2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』
第46話
あらすじ
をご紹介しています。
お楽しみいただけると幸いです。
※ネタバレ含みます
大河ドラマ『豊臣兄弟!』第46話 あらすじ

鶴丸誕生
1589年(天正17年)5月。
豊臣家は歓喜の渦に包まれていました。
茶々が秀吉待望の世継ぎである男児、鶴丸を出産したのです。
徳川家康は正室であるあさひを伴って聚楽第を訪れ、並み居る豊臣家臣たちの前で、生まれたばかりの鶴丸への絶対の忠誠を厳かに誓いました。
その場には、あの決別を経て、無事に仲直りを果たした秀長の姿もありました。
家康の報告
鶴丸への拝謁が無事に終わり、人目を忍んで秀長と二人きりになった家康は、北条と真田の国境に位置する沼田の地が、近頃にわかにきな臭くなっているという不穏な情勢を告げました。
表向きは国境を巡る秀吉の裁定に双方が従った形をとってはいるものの、裏では北条が全く納得しておらず、今なお血を流す小競り合いを執拗に続けているというのです。
秀長がその言葉に危機感を覚え、北条氏政の動向を密かに探ってほしいと頼むと、家康は承知しました。
それと同時に、家康は近頃体調の優れないあさひの身を、信頼できる秀長へと託したのでした。
あさひの病状
しかし、秀長らの必死の看病も虚しく、あさひの容態は急速に悪化していきました。
苦しそうに吐血し、その指先の爪は不気味に黒く変色していくなど、病魔は容赦なくその身体を蝕んでいきました。
田植え
年が明けた1590年(天正18年)のある日、あさひの病室には、最期の時を覚悟した豊臣家の家族たちが集まっていました。
意識を失いかけていたあさひが、かすかに目を開けると、開け放たれた襖の向こうに、驚くべき光景が広がっていました。
そこには、母であるなかの発案によって、故郷を恋しがるあさひのために庭を潰して作られた、青々とした見事な田んぼが広がっていたのです。
秀長たちは、着物の裾も構わずに泥だらけの田んぼへと次々に飛び込んでいきました。
すると突然、秀吉が声を張り上げて懐かしい田植え歌を歌い出し、家族全員が横一列に並んで田植えを始めました。
泥にまみれながら懸命に苗を植える家族の姿を見つめるあさひの胸に、かつて尾張の農村で過ごした、あたたかく輝かしい故郷の思い出がありありと蘇ります。
豊臣の家族たちが注ぐ、不器用で、しかしどこまでも温かな愛に包まれながら、あさひは満足したように、目を閉じました。

