2024年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)は
俳優・橋本環奈さんが主演を務める『おむすび』。
第7週タイトルは
「おむすび、恋をする」
です。
こちらでは朝ドラ『おむすび』のあらすじと深堀りを、1週間ずつ最終話まで順次公開していきます。
観る時間がない方やドラマをもっと深く楽しみたい方、ドラマを観る時間のない方、あらすじだけ知りたい方のお役に立てましたら幸いです。
※ネタバレPR含みます。
朝ドラ『おむすび』第31話 あらすじ,ネタバレ,吹き出し
朝ドラ『おむすび』第7週31話あらすじです。
スタミナ弁当と栄養管理
米田結(橋本環奈)はハギャレンの活動を再開します。
ハギャレンには、新メンバーのカナ(金子みゆ)、レナ(田中美久)、メグ(奥心)も加入していました。
元気を取り戻した結は、夕方、いつもの堤防で四ツ木翔也(佐野勇斗)を待っています。
米田結、用って何だ?
結が助けてもらったお礼がしたいと申し出ると、自分の弱点である「スタミナ」がほしいと翔也が話します。
結は、祖母の佳代(宮崎美子)に作ってもらった「大豆とトマトのスープ」を思い出し、母・愛子(麻生久美子)と佳代に聞いてみます。
ほらうちギャルやったり書道やったり忙しいやん、やけんスタミナつけたくて
やったら豚のレバーかねえ
糸島の臭みのない豚のレバーを勧める佳代。
レバーを食べてスタミナがつく理由を佳代に聞きたかった結ですが、愛子から自分で調べるように注意を受けます。
結は豚レバー入りのお弁当を2つ頼み、翌朝、翔也に手渡しました。
翔也にその効能を聞かれても答えられない結ですが、昼休みに図書室で調べ、放課後、空の弁当箱を返す翔也に丸暗記した知識を披露します。
レバーの中でも豚のレバーが、鶏や牛に比べて鉄が一番多いんよ。
そもそも鉄は酸素を運搬するヘモグロビンの構成要素で、細胞や筋肉など体の機能維持に不可欠な成分です。
運動後は鉄を消費しやすいため、意識的に摂取することをお勧めいたします!
おめ、すげえ栄養に詳しいんだな!
これでスタミナつくなら毎日でも食いてえべ。
褒められて結はやる気満々です。
家で空の弁当箱を渡すと、中から「うまかった!ごちそうさん!翔也」というメモが出てきました。
結がわけを白状すると、
だったら自分で作らなきゃダメでしょ
と母の言葉。
というわけで、大山愛子著の『体をつよくする料理』という料理本を取り出し、思案する佳代と結。
次のお弁当は「豚肉と玉ねぎのニンニク炒め」に決定し、佳代に教わりながら結が慣れない手つきでお弁当を作っていきました。
翔也に褒められ、指を絆創膏だらけにしながらお弁当を作り続ける結は、感想を早く聞きたいからとメアドを交換します。
めちゃくちゃ美味かった!
今日のおかずも最高だった!
翔也は毎日絶賛してくれます。
そんなある日、福岡西高校野球部の監督・中西剛が翔也を連れて米田家を訪ねてきます。
あなた、うちのエースを潰す気ですか。
寮の食事は栄養士である監督の妻が管理しているのに、 翔也が結の手作り弁当を隠れて食べていたことで、体重が増え、体のキレも悪くしまったというのです。
彼はアスリートです。
食事も大切なトレーニングの一環なんです。
今後は、余計なことを一切しないでいただきたい。
すいませんでした‥
彼女は悪くないんです。
かばう翔也。
息がぴったりの2人をみて忠告する監督。
四ツ木、今恋愛している場合じゃない。
甲子園に行きたいなら野球に集中しろ。
朝ドラ『おむすび』第32話 あらすじ,ネタバレ,吹き出し
朝ドラ『おむすび』第7週32話あらすじです。
ヤバいヤバいヤバいヤバい!
その後、結はメールで翔也に呼び出され謝罪されました。
翔也は、震災について調べてみて、結が「どうせ一生懸命やっても意味ないけん」と言った気持ちが少しわかったと話します。
あんなこと言ってたやつが毎日毎日怪我しながら俺のために一生懸命弁当作ってくれたんだ。
残さず食うに決まってんべ。でもそのせいで迷惑かけた。本当にごめん。
それだけ伝えると走り去っていきました。
結はそんなまっすぐな翔也に恋をしている自分に気がつきます。
あ‥ヤバいなこれ‥
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!ほんとにヤバい!
土曜日、ハギャレンのメンバーたちが米田家に集まりました。
そういえば彼氏できたんだって?(瑠梨)
動揺し麦茶をこぼす結。
え?でも彼氏なんてできてませんから(結)
は?スズリンに言ったんだけど(瑠梨)
そう、できた♪
見て、うちのダー♡
超カワイクね?(鈴音)
携帯の裏に貼ったプリを見せます。
ムスビンも好きな人おるよね(理沙)
いやいないですって!(結)
でも 陽太君言いよったよ。
ムスビン好きなもの我慢する時、この顔で「ヤバいヤバい」って(理沙)
翔也のことはバレています。
だから全然好きやないけん!
いつも偉そうに「おめ」とか言ってくるし、河童やし、いちごアホほど持ってくるし、暑苦しいし、熱血野球バカだし、うちの話聞いて引くぐらいボロボロ泣くし、うちが作った下手くそなお弁当バカみたいに美味しい美味しいって毎日食べてくれるし
いつの間にかのろける結。
「他人の目は気にしない。自分の好きなことは貫け」
ギャルなら好きなこと貫きいよ。
ギャルの掟を説かれ、背中を押された結は、翔也を神社に呼び出しました。
急に呼び出して、ごめん。
ちょっと話したいことがあって‥うち四ツ木くんのことが‥
ごめんなさい!!!
交際できません!!!!
食いぎみに翔也が断ると、神社の物陰から見ていたハギャレンメンバーがわらわらと出てきます。
ありえないから〜
こいつマジムリ〜
翔也は甲子園という夢のため、野球に専念したいと結に話します。
おめの言いたいことはわがってる。
それは俺も同じ気持ちだ。
でも俺の夢は甲子園に出ることだ。
そのために今は野球だけのことを考えなきゃいけね。
今、おめにその言葉をいわれちったら、今、俺がその言葉を言ったら絶対に気持ちが揺らぐ。
んだから俺が甲子園に行ったら、米田結が好きだって告白する!
米田家に戻るギャルたち。
絵が得意な愛子は「うちのギャルさん」というブログを始め、イラストやちょっとした記事をアップしていました 。
姉の歩(仲里依紗)は、時々あちこちの温泉からマネージャーの佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)と撮った写真を送ってきています。
やけんやだって言ったのに!誰?告ろうとか言ったの。(結)
けどさ、あいつ‥あれってもう告白じゃね?(瑠梨)
でもさあ、好き同士なのに付き合っちゃダメって辛くね?(鈴音)
理沙のアドバイスで、結と翔也はメル友になり、結は食事のアドバイスをしていくことになりました。
朝ドラ『おむすび』第33話 あらすじ,ネタバレ,吹き出し
朝ドラ『おむすび』第7週33話あらすじです。
結、翔也、メル友になる
翔也がピッチング練習していると監督が念を押します。
ようやくキレが戻ってきたな、四ツ木 。
いいか、愛や恋なんていずれ嫌っていうほどできる。
だが甲子園を目指すのは今しかできない。
今は 野球以外のことは考えるな、全て捨てろ。
はい!
その夜、結とメールで話す翔也。
絶対甲子園に行っで、米田結に告白すっかんな
やけんもう告白しとるんだっつーの
結は栄養の勉強をし始めました。
一口で30回は噛んで消化しやすくすること。
でも噛めば噛むほど満腹にもなりやすいから、量をしっかり食べることも意識して。
翔也はしっかり実践していきます。
結は家でも栄養の知識で家族にアドバイスします。
イカの塩辛を食べようとする祖父・永吉(松平健)に、すりごまたっぷりのほうれん草のおひたしを勧めます。
ダメおじいちゃん、塩分摂りすぎ。血圧高いんやろ?
おつまみやったらこっちで。
ゴマたっぷりかけたけん、これやったら塩分控えめでも味もしっかりしとうし、すごい抗酸化 パワーがあるんやって。
なんやその抗酸化 パワーって?
老化防止になるらしいよ。
「ためしてガッテン」でゴマ特集でもやっとったんか
永吉は自分のために栄養の勉強をしているのかと感激します。
進路に悩む結
結の努力のかいあって甲子園の切符を手に入れ‥というようなドラマのような展開にはならず、翔也が甲子園に出場できないまま2年過ぎ、結は高校3年生の夏を迎えます。
クラスメイトの恵美は教員免許を取るという目標があり、陽太は博多のIT企業に就職する予定ですが、まだ結は決まっていません。
ハギャレンメンバーは、結と同級生の理沙が総代を務め、社会人になりハギャレンを卒業した瑠梨はアパレルに就職、鈴音はネイリスト、珠子はダンサーへの道を歩んでいました。
結は、母から「やりたいことをやればいい」と言われますが、その「やりたいこと」が見つかりません。
もったいないな〜。
お母さんが結の立場だったら、失敗してもいいから思いついたもの片っ端からやるけどな。
お母さんのはそういうのできなかったから。
結と同い年の時にはお姉ちゃんお腹にいたから。
再会
「いつもの場所に来てくれ」と翔也から結にメールが来ました。
登校前に行くと、翔也が待っています。
顔を合わせるのは2年ぶりでした。
しかし長かったなあ〜
のんきな翔也に結は返します。
いや「長かったなあ」やないけん。
普通 2年も待たんけん。
みんなどんどん彼氏できようのに、うちだけバカみたいに我慢して。
米田結。決勝戦見に来てくれくんねか。
絶対に勝っておめを甲子園に連れて行く。
朝ドラ『おむすび』第34話 あらすじ,ネタバレ,吹き出し
朝ドラ『おむすび』第7週34話あらすじです。
高校3年の夏
去っていった翔也を見て、横断幕を書こうと決めた結。
真っ白な大きな布にバケツに入った墨汁、結は集中して書き上げました。
見ていた風見たちから拍手が起こります。
ついに福岡西高校は翔也の高校生活最後の甲子園出場をかけた決勝の日を迎えます。
相手は海雲高校。
翔也は4番ピッチャー。
ヨン様!ヨン様!
四ツ木のハートを狙い撃ち!
いけいけヨン様!アゲアゲヨン様!
うちらのプリンス!
結はハギャレンのみんなと一緒にパラパラを踊り、応援をします。
翔也のタイムリーヒットで1対0の福岡西リードで迎えた9回裏。
海雲高校の攻撃です。
2塁に走者を置いてフルカウントまで粘られる翔也。
あと一人、というところで、翔也は渾身のストレートで勝負に出ます。
フルスイングとともに快音が響き渡り、レフトスタンドに吸い込まれていきました。
翔也の夏は終わりました。
その頃、結の父・聖人には神戸の福田康彦から電話がかかってきています。
元の店舗に空きが出たので戻ってこないかという話でした。
神戸に向かう聖人。
阪急からほど近い商店街は震災前よりきれいになっており、バーバー米田のあった場所には「テナント募集」の張り紙が貼られています。
福田と佐久間美佐江は、聖人の帰りを待っていると話しました。
試合翌日、結は翔也に呼び出されます。
甲子園出場はなりませんでしたが、翔也はすでに前を向いていました。
大阪の社会人野球チームに行くことにしたと話します。
人生は思い通りにいがね。1回や2回いや何度だって失敗する。
でも気にすることね。最終的に夢にたどり着ければそれでいいべ。
次こそ約束すっから。
3年間 社会人野球で結果を出して必ずプロになる。
そしたら俺は 米田結に好きだって告白する。
そして笑顔になった結に続けます。
米田結の答えは?
好きだよ、バーカ
朝ドラ『おむすび』第35話 あらすじ,ネタバレ,吹き出し
朝ドラ『おむすび』第7週35話あらすじです。
結の夢、聖人の夢
1ヶ月後、進路に悩んでいた結は栄養士を志すことに決め、入学金や授業料は働いて返すので専門学校に行かせてほしいと両親に話しました。
一生懸命やってる人を支える。そういう仕事が自分に向いとると思う。
両親も賛成です。
愛子が聞きました。
お父さん、その場所でもう1回 床屋さんやりたいんだって。
だから家族で神戸に戻ろうかって話してたの。結はどうしたい?
結が何も言えないでいると、佳代が
大丈夫やけん。こっちのことやったら心配せんでいい。
私もまだまだ体動くし、畑は手伝ってくれる人ならいくらでもおる。
今いかんと一生後悔すると思う。
と後押しをします。
父・聖人(北村有起哉)は
ありがとうお袋。親父にはタイミング見て 俺から話す
と腹をくくります。
半年後、平成18年3月。
結は4月から神戸にある栄養士養成の専門学校に入学を決めました。
いまだ永吉(松平健)になかなか切り出せない聖人。
大きな鯛を釣り、ホークスも圧勝し、ごきげんな永吉。
家族は心の声で会話します。
おじいちゃん 超機嫌いい♪
言うなら今しかないっちゃない?
まだ タイミングが早い。
じゃあ、いつ言うのよ!?
ほら、絶対今ならOKって言うよ。
待て、これは罠かもしれん。
罠って何だよ!?
言え!聖人!今こそ言わんと。
その時、翔也が米田家にやってきました。
米田結! 神戸に引っ越す日決まったか?
俺 手伝うから。
いや〜俺が所属するチーム大阪だから、すんげえ近くなんな
ついに永吉にバレてしまいます。
聖人は神戸行きを決意したと切り出します。
いかん。
永吉はそのことを許さず、聖人と喧嘩になりました。
桜が咲きました。
結は見事な野菜畑で永吉に話します。
見てこの畑。うちは糸島が好いとう。
糸島の人も町も海も山も畑も食べ物もおじいちゃんもおばあちゃんも、みんな大好き。
お父さんやって同じ気持ちやと思う。
永吉は言いました。
お前らがおらんくなったら、つまらん!
俺は昔からトラック転がして、日本中走り回って聖人が小さい時 一緒におってやれんかった。
やっと一緒におれるようになったとぞ。
みんなで食卓が囲んで飯食うて、酒飲んで、ナイター見て、怒ったり、わろうたり、喧嘩したりするとが楽しかった。それがもうできんくなる。
お前(聖人)やったらわかるやろ。そげなことがどんなに大切なことか。
そんな永吉に結は、夏休みも冬休みも春休みもゴールデンウィークも、年末とお正月も必ず遊びに来ると約束しました。
神戸でんどこでん行けばよかたい。
ばってん辛いことがあったらいつでも帰ってこい。
俺も佳代も、いつでん待っとうけん。ここはお前らん故郷たい
永吉の思いを聞いて、結の胸は熱くなりました。
朝ドラ『おむすび』第7週あらすじと「福岡西方沖地震」
朝ドラ『おむすび』第7週あらすじと、そこに描かれなかったもう一つの地震の話です。
福岡西方沖地震
33話では、話の途中で高校1年だった結が高校3年になります。
高校の2年間。
ドラマでは描かれていませんが、その間には福岡西方沖地震が発生しています。
発生時刻:2005年(平成17年)3月20日午前10時53分
発生場所:玄界灘
マグニチュード:7.0
最大震度:6弱
死者:1名
負傷者:約1200名
玄界島で住宅の半数が半壊。
福岡では最も大きな地震です
福岡製法沖地震は、福岡の歴史上最大の地震。
能古島、西浦、志賀島など沿岸部に大きな被害が出たほか、福岡市内や前原市を中心に被害がありました。
前原市は現在の糸島市。結の居住エリアです。
地震の発生した3月20日は卒業式と修了式の間くらいでしょうか?
平成元年1月8日生まれの結は16歳。
高校1年が終わろうとしている日曜日です。
結はどのように過ごしたのでしょうか?
地震にトラウマがある結としては、なにか思うところがあったはず‥。
地震を描くなら、この結の心境、そして行動も見てみたかった気もします。
朝ドラ『おむすび』あらすじ一覧
朝ドラおむすびのネタバレあらすじを最終話まで順次公開していきます。
第5週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「あの日のこと」
21話:10/28
22話:10/29
23話:10/30
24話:10/31
25話:11/1
第6週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「うち、ギャル、やめるけん」
26話:11/4
27話:11/5
28話:11/6
29話:11/7
30話:11/8
第7週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「おむすび、恋をする」
31話:11/11
32話:11/12
33話:11/13
34話:11/14
35話:11/15
第8週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「さよなら糸島 ただいま神戸」
36話:11/18
37話:11/19
38話:11/20
39話:11/21
40話:11/22
第9週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「お姉ちゃん、ふたたび」
41話:11/25
42話:11/26
43話:11/27
44話:11/28
45話:11/29
第10週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「人それぞれでよか」
46話:12/2
47話:12/3
48話:12/4
49話:12/5
50話:12/6
第11週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「支えるって何なん?」
51話:12/9
52話:12/10
53話:12/11
54話:12/12
55話:12/13
第12週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「働くって何なん?」
56話:12/16
57話:12/17
58話:12/18
59話:12/19
60話:12/20
第13週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「幸せって何なん?」
61話:12/23
62話:12/24
63話:12/25
64話:12/26
65話:12/27
第14週|朝ドラ『おむすび』あらすじネタバレ
「結婚て何なん?」
66話
67話
68話
69話
70話
連続テレビ小説『おむすび』
【作】根本ノンジ
【スタッフ】
制作統括:宇佐川隆史、真鍋 斎
プロデューサー:管原 浩
月〜土:午前8:00 NHK総合(土曜日は1週間の振り返り)
平 日:午前7:30 NHK BS、BSプレミアム4K