2024年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)は
俳優・橋本環奈さんが主演を務める『おむすび』。
第11週タイトルは
「支えるって何なん?」
です。
こちらでは朝ドラ『おむすび』のあらすじと深堀りを、1週間ずつ最終話まで順次紹介していきます。ドラマをより深く楽しみたい方のお役に立てましたら幸いです。
※ネタバレとPRを含みます。
朝ドラ『おむすび』第11週(51話〜55話)あらすじ ネタバレ(12月9日〜12月13日)
朝ドラ『おむすび』第11週(51話〜55話)あらすじです。
歩、LAへ
「ヘアサロンヨネダ」に夏休み防災訓練に協力した商店街の人たち、大人数分の炊き出しを頑張った結とその仲間が集まり、打ち上げが始まります。
突然、店内にラッパー風の男が入ってきます。
そ結の姉・歩の付き人兼ボディーガードの佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)です。
アユさん 僕と一緒に LA 行ってください
仕事でどうしても ロサンゼルスに来てもらう必要があると歩を迎えに来たのでした。
明日旅立つことになった歩の代わりに、結は歩が仕入れた大量の靴を持って靴職人の渡辺孝雄(緒形直人)を訪ねることにしました。
歩を見ると亡くなった娘の真紀を思い出すという孝雄に歩は弱気でしたが、結は言います。
靴の修理、やっぱりやってください!
真紀ちゃん言ってたんです。うちのお父ちゃんは仕事をしてる姿が一番かっこいいって。
翌朝、旅立つ前に歩が真紀の墓に挨拶に行くと孝雄が現れ カスタムした靴を歩に見せました
試しに1足だけ作ってみた
孝雄は残りも修理すると歩に伝え、少しだけ笑みを見せました。
すぐに戻ると言っていた歩は戻ってこないまま春になりました。
結の就活
2008年(平成20年4月)
結たちは専門学校の2年生になり、就職活動が本格的に始まります。
一方、四ツ木翔也(佐野勇斗)は変化球を身につけ、エースの澤田とともにプロのスカウトからも注目される存在になっていました。
結は茶色に染めていた髪を黒髪に戻して、スポーツ栄養に関われる企業の入社試験を受けます。
面接ではアピールしたいことを聞かれ、パラパラを踊ってしまう結。
いえいいえい!
すべてから不採用通知が届きます。
湯上佳純(平祐奈)は東京の病院、矢吹沙智(山本舞香)は陸上競技が強い「まんぷく食品」から内定が出ます。
8月の終わり。
星河電器野球部は社会人対抗戦に出場し、決勝まで勝ち進みます。惜しくも優勝は逃したものの、澤田の活躍は評判になりドラフトの 大注目株です。
プロポーズ
数日後、結と翔也は「中華太極軒」で夕食を食べながら準優勝のお祝いをしています。
澤田さんってプロになんの?
間違いなくドラフトで指名される。
俺も来年後に続くつもりだ。
そしたら結婚すっぺ。
餃子を咀嚼しながらプロポーズする翔也。
プロポーズってさ もっと ロマンチックなお店とか夜景が見える場所で指輪を出しながら言うもんやない?
こんな雰囲気ゼロの店で、餃子 もぐもぐしながら、片手にラーメン丼持って、ほっぺにエビチリのソースつけて言う?
結は、後日プロポーズをやり直すように言いましたが、内心ドキドキしています。
佳純は就職活動のうまくいかない結に結婚を勧めます。
プロポーズされたのは嬉しいっちゃけど、ちゃんと自信を持って支えられるようになりたい。やけん絶対就職する。
そんな決意にも関わらず、不採用通知が届くたびに、自分が全否定されている気持ちになってくる結。
結、コネ入社?
星河電器野球部では、澤田が監督の中村たちにスポーツ選手における食事の重要性を語り、野球部専任の栄養士を雇ってほしいと直談判しています。
10月末。
ドラフト会議が始まります。
澤田はジャイアンツに指名され、入団が決定。
翔也が室内練習場でシャドーピッチングをしていると、澤田から声をかけられました。
四ツ木、お前の彼女に話がある
3人が星河電器の社員食堂で会うと、澤田は結に向かって言いました。
米田さん うちの社員食堂で働いてくれないかな?
澤田が監督たちと交渉した結果、野球部専任は難しいけれど、社員食堂の栄養士としてなら雇っても良いという話になったと言います。
君が四ツ木のために作った献立 見た。
とてもよくできてた。
四ツ木 が活躍できているのも 間違いなく君の管理栄養管理のおかげだ。
澤田は翔也のために作った献立を高く評価していましたが、結は迷っています。翔也のコネで就職が決まるのは甘えているような気がしました。
なんかズルやない?
家族に相談する結。
でもちゃんと試験受けるんでしょ、全然 ずるくないじゃない 。
だいたい彼氏がおる会社に入ろうっちゅう考えが甘すぎる。
愛子が反論します。
じゃあ私はどうなんの?
お父さんが 床屋 やったら床屋やって、農業やったら農業やって。
これも甘いん?
それとこれとは話が違う
話は脇にそれてしまいました。
結、就職が決まる
瑠梨たちが神戸にやってきました。
就職のことを相談すると
てか 甘えてよくね?それってムスビンが信用されとう証拠 やし
と背中を押してくれました。
その帰り、結は見てはいけないものを見てしまいました。
森川が三宮のカフェから出てきたのですが、40代くらいの女性を「円香さん」と呼び、親しげな様子です。
森川には陸上をやっている娘もいるという話を佳純と沙智としていると、森川がやってきました。
ワタクシもようやく就職先が決まりました
実は10年以上前に離婚していた森川。
調理師の奥寺円香と再婚し、来春には2人で弁当店を開くことになったと打ち明けました。
米田さん、就職のことあまり難しく考えなくていいと思います 。
私を見てください。46歳で学生やりきったんですよ。だからやりたいことを思いっきりやるべきです。
森川にも背中を押され、結は星河電器の試験を受けることに決めました。
その結果、晴れて星河電器茨木支社の社員食堂に栄養士として採用されることが決定。
卒業式
2009年(平成21年3月)。
専門学校の卒業式の日がやってきました。
結、佳純、沙智、森川の4人はプリを撮り、笑顔で別れます。
4月出勤の日。
社員食堂には
調理師の立川周作
若手調理師の原口直哉
パートの大堀多恵、小堀祥子、酒井則夫らがいました。
今日から 栄養士として働かせてもらうことになりました。皆さんどうか
結の言葉を立川がさえぎります。
先に言うとく。うちに栄養士 なんかいらん。
結が前途多難な予感がするころ、翔也は肩に違和感を感じていました。
連続テレビ小説『おむすび』
【作】根本ノンジ
【スタッフ】
制作統括:宇佐川隆史、真鍋 斎
プロデューサー:管原 浩
月〜土:午前8:00 NHK総合(土曜日は1週間の振り返り)
平 日:午前7:30 NHK BS、BSプレミアム4K
参考文献