乗ったまま山に入ったことに腹を立てられまして。

石が飛んできただけでも祟りがあるらしい。
しっかりと払ってもらうが良い。

 

妍子の悪評に心痛めた皇太后・彰子が枇杷殿に道長を招きます。
その後、まひろの局を訪ねると

実は中宮・妍子様のもとに帝がお渡りにならぬのだ。
前の帝と彰子様の間には『源氏の物語』があった。されど今の帝と妍子様には何もない。『源氏の物語』ももはや役には立たぬのだ。

まひろには知恵がある、なにか手立てはないかと道長が言うのですが、

物語は人の心を映しますが、人は物語のようにはいきませぬ

どうにもできないと、まひろは答えます。

枇杷殿で使う経費を減らしてほしいと彰子が申し出ます。亡き一条天皇の民の心に近づこうとしていた志を継いでいきたいと言うのです。

私だけでな、中宮、皇后のかかりも減らせば、妍子の無駄遣いもおさまるであろう

ですが、経費は朝廷が決めること、彰子が決めることではない、突き放す道長。

質素にされたければご勝手になさいませ

その後、まひろの局に立ち寄りましたが、まひろは屋敷に帰っており、会うことは叶いませんでした。

道長、倒れる

その夜、道長は倒れます。

回復しない道長は、三条天皇に辞表を送ります。
辞表は返すのが通例ですが、三条天皇は返さず受理したいと思っています。

土御門邸で父を見舞う彰子は父の病が自分のせいではないかと胸を痛めています。

敦成が東宮になったときから私は父上と‥

母(黒木華)や祖母(石野真子)に胸のうちを話すと

皇太后様は信じた道を お行きなさいませ。
父上とて皇太后様を誇りに思っておいでですよ。

と言われ、少し驚きます。

内裏に怪文書が出回ります。
道長の病を喜んでいる者として「藤原道綱、藤原隆家、藤原実資、藤原懐平、藤原通任」の名が記されていました。

道長は2度めの辞表を送りますが返され、病が小康状態になったため7月に復帰しました。

三条天皇は心にもないことを言って歓迎しました。

よく戻ってくれた。
朕はそなたがおらんのと心細くてならぬのだ。

恐れ多いお言葉 痛み入りまする。

されどあまり無理をしてはまた倒れるやもしれぬ。ゆるゆると仕事をせよ。

道長はどこか覇気がありません。

新たな約束

まひろは物語を書いていません。

物心ついた時から母上はいつも私のことなど ほっぽらかして何かを書いていたわ。
書かない母上は母上でないみたい。

まひろは出家を口にします。

あなたは には好きな人もいるし、心配することないもの

そんなある日、道長の従者・百舌彦(本多力)がまひろを訪ね、頭を下げました。

実は殿様のお加減がおよろしくなく‥殿様に生きる力をお与えになれるお方はまひろ様だけなのでございます。

宇治の道長の別邸を訪ねるまひろ。
2人は川辺を歩きながら語ります。

誰のことも信じられぬ、己のことも。

もうよろしいのです。私との約束はお忘れくださいませ。

「政によってこの国を変えてほしい」とまひろはかつて道長に願っていました。

お前との約束を忘れれば、俺の命も終わる。
それで帝もみんなも喜べばそれでも良いが。

ならば私も一緒に参ります。

『源氏の物語』を書き終え、一人娘もたくましく成長した今、自分の役目はないとまひろは語ります。

お前は俺より先に死んではならぬ。死ぬな。

ならば道長様も生きてくださいませ。
道長様が生きておられれば、私も生きていかれます。

道長と新たな約束を交わしたまひろは、ふたたび筆を執り、主人公・光る君の死後の物語を紡ぎ始めたのでした。

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