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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第38話あらすじ

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こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第38話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

 

※各話あらすじ公開中

第 1回 1月  7日 |約束の月
第 2回 1月14日 |めぐりあい
第 3回 1月21日 |謎の男
第 4回 1月28日 |五節の舞姫
第 5回 2月  4日 |告白
第 6回 2月11日 |二人の才女
第 7回 2月18日 |おかしきことこそ
第 8回 2月25日 |招かれざる者
第 9回  3月  3日 |遠くの国
第10回 3月10日|月夜の陰謀

第11回 3月17日 |まどう心
第12回 3月24日 |思いの果て
第13回 3月31日 |進むべき道
第14回 4月  7日 |星落ちてなお
第15回 4月14日 |おごれる者たち
第16回 4月21日 |華の影
第17回 4月28日 |うつろい
第18回 5月  5日 |岐路
第19回 5月12日 |放たれた矢
第20回 5月19日 |望みの先に

第21回 5月26日 |旅立ち
第22回 6月  2日 |越前の出会い
第23回 6月  9日 |雪の舞うころ
第24回 6月16日 |忘れえぬ人
第25回 6月23日 |決意
第26回 6月30日 |いけにえの姫
第27回 7月14日 |宿縁の命
第28回 7月21日 |一帝二后
第29回 7月28日 |母として
第30回 8月  4日 |つながる言の葉

第31回 8月18日 |月の下で
第32回 8月25日 |誰がために書く
第33回 9月  1日 |式部誕生
第34回 9月  8日 |目覚め
第35回 9月15日 |中宮の涙
第36回 9月22日 |待ち望まれた日
第37回 9月29日 |波紋
第38回10月 6日|まぶしき闇
第39回10月13日|あらすじ
第40回10月20日|あらすじ

第41回10月27日|あらすじ
第42回11月  3日|あらすじ
第43回11月10日|あらすじ
第44回11月17日|あらすじ

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大河ドラマ『光る君へ』第38話 あらすじ

ききょうの覚悟

藤壺にいるまひろ(吉高由里子)を、ききょう(ファーストサマーウイカ)が訪ねてきました。

き:光る君の物語 読みました!引き込まれました〜!
あんなことをお一人でじっとりとお考えになっていたのかと思うとたまげましたわ〜。
まひろ様は誠に根がお暗い。

ま:暗いのはわきまえております。

き:光る君はそばにいたら一言言ってやりたいような困った男でございますわね。
玉鬘の君に言い寄るところのしつこいいやらしなさなど呆れました。
されどそういう困った男を物語の主になさって、男のうつけぶりを笑いのめすところなぞ、誠にまひろ様らしくって‥うふふ 。
それだけではございません。まひろ様の漢籍の知識の深さ、この世の出来事を物語に移し替える 巧みさ、どれもお見事でございますわ。

ま:手厳しいききょう様からそのようにお褒めいただいて嬉しゅうございます。

き:私、手厳しいでしょうか?

ま:以前、左大臣様のことを 人気 もやる気もない人と仰せになっていましたもの。

き:誠に見る目がございませんでした。

ま:ききょう様のように才気溢れる楽しい方が藤壺にいらしたらもっと華やかになりますのに‥

き:それはお断りいたします!
私は亡き皇后・貞子様のお身内をお支えするために生きております。

そして、亡き皇后・藤原定子(高畑充希)の子である敦康親王(片岡千之助)の様子を知るために来たことを打ち明けます。

私はいかなる世となろうとも、皇后・定子様の灯を守り続けてまいります。
私の命はそのためにあると思っておりますゆえ。

ききょうは藤原道長(柄本佑)から、定子の思い出をつづった「枕草子」から一条天皇(塩野瑛久)の関心を奪うよう頼まれたのではないかと涙ながらに問います。

き:私は腹を立てておりますのよ、まひろ様に!
『源氏の物語』を恨んでおりますの。

ききょうの思いを知ったまひろ。
自分にはどれだけの覚悟があるのだろうかと考えさせられます。

伊周、呪詛事件

藤原行成(渡辺大知)は、藤壺を訪ね、敦康親王の元服の時期を道長に相談したいと話しますが、元服をして藤壺を出るのはいやだと敦康親王に断られます。

一方、中宮で道長の娘の藤原彰子(見上愛)と新しく産まれた敦成親王に対する呪詛の形跡が見つかりました。
道長が行成に調べさせると、円能という僧侶の名が浮かんできました。
検非違使から厳しい尋問を受け、円能は、首謀者が定子の兄で敦康親王の伯父である藤原伊周(三浦翔平)と伊周の叔母・高階光子、伊周の妻の兄・源方理だと白状します。
呪詛の対象は、道長、彰子、彰子の子・敦成親王。

処分を陣定(じんのさだめ)で議論する公卿たち。

”呪詛の首謀者、実行者は死罪”と決まっていましたが、道長は一条天皇に官位剥奪におさえるよう進言します。これ以上の恨みを買いたくない道長。

1009年(寛弘6年)2月20日。
伊周は参内停止、それぞれが罰を言い渡されました。

一条天皇は寝所で彰子に問いかけます。

そなたは敦康がおるため敦成が狙われておると思うておるのか?

分かりませぬ。
それでも私の敦康様への思いは変わりませぬ。

まことか。

藤壺で寂しく過ごしておりました頃から私にとって敦康様は闇を照らす光でございました。

 

揺るぎない力

道長は、嫡男・藤原頼通(渡邊圭祐)に、この先 自分たちがなすべきことは彰子の子である敦成親王を東宮とし、一刻も早く即位させることだと語ります。

帝のお心をいたずらに揺さぶるような輩が出てくると朝廷は混乱をきたす。
いかなる時も我々を信頼してくださる帝であってほしい。
それは敦成様だ。
家の繁栄のため、ではないぞ。

ゆるぎない力を持って民のために良い政を行うことが目的なのだと付け加える道長。

3月4日の除目。
藤原実資(ロバート秋山)が大納言になりました。
藤原公任(町田啓太)と藤原斉信(金田哲)は権大納言、藤原行成は権中納言になりました。
この3人ともともと中納言だった源俊賢の4人は「一条朝の四納言(しなごん)」と呼ばれるようになります。
道長の息子・頼通も若くして権中納言に昇進。
すべては道長の息のかかった人事でした。

道長は、頼通の婿入り先を亡き具平親王の娘・隆姫に決めようかと妻の源倫子(黒木華)にする道長。
本人の意思を聞いてほしいという妻に

あいつの気持ちはよい。
妻は己の気持ちで決めるものではない。
男の行く末は妻で決まるとも申す。
やる気のなかった末っ子の俺が今日あるは、そなたのおかげである。

道長がそういうと、にっこりほほえむ倫子。

あかね、藤壺へ

まひろが、局で物語の次の構想を練り始めていると、道長がやってきます。

まひろはまず、父が官職を得られたことのお礼を述べます。

お前の娘はいくつになった

11にございます

敦康様と同じか‥間もなく裳着であるな

裳着を終えたらまひろの娘・賢子(南沙良)を藤壺の女房としてはどうかと提案されました。

藤壺の人気者になりそうな女房でしたらいい人がおりますわよ

あかね(泉里香)のことがまひろの頭に浮かびます。
あかねは藤壺の女房となり、和泉式部という名を与えられました。

別れた夫の官職は嫌でございます

文句を言うでない

あかねは後に『和泉式部日記』となる敦道親王との思い出の文章をまひろに見せました。書くことで悲しみを癒やしたと語るあかね。

まひろ様も『源氏の物語』をお書きになることで、ご自分の悲しみを救われたのでございましょう?

頼まれて書き出した物語ですので。
されど書いておればもろもろの憂さは忘れます

お仕事なのですね

和泉式部には言えませんが、道長にむけて書いている想いを持つまひろ。

あかねの人気で若い公卿たちも藤壺に出入りするようになりました。

まひろは第2部に着手しています。

頼通は、腹違いの子・藤原頼宗(上村海成)と親しくなりました。
頼宗の伯父は源俊賢、母は源明子(瀧内公美)です。
明子は、頼宗を引き立ててやってほしいと、穏やかに頼通に接します。

伊周、正気を失う

ある日のこと。
道長は定子の子・敦康親王が彰子に甘えているところを目撃し、『源氏の物語』桐壺の巻で幼心に藤壺に恋心を持つ光る君が脳裏をよぎります。
彰子に執着する敦康親王に危険を感じた道長は、敦康親王の元服を急ぎます。

6月。
頼通の結婚が決まり、彰子が第2子を懐妊します。
これを機に一条天皇は藤原伊周の参内停止処分を解きます。
彰子が無事出産するまでは、恨みを買わないようにと考えたためでしたが、伊周は参内してきませんでした。

出産前、土御門邸に下がる彰子に伴い、まひろもまた道長の住む土御門邸に。

そんな頃、藤壺ではボヤ騒ぎがありました。
元服を急かされた不満を持つ敦康親王は、ききょうたちとともに伊周の屋敷に避難しますが、やつれた伊周の姿に驚きます。

近頃 左大臣は私のことを邪魔にしている。
中宮様に皇子が生まれたゆえ致し方がないが

伊周の子・藤原道雅も誰かが帝や中宮と引き離すために火事を起こしたのではないかと匂わせます。

伊周は道長を訪ねて言いました。

先例から考えても、次の東宮は帝の第一の皇子・敦康親王様であるべきです。
どうか帝のご意思を踏みにじらないでください。

道長が参内しなかったわけを問うと叫びだす伊周。

お前のせいだ。何もかもお前のせいだ!

伊周は正気を失い、道長に向かって呪詛の言葉を唱え続けました。

八剣や 花の刃のこの剣 向かう道長を薙ぎ払うなり

その光景を涙ぐみながらまひろがじっと見つめています。

 

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