4月1日に放送された朝ドラ『虎に翼』の第1話は、
NHK総合テレビで1750.2万人、NHK BS放送で399.4万人が視聴しました。
第1話の「世帯視聴率」(リアルタイム+タイムシフト)は、
関東で23.8%、関西で21.1%を記録しています(ビデオリサーチ社調べ)。
「個人視聴率」(リアルタイム+タイムシフト)は、
関東で13.8%、関西で12.0%を記録。
■タイムシフト=録画再生率
■世帯視聴率
=調査エリア内のテレビ所有世帯のうち何世帯でテレビを付けていたかを表す割合
■個人視聴率
=調査エリア内で誰がどれくらいテレビを視聴していたかの割合
また、これまでNHKプラスで配信された全ドラマの中で最多視聴数の51万UB(ユニーク・ブラウザ/視聴した端末の数)を記録し、好調なスタートでした。
こちらのページでは、視聴率の調べ方と、朝ドラ『虎に翼』の視聴率推移、過去の朝ドラの視聴率についてもご紹介します。
朝ドラ『虎に翼』視聴率の調べ方
視聴率は「ビデオリサーチ」が調査対象の家庭に測定機を設置して、視聴データを集めています。
全国を32地区で統計的に選ばれた全国10,700世帯では視聴率調査用の”特別なリモコン”が使用されています。
テレビを見始める時にリモコンの自分用のボタンを押し、見終わったらまたそのボタンを押します。
これでいつ、誰が、どの番組を見ていたのかのデータがわかります。
とはいえ、友達の家でこのようなリモコンを見たことがありませんし、視聴率調査に協力している話も聞いたこともありません。
これは「調査に協力することを公言してはいけない」というルールがあるから。
ルールをしっかり守る、口の固い人が選ばれているのでしょうか。
朝ドラ『虎に翼』平均世帯視聴率一覧
では『虎に翼』の視聴率推移をご紹介します。
週 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 週平均 |
1 | 16.4 | 16.4 | 16.5 | 16.0 | 15.8 | 16.2 |
2 | 16.3 | 16.5 | 16.1 | 16.2 | 16.7 | 16.3 |
3 | 15.6 | 16.3 | 16.9 | 16.6 | 16.9 | 16.5 |
4 | 16.4 | 16.4 | 16.2 | 16.2 | 16.5 | 16.3 |
5 | 14.3 | 16.0 | 16.6 | 16.3 | 15.8 | 15.8 |
6 | 15.8 | 16.7 | 16.4 | 16.9 | 16.9 | 16.5 |
7 | 17.1 | 16.1 | 16.2 | 16.2 | 17.6 | 16.6 |
8 | 16.3 | 16.6 | 16.8 | 16.1 | 16.9 | 16.5 |
9 | 16.5 | 17.0 | 16.7 | 16.7 | 18.0 | 16.9 |
10 | 17.7 | 16.6 | 16.3 | 16.2 | 16.9 | 16.7 |
週 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 週平均 |
11 | 16.9 | 17.4 | 17.3 | 17.1 | 18.0 | 17.3 |
12 | 16.4 | 17.7 | 16.6 | 17.4 | 18.1 | 17.2 |
13 | 16.9 | 16.6 | 17.5 | 17.1 | 17.8 | 17.1 |
14 | 16.8 | 17.7 | 17.2 | 17.4 | 17.4 | 17.3 |
15 | 16.6 | 17.5 | 17.3 | 16.6 | 17.4 | 17.0 |
16 | 16.0 | 17.7 | 17.4 | 17.3 | 17.4 | 17.1 |
17 | 16.8 | 17.1 | 17.1 | 17.5 | 17.8 | 17.2 |
18 | 16.4 | 16.3 | 16.8 | 17.2 | 16.9 | 16.7 |
19 | 16.6 | 10.9 | 16.8 | 17.1 | 17.9 | 15.8 |
20 | 15.9 | 15.8 | 17.0 | 17.3 | 18.9 | 16.8 |
週 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 週平均 |
21 | 17.5 | 16.6 | 17.6 | 16.7 | 17.2 | 17.1 |
22 | 17.1 | 17.2 | 17.5 | 17.8 | 18.3 | 17.5 |
23 | 17.4 | 16.9 | 16.9 | 17.0 | 17.8 | 17.2 |
24 | 16.7 | 17.2 | 17.3 | 17.3 | 17.1 | 17.1 |
25 | 16.0 | 15.9 | 16.3 | 16.6 | 16.8 | 16.3 |
26 | 15.6 | 16.7 | 17.4 | 16.9 | 18.7 | 17.0 |
GW(5週目)に若干下がったものの、その後上昇。
お盆やシルバーウィークにも下がっていますが、概ね高視聴率をマークし、
最高視聴率:18.9%
平均視聴率:16.8%でした!
ドラマチックな展開、寅子はじめ魅力的すぎる登場人物、確かな演技力、内容の深さ。
『虎に翼』が高い評価を得ていることは、視聴率からもわかります。
朝ドラ『虎に翼』高視聴率回はどんな話?
さて、高視聴率をマークしている回は、
・13話(よねの生い立ちが明かされる回)
・15話(寅子とよねが初めて通じ合う回)
⇓
・29話(寅子が高等試験に合格する回)
・30話(寅子が合格祝賀会で怒りの演説を打つ回)
⇓
・31話(花岡プロポーズ?の回)
・35話(寅子結婚の回)
⇓
・42話(優三の死が発覚する回)
・45話(悲しみを乗り越える回)
⇓
・50話(花岡が餓死したことを知る回)
⇓
・52話(家庭裁判所設立準備室へ異動する回)
・53話(香淑と再会する回)
・54話(奈津子に会う回)
・55話(キラキラ直明の援護もあり家庭裁判所設立にこぎつける回)
⇓
・58話(はるの最期)
・60話(はるの日記を処分する回・よねのわだかまり)
⇓
・63話(梅子の姑が勝手なことを言う回)
・64話(梅子が決断する回)
・65話(愛のコンサート)
⇓
・68話(優未との溝ができ始める回)
・69話(穂高へ花束贈呈を拒否する回)
・70話(穂高と和解する回)
⇓
・73話(寅子の平等とは?の回)
・75話(異動準備の回)
⇓
・77話(高瀬が怒る回)
・78話(新潟のやり方に悩む回)
・79話(高瀬の処分の回)
・80話(喫茶ライトハウスの回)
⇓
・82話(成人と少年の事件の回)
・83話(美佐江の回)
・84話(涼子様と玉が親友になる回)
・85話(太郎弁護士の涙)
⇓
・89話(放火事件と差別の回)
・90話(航一の過去を知る回)
⇓
・94話(優三の手紙を見つける回)
・95話(航一と交際が始まる回)
⇓
・98話(結婚する意味を見いだせない寅子の回)
・99話(猪爪家の家族裁判の回)
・100話(航一にプロポーズされる回)最高視聴率!
⇓
・101話(轟が遠藤を寅子に紹介する回)
・103話(多様性について寅子が知る回)
・105話(航一との結婚を仲間が祝う回)
⇓
・106話(寅子と優未が星家で暮らし始める回)
・107話(朋一とのどかとの溝)
・108話(女性法曹の労働環境)
・109話(優未とのどかの麻雀勝負)
・110話(星家の本音と寅子の結論)
⇓
・111話(雲野の死)
・112話(百合の物忘れと原爆裁判口頭弁論の回)
・113話(優未がのどかを蹴り飛ばす回)
・114話(のどかに優未の不満が爆発する回)
・115話(原爆裁判の判決が言い渡される回)
⇓
・129話(桂場の本音)
・130話(地獄の道は最高)
となっています。
過去の朝ドラの視聴率一覧
これまでの朝ドラと比較するとどうなのでしょうか?
目安として最近の朝ドラ視聴率も記載させていただきます。
年度 | タイトル | 世帯視聴率 | 個人視聴率 | ||||
初回 視聴率 |
最高 視聴率 |
期間平均 | 初回 視聴率 |
最高 視聴率 |
期間平均 | ||
2024年 | 虎に翼 | 16.4 | 18.9 | 16.8 | 9.3 | 10.7 | 9.4 |
2023年 | ブギウギ | 16.5 | 17.3 | 15.9 | 9.4 | 9.8 | 9.0 |
らんまん | 16.1 | 19.2 | 16.6 | 8.8 | 10.9 | 9.4 | |
2022年 | 舞いあがれ! | 16.3 | 16.9 | 15.6 | 9.0 | 9.7 | 8.9 |
ちむどんどん | 16.7 | 17.6 | 15.8 | 9.3 | 9.8 | 8.9 | |
2021年 | カムカムエヴリバディ | 16.4 | 19.7 | 17.1 | 9.0 | 11.2 | 9.6 |
おかえりモネ | 19.2 | 19.2 | 16.3 | 10.6 | 10.6 | 9.0 | |
2020年 | おちょやん | 18.8 | 18.9 | 17.4 | 10.4 | 10.5 | 9.6 |
エール | 21.2 | 22.1 | 20.1 | 11.4 | 12.3 | 11.0 |
朝ドラ『虎に翼』視聴率まとめ
2024年4月1日〜9月28日まで(130話)放送された朝ドラ『虎に翼』。
関東地区では
平均世帯視聴率(リアルタイム)16.8%
平均世帯視聴率(タイムシフト) 8.5%
総合:23.9%
という結果でした!
もっとも視聴率が高かったのは
第100話:8月16日放送の18.9%
寅子が航一にプロポースされる回。
見逃し配信の『NHKプラス』では
平均視聴UB(ユニークブラウザ=端末)44.9万
歴代朝ドラの中で最高を記録しています。
見逃し配信において全130回の中での視聴数が最も高かったのは、
92話:8月6日放送
主人公・寅子(伊藤沙莉)が新潟で女子高生・森口美佐江(片岡凜)と決別する回でした。
その日の視聴率は10.9%と低かったため、見逃し配信が多く利用されたものと考えられます。