朝ドラ『あんぱん』最終週、
第26週(126話、127話、128話、129話、130話)
「愛と勇気だけが友達さ」のあらすじをご紹介いたします。
予習をして『あんぱん』をもっと深く楽しみたい方
『あんぱん』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
『あんぱん』最終回第26週(126話、127話、128話、129話、130話)放送日
朝ドラ『あんぱん』最終週、第26週(126~130話)放送日は
2025年9月22日(月)〜2025年9月26日(金)
です。
『あんぱん』最終第26週(126話、127話、128話、129話、130話)あらすじ
アニメ化
ある日、のぶと嵩を訪ねた人物がいます。
テレビプロデューサーの武山恵三(前原晃)です。
武山は、『アンパンマン』をテレビアニメ化したいと申し出ました。
断る嵩。
ですが、武山の熱意は強く、諦めずに説得を続けます。
さらに、のぶから背中を押され、引き受けることにした嵩。
歌詞に込めた思い
嵩はアニメ『アンパンマン』の主題歌の歌詞も担当することになりました。
曲はいせたくやです。
嵩は自分の思いを込めて歌詞を書き上げます。
アニメ化をきっかけに『アンパンマン』と「やないたかし」の名前は、全国津々浦々に広がっていくことになりました。
『あんぱん』最終第26週(126話、127話、128話、129話、130話)あらすじの向こう側
アニメ『アンパンマン』企画から放映まで3年
アニメ『アンパンマン』は、ミュージカルの成功を受け、いくつかのテレビ各局やアニメ制作会社が企画しつつも最終段階で立ち消えとなっていました。
1985年、東京ムービー新社(現・トムス・エンタテインメント)と日本テレビが同時期にアニメ化を申し出て、
1988年10月3日、ようやく日本テレビで放映がスタートします。
日本テレビ武井英彦
子どもには人気ですが、おとなの評論家たちの評価が低かった『アンパンマン』。
日本テレビ局内ではアニメ化に関して反対意見が多く、日本テレビサイドが提示した条件とやなせたかしさんの意向も食い違い、なかなか企画は進みません。
プロデューサーの武井英彦さんは、熱意を持って何度も企画を練り直して提出したそうです。
3年がかりでようやく企画が通ります。
ですが、パンメーカーがスポンサーを降板し、当初はスポンサーのつかない自費での制作を局から言い渡されました。(最終的におもちゃメーカーがスポンサーとなる)
また、昭和天皇の病状悪化による自粛ムードのなか、宣伝やイベントも充分には行えず、当初、視聴率は期待されていません。
放映は夕方5時。
再放送だらけの時間帯です。
「この時間帯の最高視聴率が2%なんで、3%いったらお祝いしましょう」
と武井英彦さん。
制作会社のプロデューサーには、まずは「2クール(半年)・全24話」からのスタートを伝えられました。
ですが、フタを開けると、視聴率は予想を大きく上回る7%。
10%を超えることもありました。
翌年には文化庁の「テレビ優秀映画」の表彰を受けるほどになり、今では超人気番組に。
これは武井英彦さんの熱意なくしては実現されなかったことかもしれません。
【週ごとのあらすじ】