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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第32話あらすじ

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こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第32話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

 

 

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大河ドラマ『光る君へ』第32話 あらすじ

存在感を増す伊周

1005年(寛弘2年)3月。
一条天皇(塩野瑛久)と亡き皇后・藤原定子(高畑充希)の遺児・脩子内親王の裳着の儀が執り行われました。

ここで一条天皇は、藤原伊周(三浦翔平)を大納言の上座に座らせるように命じ、公卿たちをざわつかせます。
これは藤原道長(柄本佑)への牽制です。

数日後、道長は藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(金田哲)、藤原行成(渡辺大知)とともに土御門邸で漢詩の会を催し、伊周・隆家(竜星涼)兄弟も招きます。

伊周は会のはじめに道長に丁重に挨拶をし、健気な漢詩を詠みました。
一同は見事な詩に同情し感心しましたが、漢詩に通じる公任は閉会後、本心とは裏腹なものだと冷静に判じます。
すると、道長についての評価が上がります。

敵を広い心で受け止める器の大きさだ

 

一条天皇は道長を清涼殿に呼ぶと、伊周を陣定に参加させるべく公卿たちを説き伏せよと命じました。

陣定は参議以上と定められておりますゆえ、誰かがみまかるか、退かねばありえませぬ

そう答えるも、帝は道長なら異を唱える者を説得できると譲りません。

道長は献上した物語のことを聞いてみます。
ですが、「忘れておった」と反応は今ひとつ。

 

思うままに

道長はまひろ(吉高由里子)を訪ね、献上した物語が一条天皇の好みには合わなかったことを伝えました。
ですが、まひろに落胆する様子はありません。

書きたいものを書こうと今は思っております
その心を掻き立ててくださった道長様に心から感謝いたしております

まひろはその後も思うままに書き直し続けていました。

それがお前がお前であるがための道か

道長は、かつて源倫子を嫡妻にすると告げた時にまひろが
「わたしはわたしらしく、自分が生まれてきた意味を探してまいります」
と語っていたことを思い出し物語の続きを読んでみると、そこには自分の愛した女性の本質が表れていました。

 

道長の提案

後日、道長が娘・藤原彰子(見上愛)を訪ねて定子の遺児・敦康親王と遊んでいると、思いがけず一条天皇が藤壺に表れました。道長が挨拶をして去ろうとすると

読んだぞ
あれは朕への当てつけか

書いたのは誰かと問われ、藤原為時の娘だと答えます。

一条天皇はかつてききょう(ファーストサマーウイカ)の友達として定子から紹介されたことを思い出しました。

物語の中に唐の故事や仏の教えがさりげなく盛り込まれていたことからその博識ぶりに感心し、続きを読んだうえでまひろにまた会いたいと一条天皇は言いました。

手応えを感じた道長はまひろを訪ね、彰子の女房にならないかと持ちかけました。

まひろが、帝を彰子のもとに呼ぶための”おとり”かと問いかけると

そうだ

とあっさり答える道長。

まひろは父・為時に相談します。
家計を考えると自分が藤壺で女房として働くしかない、とまひろ。
為時は一条天皇に見込まれて 藤壺に上がるのは名誉なことだと言い、まひろが女房になることを認めます。

まひろは道長から藤原賢子を連れてきても良いと言われていたのですが、賢子は「いやだ」と固辞します。まひろも内裏が幼子の暮らす場にふさわしいとは思えず、為時に預けて藤壺に上がることに決めました。

 

晴明、死す

1005年(寛弘2年)9月26日。
安倍晴明の危篤の知らせが入ります。
駆けつけると、床に伏した晴明は、今夜死ぬと予言します。

ようやく光を手に入れられましたな
これで中宮様も盤石でございます
いずれあなた様の家からは、帝も皇后も関白も出られましょう

ただし、光が強ければ闇も深くなるのだと晴明は言い添えます。
そしてこの日の晩、予言通り晴明は息を引き取りました。

 

月食

11月13日。
一条天皇は伊周を再び 陣定に召し出す宣言をしました。

2日後の15日。
まひろは藤壺を訪れ彰子に挨拶をしますが、表情のない彰子に驚きます。

女房として出仕するのは翌月からと決まっており、この日は赤染衛門(凰稀かなめ)が内裏を案内してくれました。
赤染衛門 によると、彰子はあまりにも奥ゆかしいため幼い頃から仕えている赤染衛門ですら人柄がつかめないと言います。

この日の晩は皆既月食でした。
闇を恐れて内裏は静まり返りました。
そして月食が終わる頃、内裏から火の手が上がり、またたく間に燃え広がりました。

翌日、東宮を訪れた道長に居貞親王はこれを祟りだと決めつけました。

伊周などを陣定に 戻したりするゆえ
天が帝に玉座を降りろと言うておる

一方、伊周は一条天皇に内裏の誰かが自分の陣定への復帰に不満を持ち、放火したのだろうと告げました。

火をつけるなどお上のお命を危うくするのみ
そういう者をお信じになってはなりませんぬ
お上にとって信ずるに足る者は私だけに ございます

 

まひろ、出仕

12月29日朝。
為時の屋敷では、家族一同が揃って内裏に出仕するまひろを見送りました。

帝にお認め頂き、中宮様にお仕えするお前は我が家の誇りである
素晴らしい物語を書き、帝と中宮様のお役に立てるよう祈っておる

精一杯努めてまいります

お前がおなごであってよかった

幼い頃から為時に「男子であれば」と言われて育ったまひろは、父の言葉に強く胸を打たれました。

内裏では物語を書く務めの女房という前代未聞の存在であるまひろについて、噂が広まっていました。

物語なら家で書けばいいのにね

女房になるならしっかり働いてもらいましょう

女房たちはそう囁き合い、出仕したまひろを値踏みするような視線を向けました。

居並ぶ女房たちにまひろが挨拶すると、藤壺に冷めた空気が流れます。

 

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