朝ドラ『あんぱん』第17週（81話、82話、83話、84話、85話）
「 あなたの二倍あなたを好き」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
『あんぱん』第17週（81話、82話、83話、84話、85話）放送日
朝ドラ『あんぱん』第17週（81~85話）放送日は
2025年7月21日（月）〜2025年7月25日（金）
です。
『あんぱん』第17週（81話）あらすじ
『あんぱん』81話あらすじです。
のぶ、高知新報を退社
1946年（昭和21年）9月
東海林は離職の挨拶をするのぶに厳しい言葉をかけながらも
えいか、これが世間や
世間は怖いぞ〜
妬んだりひがんだりしていろ〜んなことを言われる
お前の志をへし折ろうとするやつがおる
そんなやつに絶対負けるな、負けるなよ
と励まし、のぶの目から一筋の涙が流れます。
のぶは、いつか東京に行きたいと話す嵩に
ほいたら先に東京に行って待ちゆうけんね
と言い、高知新報を退職していきました。
「月刊くじら」編集部にはのぶの代わりに同期・小田琴子が入ります。
嵩、意を決する
その夜、嵩は、小田琴子からのぶに気持ちを伝えないままでいいのかと問われます。
明日からもうその席にのぶさんはおらんがですよ！
その言葉を聞き、飛び出していく嵩。
その頃、高知の若松家を訪れていたのは、のぶの母・羽多子、妹・蘭子とメイコ。
蘭子はメイコとのぶの家で暮らすことになり、羽多子は、お守り代わりにとのぶの父・結太郎の帽子をのぶに手渡しています。
翌朝、嵩は赤いハンドバッグを手に若松家を訪れますが、のぶはすでに出発した後でした。
『あんぱん』第17週（82話）あらすじ
『あんぱん』82話あらすじです！
かなわない人
蘭子は、８年前バッグを突き返されて今また渡せなかった嵩に「なぜのぶに気持ちをぶつけないのか」と尋ねます。
羽多子が
嵩くんは優しいき、今も次郎さんに気兼ねしちゅうがよねえ？
と言うと、嵩は
もう一人かなわない奴がいるんです、千尋です
あいつ戦地に行く前に俺に言ったんです
「戦争さえなかったら。愛する国のために死ぬより愛する人のために生きたい」
千尋ののぶを思う強い気持ちに打ちのめされたと話します。
のぶ、上京する
東京に着いたのぶは、そのまま鉄子に同行します。
忙しく動き回る鉄子に必死についていくのぶ。
鉄子は徹底的に浮浪児の話を聞いて回るよう指示を出しました。
のぶは八百屋から盗みを疑われたアキラを守ろうとしますが、八木がやってきて金で解決しました。
八木から、嵩が戦地でも絵を描いていたこと、嵩の絵や物語は人の心を動かすということを聞き、うれしくなるのぶ。
さらに八木は、アキラが盗んだ芋を見せ
覚えておけ、綺麗事だけでは何も解決しない
と話します。
こうしてのぶの東京生活が始まりました。
『あんぱん』第17週（83話）あらすじ
『あんぱん』83話あらすじです。
それぞれの日々
国が戦災孤児を親戚など個人に丸投げしている現状に切り込もうとする薪鉄子。
ガード下の子供たちに読み書きを教えるのぶ。
スランプの嵩。
地震
1946年（昭和21年）12月22日
のぶが上京して2ヶ月が経った頃、西日本で大規模な地震が起こります。
1946年（昭和21年）12月21日午前4時19分
に大規模な地震が発災しています。
震源は和歌山県南方でマグニチュード8.0
高知・和歌山を中心に
1443人が死亡または行方不明
近畿から九州まで広域にわたり被害が発生
なお、戦争で大きな音や揺れに慣れていたやなせたかしさんは早朝の地震のあと二度寝しており、ご自身のことを「ジャーナリストとして不適格」だと思ったそうです。
電信が不通となり、現地の情報は錯綜し、のぶは不安な思いで家族や嵩の無事を祈ります。
高知新報でも安否のわからない社員が大勢いて、混乱が続いていました。
散乱する資料室を片付ける琴子。
厳しい顔で社に戻ってくる東海林と岩清水。
そこに嵩の姿はありません。
社に泊まり込みだった東海林と岩清水は無事でしたが、徹夜続きの嵩は家に帰っていたのです。
『あんぱん』第17週（84話）あらすじ
『あんぱん』84話あらすじです。
嵩の存在
地震から2日後
安否のわからない嵩を心配するのぶは、居ても立ってもいられません。
高知に駆けつけようとする鉄子を止めたのは、冷静な世良でした。
私は20年前の関東大震災の経験者です。
３日間、火事が続きました。
今はまだ危険なのだと鉄子を諭します。
八木がのぶに声をかけました。
あいつは死にはしないよ
悪運が強いからな
八木から戦地での嵩の話を聞くうちに、大変な思いをして生き延びたことなど話さず、のぶを元気づけてくれたことを思い出し
子供の頃から…うちにはなくてはならん人ながです…
ホンマに馬鹿ですよね
今頃気がつくなんて…
のぶは嵩の存在の大きさに気が付きます。
嵩の安否
突然、嵩が出社してきました。
うちで…寝てました…
おんしゃあそれでも新聞記者かあ！！
嵩との電話
一週間後、高知との通信がようやくつながり、羽多子から電話がかかってきます。
家族全員無事の報せに安堵するのぶ。
一週間4回も「たかし」とつぶやいていたと鉄子と世良に指摘されていたのぶは、ようやく嵩の声を聞くことができました。
もしもしのぶちゃん僕だけど
僕って誰で？///
誰って…柳井嵩です
ああ、嵩♡
最初こそドキドキののぶでしたが、のんきに寝ていたと聞くと怒りがわいてきます。
何が「寝てたんだ」だで！
こっちはね、この一週間、眠れちゃあせんがや！
え？どうして？
死ぬばあ心配して損した
一生寝よれ！ほいたらね！
『あんぱん』第17週（85話）あらすじ
『あんぱん』85話あらすじです。
八木の思い
のぶが、嵩の前だと感情のブレーキが効かないことを八木に打ち明けると、八木は一点を見つめながら
失ってからどれほど大きな存在だったか気がつく馬鹿もいる…
と話します。
蘭子の言葉
嵩はのぶの母・羽多子たちに手料理を振る舞われています。
見るからに落ち込んでいる嵩に、のぶから何を言われたのか聞いた朝田家女性陣。
嵩くん、それは…
それって…
ねえ？
死ぬばあ心配したってことは、嵩さんにもしものことがあったら生きていけんってことと同じやないですか
とメイコ。
さらに蘭子が問いかけます。
嵩さんはお姉ちゃんが好きながですよね？
こないだも言いましたけど、僕は千尋にはかなわないので…
そんなの千尋さんぜんぜん嬉しゅうないと思います
お姉ちゃんがいつか言いよりました
心に思うちゅうことを伝えんがは、思うちゃあせんのと同じことやって
ずっとお姉ちゃんを好きやった気持ち、なかったことになってしもうてもえいがですか？
うちは、どんなに思うても気持ちを伝えることはできんがです
蘭子…
蘭子の手を握る羽多子。
蘭子は声を震わせながら続けます。
戦争で死んだ人の思いをうちらあは受け継いでいかないかんがやないですか？
人を好きになる気持ちとか、そんなに好きな人に出会えたこととか、なかったことにしてほしゅうないがです
なかったことらあにせんといてください
蘭子の言葉が胸に刺さった嵩は、その夜、編集室に戻ると、のぶをモデルにした表紙の絵を描き上げました。
あなたの二倍あなたを好き
２日後、
心にぽっかり穴の空いたのぶがガード下で子供たちに囲まれ、字を教えていると、近づいてきた人物がいました。
嵩です。
嵩は赤いバッグを手渡し、一世一代の告白をします。
若松のぶさん
ぼくは朝田のぶの頃からあなたが好きでした
勝手に失恋したり、怒られたり、色々あったけど
どんなにおこられても僕はそのまんまののぶちゃんがどうしようもなく好きだから
これからもずっと僕はあなたを愛しています
返事を待たずに帰ろうとする嵩。
たっすぃーがーはいかん！
引き止めるのぶ。
一人になってやっとわかった
嵩はなくてはならん人や
のぶちゃん…
のぶは嵩に駆け寄り抱きつきます
好きや
嵩の二倍、嵩のこと好き！
『あんぱん』第17週主なキャスト
81話
若松のぶ｜今田美桜
柳井嵩｜北村匠海
朝田羽多子｜江口のりこ
朝田蘭子｜河合優実
朝田メイコ｜原菜乃華
東海林明｜津田健次郎
小田琴子｜鳴海唯
岩清水信司｜倉悠貴
若松次郎（写真）｜中島歩
屋台のおじさん｜片山万造
82話
若松のぶ｜今田美桜
柳井嵩｜北村匠海
朝田羽多子｜江口のりこ
朝田蘭子｜河合優実
朝田メイコ｜原菜乃華
世良則雄｜木場勝利
若松次郎（写真）｜中島歩
柳井千尋（回想）｜中沢元紀
アキラ｜番家玖太（子役）
八百春｜佐藤五郎
警官｜かないしゅう
女性｜徳橋みのり
薪鉄子｜戸田恵子
83話
若松のぶ｜今田美桜
柳井嵩｜北村匠海
朝田蘭子｜河合優実
朝田メイコ｜原菜乃華
東海林明｜津田健次郎
小田琴子｜鳴海唯
岩清水信司｜倉悠貴
世良則雄｜木場勝利
アキラ｜番家玖太（子役）
タケル｜松井稜樹（子役）
のりこ｜緒方彩椰（子役）
アナウンサー（声）｜鈴木勝美
薪鉄子｜戸田恵子
八木信之介｜妻夫木聡
84話
若松のぶ｜今田美桜
柳井嵩｜北村匠海
朝田羽多子｜江口のりこ
朝田蘭子｜河合優実
朝田メイコ｜原菜乃華
東海林明｜津田健次郎
小田琴子｜鳴海唯
岩清水信司｜倉悠貴
世良則雄｜木場勝利
薪鉄子｜戸田恵子
八木信之介｜妻夫木聡
85話
若松のぶ｜今田美桜
柳井嵩｜北村匠海
朝田羽多子｜江口のりこ
朝田蘭子｜河合優実
朝田メイコ｜原菜乃華
小田琴子｜鳴海唯
世良則雄（回想）｜木場勝利
アキラ｜番家玖太（子役）
タケル｜松井稜樹（子役）
のりこ｜緒方彩椰（子役）
薪鉄子（回想）｜戸田恵子
八木信之介｜妻夫木聡
