2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
第46話「曽我祭の変」
あらすじを紹介いたします。
順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。
※ネタバレ含みます
大河ドラマ『べらぼう』第46話 あらすじ

てい
蔦重の前にていを連れてきた歌麿。
出家を考えるていの気持ちを蔦重に伝えました。

あんたを好きで、あんたのために仏のご加護が欲しいんだってさ。
そういう風に役に立ちてえんだってさ。
世の中には、好かれたくて、役立ちたくて、てめえを投げ出す奴がいんだよ!
そんな尽くし方をしちまう奴がいんだよ!
いい加減に分かれよ、このべらぼうが!
そして、無茶を言う蔦重が恋しくなったと話し、リアルな役者絵を描くという蔦重の無茶を引き受けます。
祟り

子に恵まれぬのは家基様の祟りであるゆえ法要を行いたい?
将軍徳川家斉は、死産や流産、将軍自身も頭痛に悩まされている原因は祟りではと話しますが、父・一橋治済は徳川家を継承した一橋家は恩人だとこれを一蹴。

上様は、家基様が恩人を祟ったりなさるようなお方と?
進む計画
「チーム写楽」に加わった歌麿が助言を始めると、絵師たちはどんどんコツを掴んでいきます。
ただ、ここで問題発生。
役者を描きわけるためには、芝居小屋の稽古を見に行かなければなりません。それでは絵師が誰なのかバレてしまい、本来の目的である、源内が描いたとする噂は広められません。
そこで、蔦重は大勢の絵師達を引き連れて芝居町を訪れ、一斉に写生させました。
それぞれの絵の良いところをパズルのように組み合わせて一枚の絵を仕上げます。
さらに「手前どーんの奥はキュッキュ」と遠近法を取り入れ、縁取りの線を薄くするなど源内の蘭画に寄せ、松平定信から江戸の誉れ「東洲斎写楽」と名をもらい、写楽作品二十八図を売り出します。
大崎の願い
グニャ富こと中山富三郎など特徴を捉えたその絵はたちまち評判となりました。それに伴い源内生存説が広まると、田沼意次、徳川家基の死の真相も噂されるように。
噂は、一橋治済の耳にも入ります。
大崎が『一人遣傀儡石橋』の原稿を見せ

頭と尾で「一橋」でございます
芝居町にある潰れた浄瑠璃小屋に、源内らしき人物が隠れ住んでいると治済に報告し、曽我祭の最中に一緒に確かめに行ってほしいと願い出ます。

何分平賀源内の顔を見たことのある者がおらず。
かくいう私もこの目で見たことはなく⋯。
スパイ大崎
これは、松平定信が一橋治済に仕掛けた罠でした。
大崎は、すでに長谷川平蔵に捕らえられており、スパイとして一橋家に送り込まれていたのです。
曽我祭
曽我祭当日。
祭りでは、役者の名の入った祝儀饅頭が配られています。
松平定信が芝居町の浄瑠璃小屋に潜み待機していると、一橋治済と大崎が芝居町にやってきました。
監視する長谷川平蔵。
治済は蔦屋の出店に立ち寄り写楽の絵を購入。蔦重に代金を包んだ紙を手渡しながら物言いたげな大崎の目には、緊張感が漂っています。
毒饅頭
ふいに『一人遣傀儡石橋』「石橋」の字は松平定信の手なので、源内が描いたのではないと言い、帰ろうとする治済。
大崎は動揺しながら引き止めます。

三浦と越中守が手を組んでおるのやもしれません。ここまでいらっしゃったのですし、ひと目。

確かにな。
…では、これを食してから行くとするかの。
そ、な、た、が、な。
饅頭を差し出す治済。
その饅頭にはなぜか役者の名が入っていません。
松平定信の待機している浄瑠璃小屋にも、饅頭が。
蔦重の手にも饅頭が渡りますが、長谷川平蔵が阻止。
通りで女が倒れ、戸板に乗せられ運ばれていきます。
それは遺体となった大崎でした。
込み上げる笑いをこらえながら、実に楽しそうに祭りを後にする一橋治済。
大河ドラマ『べらぼう』第46話 キャスト
11/30「曽我祭の変」
語り(九郎助稲荷)|綾瀬はるか
蔦屋重三郎|横浜流星
喜多川歌麿|染谷将太
てい|橋本愛
大田南畝|桐谷健太
長谷川平蔵|中村隼人
徳川家斉|城桧吏
みの吉|中川翼
勝川春朗(のちの葛飾北斎)|くっきー!
唐来三和|山口森広
磯八|山口祥行
仙太|岩男海史
北尾政美|高橋豪志
タケ|ベッキー
ウメ|福田麻貴
松平信明|福山翔大
水野為長|園田祥太
客|児玉智洋
客|赤羽健壱
桐座座元|金剛地武志
八五郎|阿部亮平
熊吉|山根和馬
横山|久保勝史
縦川|杉宮匡紀
菊麿|久保田武人
饅頭配り|村上和成
同心|武谷公雄
客|重岡漠
客|桂やまと
熊野屋|峰竜太
都座座元|不破万作
河原崎座座元|モロ師岡
中山富三郎|坂口涼太郎
マツ|伊藤かずえ
北尾重政|橋本淳
滝沢瑣吉|津田健次郎
重田貞一|井上芳雄
宿屋飯盛|又吉直樹
北尾政演|古川雄大
朋誠堂喜三二|尾美としのり
鶴屋喜右衛門|風間俊介
大崎|映美くらら
松平定信|井上祐貴
本多忠籌|矢島健一
柴野栗山|嶋田久作
一橋治済|生田斗真
三浦庄司|原田泰造

