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【ネタバレ】2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』第24話あらすじ「げにつれなきは日本橋」

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2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第24話

「げにつれなきは日本橋」あらすじ

を紹介いたします。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。

※ネタバレ含みます

第1回 あらすじ
第2回 あらすじ
第3回あらすじ
第4回あらすじ
第5回あらすじ
第6回あらすじ
第7回あらすじ
第8回あらすじ
第9回あらすじ
第10回あらすじ
第11回あらすじ
第12回あらすじ
第13回あらすじ
第14回あらすじ
第15回あらすじ
第16回あらすじ
第17回あらすじ
第18回あらすじ
第19回あらすじ
第20回あらすじ
第21回あらすじ
第22回あらすじ
第23回あらすじ
第24回あらすじ

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大河ドラマ『べらぼう』第24話 あらすじ

名義貸し作戦

扇屋(山路和弘)の連れてきた男は、吉原にツケが溜まっている茶問屋「亀屋」の若旦那です。

亀屋の若旦那が名義を貸し、亀屋の名前で丸屋を買い取って、表向きは賃借という形で店を始めればいいというのですが、この作戦に蔦重(横浜流星)は不安を覚えます。

 

田沼屋敷には土山宗次郎(栁俊太郎)が上方帰りの平秩東作(木村 了)を連れてきています。
成果がないと飄々として頭を下げる平秩東作。

苛立つ田沼意次(渡辺謙)は、平秩東作の

蝦夷で廻船問屋をしておる村上という者とは懇意になりましてござります

という言葉をスルー。

田沼意知は、誰袖(福原遥)から世渡り下手な松前廣年(ひょうろく)を使うことは難しい、と報告を受け、考え込んでいます。

 

蔦重の予感的中。
亀屋の若旦那と丸屋との契約は破談に終わりました。
店を畳む丸屋の一人娘・てい(橋本愛)は聡く、からくりを見破ってしまったのです。
ていは分厚い眼鏡をかけた真面目女子、蔦屋耕書堂や吉原を嫌っています。

地本問屋の会所では、卑怯な忘八である吉原者の手に渡らないよう早急に買い手を見つけようという話し合いがもたれます。

色仕掛け作戦

さて、駿河屋の2階の座敷では、りつ(安達祐実)がカンカンに怒っています。

あの、日本橋には吉原贔屓の馴染みも大勢いるじゃねえですか
そういう方たちに力を貸してもらうってなあねえんですか?
丸屋に「ぜひうちに売りたい」って言わす手ってなねえもんですかね

店との交換条件にこちらが何を差し出せるか、それを思案していると

男?

と、りつがぽつり。

お前が色仕掛けすりゃいいんじゃねえのか?

確かに、有名人で才能があり、イケメン。
ですが、誘惑して騙すことができるような男ではないことに皆気づきます。

ごめん、忘れとくれ

待ってくだせえよ、なんです、その見切り方!

だってあんた見掛け倒しじゃないか

 

ターゲットは松前道廣

誰袖は、平秩東作を松前廣年に引き合わせます。

戸惑う松前廣年に誰袖は言いました。

知り合いに、琥珀の取引に詳しい方を探してもらいんした
主さんが直取引をするのに役立つネタを教えてくださると
まさかの折はわっちの名をお出しくださんし
わっちにそそのかされたと言えば、兄上様の怒りはわっちに向きましょう

それでも平秩東作の話に腰が引ける松前廣年。

隣の座敷からその様子を覗き見ていた意知は、臆病な松前廣年ではなく、その兄・松前道廣(えなりかずき)に直取引を仕掛けてみることを考えます。

乗ってくるかどうかは賭けだがな

 

松前家の江戸屋敷では、恒例の花見の会が催されています。
大男が庭の杭に繋がれ、松前道廣に鉄砲を向けられて失神してしまいました。

悪趣味な光景を楽しむ一橋治済(生田斗真)と島津重豪。

田沼意次とともに来ていた三浦庄司(原田泰造)は、弟の松前廣年を見て、打ち合わせ通りに声をあげます。

え!

気になった兄・松前道廣がわけを問います。

お叱りにならないでくださいましよ
それがし、先日あの方を吉原でお見かけし…

次は、弟を庭の杭に繋ぐ兄。

お前、家老の分際で吉原で湯水のごとく金を使っておるのか

自分のことは棚に上げて詰問します。

女、女郎にそそのかされまして!

発砲と同時に気を失う弟。

 

ていとの出会い

蔦重は色仕掛け以外の手で、丸屋の女将に近づこうと情報を集めています。

なんでも先代の丸屋は娘が漢籍が読めると自慢していたとのこと。

そこで丸屋が檀家だった寺にやってきた蔦重。

和尚がメガネ女子と話しています。

年は30前、蔦重より3つ4つ年下くらい。
女郎を見慣れた蔦重には、背筋を伸ばして座る姿が新鮮に映ります。

丸屋の手習い本を寺に寄進しているていの言葉からは、本を愛する気持ちがにじみ出ています。

子らに文字や知恵を与え、その一生が豊かで喜びに満ちたものとなれば、本も本望。本屋も本懐というものにございます。

その瞬間「書を以て世を耕すんだ」という源内(安田顕)の言葉を思い出す蔦重。

おんなじじゃねえか…!

父親に恩を返せず店を畳むことに無念をにじませるていの姿が、自分と重なり合い、蔦重はていを見つめ続けます。

耕書堂に戻ると、駿河屋(高橋克実)と扇屋がやってきました。
手には、丸屋の借用書が握られています。

これなら丸屋に明け渡しを迫ることができると意気込む二人に、蔦重は笑顔を返しながら考えを巡らせていました。

 

突然のプロポーズ

後日、丸屋は鶴屋(風間俊介)が見つけてきた上方の書肆「柏原屋」と売買契約をかわそうとしています。

ちょいと待ったあ!

ていが振り向くと、吉原の主人たち。

借用書を手に契約を止めようとしますが、自分たちも借用書を持っている、と反論する鶴屋。

けど、うちは丸屋さんの暖簾は残しますよ!
改めまして、お初徳兵衛、蔦屋重三郎と申します
改めて考えたんですが、いっそ丸屋さんとうちで一つの店にしちまえばいいんじゃねえかって
たとえば「丸屋耕書堂」ってしちまって
どうです、女将さん、この際一緒に本屋をやりませんか?
女将さんは本当は店続けてえんじゃねえですか?

お受けしかねます

そうですか、じゃあいっそ俺と一緒になるってなあどうです!?

…男やもめにウジが湧き、女やもめに花が咲くと申します
花の咲かぬ女やもめは、縁組をちらつかせれば食いつくとでも?!
どれだけ落ちぶれようと、吉原者といっしょになるなどありえません!

結局、丸屋は柏原屋が買い取ることになりました。

 

落ち込む蔦重に、りつが丸屋の事情を話します。

芸者衆から聞いた噂なんだけどさ、前の旦那ってのは女将さんにそりゃ熱心に言い寄ったらしいよ
行き遅れだった女将さんはその話に飛びついたんだって
このままじゃ体裁も悪いし、親も安堵させたいし
ところが旦那は三月もしないうちに吉原通い始めて…

ろくでもねえ男だな

あんたはそのろくでもねえ男と同じに見えたんじゃないかねえ

俺、べらぼうもべらぼうじゃねえですか!

 

意知の策略

大文字屋で意知が誰袖から進捗を聞いていると、志げ(山村紅葉)が松前兄弟の来店を告げました。

兄・松前道廣から琥珀の直取引のことを追及される大文字屋と誰袖。

物知らずの女郎がしでかしましたこと、今後かようなことがなきよう、きつく言って聞かせますので、どうかお許しを!

いや、いっそそれをわしとお前でやらぬか?
松前家と吉原でひとつ琥珀で大儲けせぬかという話だ

勝負あり。
ふすまの向こうから微笑む誰袖に、意知は初めて微笑みを返しました。

 

天変地異

夏、日本橋進出の話はなくなり、かわらず五十間道で商いを続ける蔦重。

蔦重が蕎麦を食べ終えた時、地響きが鳴り、地面が揺れました。

浅間山が火ぃ噴いとるらしいんですわ

その関西弁は、柏原屋の声。

蔦屋さん、うちからあの店買いませへんか?

 

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大河ドラマ『べらぼう』てい(橋本 愛)|蔦重の妻

ドラマでは橋本愛さんが演じられる「てい」。

実際の名前はわかっていません。

蔦重の妻についてわずかに残っている情報によると、

「人のいふ事も聞きもしねへで、そんならどうとも好きにしたがいひ」

と吉原帰りの蔦重を咎めたという話です。

また、蔦重臨終の際、「妻女と決別」とあるので、娘もいたようです。

蔦重が亡くなり刊行された書籍には、蔦の模様の着物を着た女性が蔦重の右横に描かれており、これが妻だと推測されています。

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大河ドラマ『べらぼう』第24話 主なキャスト

では、大河ドラマ『べらぼう』24話の主なキャストを一覧でご紹介いたします。

役名 キャスト 役柄 史実では
九郎助稲荷(くろすけいなり) 綾瀬はるか 語り 吉原遊廓内にあった稲荷社。
現在は吉原神社に祀られている。
蔦屋重三郎 横浜流星 主人公 江戸の名プロデューサー
蔦屋重三郎は何をした人?
てい 橋本愛 主人公の妻 娘あり、吉原帰りの夫を咎める
駿河屋 高橋克実 主人公の養父 「蔦屋」茶屋などを営む
ふじ 飯島直子 主人公の養母
次郎兵衛 中村蒼 主人公の義兄
蔦屋の主
大門口の引手茶屋の主。
実家が裕福なので商売に熱心ではない
留四郎 水沢林太郎 五十間道の蔦屋で働く 徳三郎
大門口の店を継いだ手代
半次郎 六平直政 つるべ蕎麦店主
松葉屋半左衛門 正名僕蔵 妓楼主 吉原の有名妓楼主
最盛期を築く
いね 水野美紀 松葉屋女将
花の井/五代目瀬川 小芝風花 松葉屋女郎 伝説の悲運の名妓
松の井 久保田紗友 松葉屋女郎
とよしま 珠城りょう 松葉屋番頭新造
きく かたせ梨乃 河岸見世・二文字屋女将
ちどり 中島瑠菜 二文字屋女郎
二代目大文字屋市兵衛 妓楼主 2代目大文字屋
初代が小柄でケチで「カボチャ」と呼ばれた。
狂歌界のキーパーソン
誰袖(たがそで) 福原遥 大文字屋女郎 狂歌を詠んだ悲劇の遊女
志げ 山村紅葉 誰袖のお目付け役
扇屋右衛門 山路和弘 妓楼主 蔦重と同じ狂歌グループで吉原の交流で重要な役割を果たす
りつ 安達祐実 見番・吉原の町役
志津山 東野絢香 玉屋女郎
土山宗次郎
(孝之)
栁俊太郎 幕臣 誰袖を身請けした幕府役人。狂歌師達のパトロン。
喜多川歌麿 染谷将太 絵師 美人画の巨匠
喜多川歌麿&東洲斎写楽
山東京伝
(北尾政演)
古川雄大 作家・絵師 江戸を代表する天才洒落本作家
平沢常富
(朋誠堂喜三二)
尾美としのり 作家・絵師(武士) 戯作者で、蔦重を支えた
自称”宝暦の色男”
平賀源内(回想) 安田 顕 作家・発明家 エレキテルなどを発明した万能の奇才。心身を病んで獄中死。
平秩東作 木村 了 作家・狂歌師
倉橋格/恋川春町
岡山天音 作家 黄表紙の隆盛を築いたが松平定信に目をつけられ自殺
太田南畝 桐谷健太 狂歌師(武士) 江戸時代を代表する狂歌師。土山宗次郎がパトロン
唐来三和 山口森広 作家(元武士) 娼家に入り婿し大ヒット
朱楽菅江(あけらかんこう) 浜中文一 狂歌師 天明狂歌の重鎮
元木網(もとのもくあみ) ジェームス小野田 狂歌師 銭湯の主人
智恵内子(ちえのないし) 水樹奈々 女性狂歌師 元木網の妻
鶴屋喜右衛門 風間俊介 地本問屋 京都本店の大書店「仙鶴堂」。通油町に店を構える。蔦重&京伝と3人で日光に旅行にも。
西村屋与八 西村まさ彦 版元「永寿堂」 「永寿堂」絵師鳥居清長を擁した蔦重のライバル
須原屋市兵衛 里見浩太朗 版元『解体新書』を出版 「申椒堂」平賀源内や杉田玄白の本を刊行
小泉忠五郎 芹澤興人 本屋
みの吉 中川翼 地本問屋の手代
徳川家治 眞島秀和 10代将軍 文武両道で将来を嘱望されていたが神経質で長男を亡くし政治に興味を失う。
清水重好 落合モトキ 家治の弟・御三卿 清水家初代当主
徳川家斉 11代将軍
一橋治済 生田斗真 家斉の父・家治のいとこ・御三卿 時代のキーマン。画策につぐ画策。
一橋治済|黒幕と呼ばれた男
大崎 映美くらら 家斉の乳母 治済とともに家斉を支持
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田沼意次 渡辺謙 老中 将軍に寵愛され派手に出世したイケメン。大奥でも大人気。
田沼意次|狂乱の時代を作った男
田沼意知 宮沢氷魚 意次の息子 将来を嘱望された優秀な人材
田沼意致 宮尾俊太郎 意次の甥
三浦庄司 原田泰造 意次の側近 意次失脚の原因を作ったとして解雇される
松本秀持 吉沢悠 田沼派の勘定奉行
佐野政言 矢本悠馬 意知殺し 乱心の末の凶行として切腹も「世直し大明神」と称えられた
松平康福 相島一之 田沼の外戚
松平輝高 松下哲 松平武元の死後、老中首座となり絹織物や生糸に課税したため一揆が起こる
田安賢丸
(松平定信)
寺田心 老中・御三卿 あと一歩で将軍だった
「寛政の改革」
松平定信/田安賢丸|将軍になりそこねた男
長谷川平蔵 中村隼人 鬼平・定信に登用される 『鬼平犯科帳』のモデル
高岳 冨永愛 大奥総取締
松前道廣 えなりかずき 松前家当主
松前廣年 ひょうろく 松前家家老
道廣の弟
徳川治貞 高橋英樹 紀州藩主
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