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2025年大河『べらぼう』第32話あらすじ「新之助の義」

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2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』

第32話「新之助の義」あらすじ

を紹介いたします。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。

※ネタバレ含みます

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大河ドラマ『べらぼう』第32話 あらすじ

民衆の不満

1786年(天明6年)秋
利根川決壊による被害のひどかった深川の住民たちは困窮し、幕府への不満が高まります。

蔦重は深川に住む小田新之助に米を持っていきますが、

おふくととよ坊が亡くなったのは、俺が米を受け取ったからとも言える。

新之助は米を受け取らず、仕事の報酬だけを受け取りました。

意次降格

蔦屋耕書堂では、朋誠堂喜三二や恋川春町が田沼意次の噂話をしています。
意次は老中を辞職したうえ、徳川御三家と松平定信からの意見書をもとに追罰となったとのこと。

江戸城への登城禁止、財産二万石没収、神田橋と大坂の屋敷没収、田沼派の勘定奉行・松本秀持の罷免、土山宗次郎の左遷…。

定信・老中候補にノミネート

江戸城では、御三家&一橋治済が、意次に代わる老中として松平定信を推挙しています。
これに対し、水野忠友は白河松平家の「家格」に言及し、抵抗しますが、徳川治貞の

田沼はなぜ老中となれたのか?

という言葉に返す言葉が見つかりません。

高岳の密談

ある寺で、老中・松平康福、水野忠友が、大奥総取締役・高岳と密談をしています。

大奥でも次を見越し、西の丸様の乳母であった大崎にごまをする者などが増えてくると聞く。
そなたにとってもこれは厄介な話であろう。

という水野の指摘に、高岳は提言をします。

ではまず『大奥が承服しないので田沼様を戻してほしい』とするのはいかがでしょう。

大奥からの提言①

松平康福、水野忠友は、定信の老中就任と引き換えに意次の謹慎処分を解くという条件を、「大奥からの提言」として一橋治済に伝えます。
民の不満と混乱の責任を負わせる「生贄」としての復帰だと誘導すると、治済も納得しました。

裏の老中首座

1787年(天明7年)正月
かくして、一介の大名となった田沼意次は、登城を再開することになりました。

老中たちに「進言」という形で様々なアイディアを伝える意次は「裏の老中首座」と呼ばれるようになりました。

田沼の犬

1月半ば。
蔦重は深川の長屋を訪ねます。

お救い米が出たと喜ぶ新之助たちに米と酒を差し入れますが、深川には田沼意次に恨みを持つ人たちが多く、

吉原とそこに落ちてくる田沼のカネで財をなした。
ひょっとすると田沼の世で一番成り上がった男かもしれぬ。
だから、もうここには来ぬほうがよい。

と新之助。

蔦重は、蔦屋耕書堂を訪れた三浦庄司に、意次が米をせっかく行き渡らせたのに、意次の功績が民に伝わっていないと嘆きます。

三浦庄司は、

では、ひとつ黄表紙でも作ってくれぬか?

と言いながら、うっかり「裏の老中首座」と口走ります。

治済と御三家

一橋家の屋敷では能が催され、御三家の面々が顔を揃えます。
そこでも「裏の老中首座」の話題。
治済は御三家に

あれは越中守(定信)が老中に就くまでのつなぎ。

と言い捨てたものの、宗睦から意見書について問われて動き始めます。

治済の動きを知り

来たか、ついにこの時が

と意次。
一橋治済への対抗策は、すでに松平康福、水野忠友らと練られていました。

大奥からの提言②

後日の江戸城、
松平康福、水野忠友は、またもや「大奥からの提言」として、松平定信の老中就任になれない定めがあると指摘します。

定信の妹・種姫は、10代将軍徳川家治の養女。
つまり松平定信は、時期将軍徳川家斉の義兄。
9代将軍徳川家重の遺言である「将軍家の身内は老中になれない」という定めに抵触するというのが、その理由です。

治済は

家重…?
さような定めなどなしにすれば良い。
なしじゃ。
わしが破ってよいと言っておるのじゃ、破れ。

と先の将軍の名を呼び捨てにし、時期将軍の父だと主張します。

ですが

一橋殿、残念ながらそれは公に命を下せる立場ではないのだ。

格上の徳川治貞からは

見苦しい!

と一喝されてしまいました。

紀州徳川家。
意次は徳川治貞に接触し、定信を次期将軍の後見ににして、治済を政から遠ざけるよう発案。

御三家と一橋家の連携を切り崩し、田沼派の阿部正倫を新老中に就けることに成功しました。

11代将軍家斉、宣下

1787年(天明7年)春
江戸城では徳川家斉の11代将軍宣下が執り行われています。

その時、顔を揃えた幕閣は、田沼派で固められていました。

一橋邸。
訪問した大崎に治済が紙包みを手渡します。
中には大崎の見慣れた物が入っています。

打ち壊しの波

大坂では米の値の高騰により打ち壊しが起こります。

徳川治貞の仲立ちで松平定信に会った田沼意次は、陸奥・白河藩の米を譲ってほしいと頭を下げました。

定信は米の話は承知しますが、後見の話は断ります。

意次は民を救うお救い米ができるとホッとしますが、米はなかなか送られません。
人々の幕府への怒りはますます高まっていくばかりでした。

謎の男

犬を食え?

犬を食えとは!

突然、薄汚れた物乞いが叫び出すと

俺たちには犬を捕まえて食えと?!

民衆は怒りに震えます。

奉行所の与力の言葉だと嘘をつくその男は、大工姿で田沼意知の葬列に石を投げ、佐野大明神ののぼりを立てた謎の男です。

蔦重はハッとします。
民衆の不満を煽っている物乞いの男、それは、かつて源内の屋敷で見た男と同一人物ではありませんか。

騒然とする群衆を一発触発のところを止めたのは、新之助でした。

新之助の怒り

新之助は怒りに燃えています。

新さん、まさか打ち壊しするつもりじゃねえですよね

田沼の手先に話せることはないな。
蔦重、俺はおふくと坊は世に殺されたと思うのだ。
何ゆえおふくは、坊は、殺されねばならなかった。
米がないからだ。
何ゆえ米がないのだ。
米を売らぬからだ。
何ゆえ米を売らぬのだ。
売らぬ方が儲かるからだ。
では何ゆえ売らぬ米屋がが罰せられぬ。
罰する側が共に儲けておるからだ。
みんな己の金のことしか考えぬ。
さような田沼の作ったこの世に殺されたのだ。
俺は、俺たちは、それをおかしいということも許されぬのか。
こんな世は正されるべきだと声をあげることも。

新之助が去り、踏み散らかされた摺物を拾い上げる蔦重。

我が心のままに…

源内の言葉を思い出すその姿を、物乞いの男がじっと見ています。

打ち壊しは江戸の華

長屋では打ち壊しの準備が始まっています。

蔦重は打ち壊しののぼりを作ることを申し出、その代わり誰も捕まったり死んだりしないでほしいと頼みます。

カラッといきてえじゃねえですか、江戸っ子の打ち壊しは。
血生臭えヤボな斬り合いなんかお侍に任せて。

喧嘩だな、打ち壊しが喧嘩なら、江戸の華で済む。

新之助は、のぼりの布に思いを書いていきます。

勿視金可視萬民
爲世正我々可打壊
(金を視ることなかれ。
全ての民を視よ。
世を正さんとして
我々打ち壊すべし。)
1787年(天明7年)5月
「天明の打ち壊し」勃発。

前回のあらすじ

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あらすじ一覧

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べらぼうキャスト第32話「新之助の義」

8/24「新之助の義」

語り(九郎助稲荷)|綾瀬はるか
蔦屋重三郎|横浜流星
てい|橋本愛
大田南畝|桐谷健太
小田新之助|井之脇海
ふく(回想)|小野花梨
土山宗次郎(回想)|栁俊太郎
徳川家斉|城桧吏
みの吉|中川翼
水野忠友|小松和重
徳川治保|奥野瑛太NEW!
清水重好|落合モトキ
阿部正倫|須田邦裕NEW!
小泉忠五郎|芹澤輿人
丈右衛門だった男|矢野聖人
長七|甲斐翔真
ナベ|中村映里子
岩戸屋源八|中井和哉
村田屋治郎兵衛|松田洋治
奥村屋源六|関智一
松村屋弥兵衛|高木渉
米次|䋝田圭亮
平賀源内(回想)|安田顕
つよ|高岡早紀
次郎兵衛|中村蒼
恋川春町|岡山天音
朋誠堂喜三二|尾美としのり
鶴屋喜右衛門|風間俊介
大崎|映美くらら
高岳|冨永愛
松平定信|井上祐貴
松本秀持(回想)|吉沢悠
松平康福|相島一之
徳川宗睦|榎木孝明NEW!
一橋治済|生田斗真
三浦庄司|原田泰造
徳川治貞|高橋英樹
田沼意次|渡辺謙

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