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2025年大河『べらぼう』第26話あらすじ

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2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』

第26話あらすじ

を紹介いたします。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。

※ネタバレ含みます

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大河ドラマ『べらぼう』第26話 あらすじ

米不足と母

江戸城
田沼意次たち老中が、米の不作についての報告を受けています。

浅間山の噴火による火山灰と冷夏による不作で今年の年貢は厳しいという見込みです。
大坂堂島の市場では米が値上がりし、江戸にもその影響が出ています。

意次はすぐ商人たちに2倍になった米の値段を下げるよう命じました。
商人たちが指示に従うかもわからず、暫定的な対策ではありますが、それでも早急な指示を出さないわけにはいきません。

日本橋の大店の店主となった蔦重も米の高騰に頭を悩ませていました。
いまや奉公人は8人。
蔦重は顔が広く来客も多いので、残る米はたったの一俵です。
客の中にある女をみつけた蔦重。

てめえ、今更何しに来やがったんだ

お前、おっかさんを捨てるのかい!

それは吉原に蔦重を残して去っていった母親の”つよ”でした。

店から追い払おうとする蔦重をていが止め、つよはまた店に戻ります。

下野しもつけで髪結いをしていたつよは、折からの不作で食べるにも困っていたのです。

女たちの工夫

蔦重が帰宅すると店の座敷で客の髷を直しているつよ。
勝手に商売するなと蔦重が咎めますが、髪結い代はもらっていないとつよ。

よろしければ、髪結いの間にこちらを

と、髪を結っている間に耕書堂の本を客に読んでもらっていました。
それが本の宣伝だとすぐに理解した蔦重は、みずからも本の作者や由来を話して売り込み始めます。

夕飯の席で、ていは絵や本のつながりをしめした「品の系図」を作ってはどうかと提案しました。

蔦重がセールストークに本の作者や由来を盛り込んでいたのを見て、「品の系図」があれば蔦重以外の店員でもセールスができるのでは?と考えたのです。
蔦重は「品の系図」の製作をていに頼みました。

蔦重とていは店を共同で切り盛りするための結婚だったため、それまで別々の部屋で寝起きしていました。
つよが一緒に暮らすようになり、ていは蔦重の部屋に移りますが、ついたてを挟んで寝ています。

米高騰のからくり

駿河屋では、米の高騰に頭を悩ませていた蔦重が、武士の給料である米を金に変える商売をする「札差」をもてなしています。
人気狂歌師・大田南畝も招いて狂歌の指南をしてもらい、感激した札差が米を安く売ってくれることになりました。
その快諾ぶりに

米を持ってる連中が売り惜しみして値をつり上げてってことなんじゃないか?

大田南畝は、人為的に値が上げられていることに気づきます。

そこで2人は、正月に向けて景気よく狂歌集を作ることになりました。

正月だ、はあ、めでてえさあ、めでてえさあって歌を詠んで、ほんとにめでてえ世にしちまおうって寸法よ
俺たちゃ米一粒作れねえこの世の役立たずじゃねえか
そんな俺達にできることってな、天に向かって言霊を投げつけることだけだろ!

挿絵を入れて、黄表紙仕立ての狂歌集にすることに決め、歌麿が絵を担当します。

意知の思いつき

徳川御三家の一つ、紀州徳川家の徳川治貞が江戸城を訪れ、幕府がいまだ米の高騰を抑えられていないことを叱責します。

足軽上がりがかような世を作り出した責めをどう負うつもりか!
いつまでも紀州が支えると思うなよ!

必ずや米の値を下げる策を出しますゆえ!
どうかしばし!しばし!

足軽の出をバカにされ、平伏して謝罪する父の姿を見た田沼意知は、蔦重を訪ねます。

どうすれば商人たちが米の値を下げるのだろうか

蔦重は、大田南畝と作っている『歳旦狂歌集』を見せ、これも米の値を下げるたくらみなのだと語ります。

感心する意知に、そうでもしなければ生きてこられなかったと答える蔦重。

地本問屋内にも株仲間のような仲間がありまして、そこに認めてもらえなきゃ、市中にいっさい本を流してもらえねえんです

仲間などなければ自由に商売ができるのに、そう憤りながらここまで工夫を凝らして商いを続けてきたと話す蔦重の言葉をきっかけに、意知は何かを思いつき、帰っていきました。

ていの家出

暮れ、『歳旦狂歌集』の草稿が出来上がりました。
時間のない中、歌麿ががんばりました。
2人が喜び合っていると、つよがやってきました。

ていが「品の系図」を置いて出ていったのです。

「つたないものですが、お約束の系図、出来上がりました。
皆様のご多幸と蔦屋の繁盛を心よりお祈り申し上げます てい」

以前、出家を考えていると話していたてい。
蔦重は寺に走ります。

ていの姿を認め、階段を駆け上がり、同じ部屋が嫌なら客用の座敷に移ると話す蔦重。
ですが、

江戸一の利き者の妻は私では務まらぬと存じます。
私は石頭のつまらぬ女です。
母上様のような客あしらいはできず、歌さんや集まる方たちのように才があるわけでもなく

俺はおていさんのことつまんねえなんて思ったことねえですよ!
説教めいた話は面白えし、縁の下の力持ちみてえなとこも好きでさね
一生誰とも添うつもりがなかった自分が目利きした、たった一人の女房がていだから

その言葉にていは涙を流します。

この夜、二人は初めて本当の夫婦となりました。

株仲間の廃止

田沼意次たち老中は、紀州徳川治貞に

大坂、京都、駿河、西国の大名に米を送るよう命じたので、年明けには江戸に米が入ってくる
それを米問屋や仲買いが売り惜しみしないよう米に関わる株仲間をしばらく廃する。
商人たちが結託して値をつり上げることを阻止する

と、対策を話しました。

これは意知が思いついた案でした。

 

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