2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
第45話「その名は写楽」
あらすじを紹介いたします。
順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。
※ネタバレ含みます
大河ドラマ『べらぼう』第45話 あらすじ

源内生存説の流布
草稿は、三浦庄司の話を定信が書き起こしたもの。
世のために悪党・一橋治済への復讐を持ちかけられた蔦重ですが、恋川春町自害の原因となった松平定信の仲間に入る気にはなれません。
断ろうとする蔦重に、すでに関わっているのだから諦めろと話し、源内生存説を広めるよう命じる松平定信。
その話を聞いたていは、賛成です。

この際、蔦屋重三郎らしい、うんとふざけた騒ぎになさってはいかがでしょう?
しみったれたなふんどしの守様からかかりをふんだくり、かつてないほど贅沢でふざけた騒ぎを起こすのです。
そして、それをもって春町先生への供養となすのはいかがでしょう?
ていの意見もあり、重田七郎貞一に浄瑠璃本を書いてもらうことになりました。
芝居町の苦境
1793年(寛政5年)10月
風紀粛清、倹約奨励によって、「江戸三座」と呼ばれた歌舞伎小屋は経営困難に。三座すべての経営が控えの座に委託される異常事態でした。
これは、芝居町全体にとって大きな打撃でした。
江戸時代に幕府から公認された中村座、市村座、森田座の3つの歌舞伎小屋の総称。
歌舞伎界を牽引し、江戸の町人文化を支えた中心的な存在でした。
芝居町で、蔦重は大崎を捜す長谷川平蔵と仙太に出会います。
葵の御紋の提灯を持った悪党「葵小僧」の装束が芝居町の衣裳屋で誂えられたもので、大崎ではないかと目星をつけているのでした。
市川門之助は、山車を出し、役者たちが通りで踊る「曽我祭」が開催し、お祭り騒ぎをすると話します。
そこで、蔦重は、蘭画風の役者絵を制作し、源内が描いたという噂を広めようと考えました。
源内風の役者絵
蔦重は絵師、戯作者、狂歌師を集めて、話をします。

芝居に客が戻り、絵も売れる。
しかもそれを描いた絵師が死んだとされている平賀源内なんじゃねえかってなりゃあ…。

江戸中が…

江戸中、祭りだ!

もう上から下まで大騒ぎ!
盛り上がる一同。
十返舎一九こと重田貞一らが、協力の声を上げましたが、秘密を漏らしそうだと蔦重。
チーム写楽
架空の絵師の画号は、
朋誠堂喜三二の案「しゃらくさい」に、蔦重が当てた「写楽」に決定。

このような楽しみを写したような、または、ありのままを写すことが楽しい。写楽!
松平定信に出資を交渉成立し、資金は潤沢。
ただ、蔦重のざっくりした指図では写楽の絵のイメージが伝わらず、計画は難航します。
大崎、一橋家に
一橋治済が息子である将軍徳川家斉に、たくさんの子をもうけるよう命じている折、家斉の元乳母・大崎がやってきました。
尼寺に身を隠していた大崎は、身を守るため一橋家の奉公を申し出ます。
ていの申し出
満足いく出来の浮世絵を描きたい歌麿は、ダメ出しをされない環境にもの足りなさを感じていました。
そこへ、写楽の件で悩む蔦重をそばで見ていたていが、歌麿の下絵を完璧に彩色した『歌撰恋之部』五図を携え、歌麿を訪ねます。

これは蔦屋重三郎からの恋文にございます。
正しくは恋文への返事にございます。
「2人の男の業と情、因果の果てに生み出された絵を見たい」という本音でぶつかるてい。
蔦重にとって歌麿ほど分かり会える絵師はいないと、蔦重とのタッグ復活を願い出ました。
心を決める歌麿。
大河ドラマ『べらぼう』第45話 キャスト
11/23「その名は写楽」
語り(九郎助稲荷)|綾瀬はるか
蔦屋重三郎|横浜流星
喜多川歌麿|染谷将太
てい|橋本愛
大田南畝|桐谷健太
長谷川平蔵宣以|中村隼人
徳川家斉|城桧吏
みの吉|中川翼
唐来三和|山口森広
北尾政美|高橋豪志
磯八|山口祥行
仙太|岩男海史
市川門之助|濱尾ノリタカ
松平信明|福山翔大
水野為長|園田祥太
元木網(回想)|ジェームス小野田
四五六(回想)|肥後克広
小泉忠五郎(回想)|芹澤興人
八五郎|阿部亮平
熊吉|山根和馬
菊麿|久保田武人
老女|行平あい佳NEW!
次郎兵衛(回想)|中村蒼
半次郎(回想)|六平直政
北尾重政|橋本淳
滝沢瑣吉|津田健次郎
重田貞一|井上芳雄
宿屋飯盛|又吉直樹
北尾政演|古川雄大
恋川春町(回想)|岡山天音
朋誠堂喜三二|尾美としのり
大崎|映美くらら
高岳|冨永愛
柴野栗山|嶋田久作
本多忠籌|矢島健一
松平定信|井上祐貴
一橋治済|生田斗真
三浦庄司|原田泰造

