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2025年大河『べらぼう』第38話あらすじ「地本問屋仲間事之始」

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2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』

第38

「地本問屋仲間事之始(じほんどんやなかまことのはじまり)」

あらすじを紹介いたします。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。

※ネタバレ含みます

全話あらすじ
1話あらすじ 2話あらすじ 3話あらすじ 4話あらすじ 5話あらすじ 6話あらすじ
7話あらすじ 8話あらすじ 9話あらすじ 10話あらすじ 11話あらすじ 12話あらすじ
13話あらすじ 14話あらすじ 15話あらすじ 16話あらすじ 17話あらすじ 18話あらすじ
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大河ドラマ『べらぼう』第38話 あらすじ

きよの体調

 

蔦重が、山東京伝こと北尾政演に
「日本橋を敵に回して書いていけると思うなよ」
と、かつて蔦重自身が受けた仕打ちをしようとしていることを面白がる鶴屋

歌麿は、瘡毒(梅毒)で体調を崩して寝込むきよを手厚く看病しています。
ただ、きよは、歌麿が少しでも目を離すと時々錯乱するようになりました。

人足寄場

江戸市中では、悪玉提灯を手に暴れ回る若者が溢れ始め、「寛政の改革に対する不満から町の治安が乱れたのだ」と囁かれました。

松平定信は、長谷川平蔵を呼び出し、田沼病に侵されたその者たちを取り締まるよう話します。さらに

ここで一つ。
そやつらを放り込み、療治する寄せ場を作ることとしたい。
そこにてそやつらを世の中に役に立つ真人間に鍛え直し、元百姓なら田畑に返し、町人なら鉱山など人の足りるところで働かせ、あるべき世の一歩とするのだ。

出世をちらつかせながら、人足寄場を作るよう命じました。

人足寄場(にんそくよせば)
1742(寛保2)年
江戸幕府の8代将軍・徳川吉宗が成立させた「公事方御定書」には、犯罪者の「更生」という概念が取り入れられました。
1790(寛政2)年
松平定信は、「人足寄場」という、戸籍から外された無宿の人たちを社会復帰させるための施設をつくります。
現在の刑務所は、この「更生」という考え方を受け継いでいます。
歌麿はきよを不安にさせないため、ずっときよの絵を描き続けます。

山東京伝

そんななか、蔦重は、鶴屋のはからいで北尾政演と再会できました。

菊園と所帯を持つことになった政演に、年30両の契約を持ち出す鶴屋。

ずっとふらふら浮雲みたいに生きていきたいと話す政演を、蔦重が叱りつけます。

物別れに終わりそうなその時、奉行所から鶴屋に対して呼び出しが掛かりました。

寛政の改革の手を緩めない定信は、学問や思想を統制しようと「出版統制令」を発令させたのです。

歌麿ときよ

ある満月の夜
歌麿は、看病をしながらきよに話しかけています。
ふと、縁側からきよの声が聞こえます。
きよの幻覚を見て、思いがあふれる歌麿。

いかねえで、おきよさん…
俺にはおきよさんしかいねえの…
置いてかねえで…
ずっと見てっから…

床にいるきよを抱きしめます。

出版統制令

蔦重と鶴屋は、本屋、版木屋、摺師、戯作者、絵師、狂歌師…江戸の地本に関わる人たちを集めました。
鱗形屋や西村屋も顔を揃えます。

まずは、出版統制の原因となったことを詫びる蔦重。そして、出版統制をやめさせると話します。

新規の出版は禁止ですが、どうしても作りたい時は「指図」を受けること、というお触れの抜け道を見つけたのです。

全員が奉行所の「指図」を受ければ、お触れが撤回されるのでは…という現実的ではない提案ですが、力を貸すことにした北尾政演たち。

長谷川平蔵と株仲間

さらに、蔦重にはもう一つ作戦がありました。

長谷川平蔵を吉原でもてなし、今は禁止されている賄賂を、以前、平蔵から騙し取った入銀を利息を付けて返すという形で渡します。

何をすれば良いのだ?

越中守様から、ある言葉を引き出していただきたいのでございます。

さっそく平蔵は、松平定信と対面して言いました。

本など上方に任せればよいと、それがしも考えます。
実は、今、上方の本屋が江戸に店を出してきておるようで。
江戸で新しく本が出せぬとなれば、上方が待ってましたとばかり黄表紙も錦絵も作るようになる。
黄表紙と錦絵は江戸の誇り!渡してなるものか!と躍起になっておるようです。
まあ、くだらぬ町方の意地の張り合いにございますよ。

くだらなくなどなかろう!
江戸が上方に劣るなど、将軍の威信に関わる!

かくして、地本も、書物と同じように株仲間を作り、「行事」を立て「改」を行い、行事の差配によるお触れに差し障りなければ出版できることとなりました。

上方へ

蔦重と鶴屋は、上方の大和田安兵衛を仲間に加えるべく、声を掛けます。

ところが、大和田が、版元としてではなく安く仕入れて西に売り広めたい、と申し出たため、大和田から出した北尾政演の黄表紙の続編は、耕書堂から発行することに。

きよの死

そこへ報せが入ります。

急ぎ蔦重が歌麿の屋敷に駆けつけると、歌麿が、亡くなったきよの絵を描き続けています。

きよの死を受け入れられない歌麿に、脈をとらせ、きよの遺体を運び出させる蔦重。

お前は、鬼の子なんだ…
生き残って命描くんだ。
それが俺たちの天命なんだよ。

畳には、きよの痕跡だけが残ります。

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大河ドラマ『べらぼう』第38話 キャスト

10/5「地本問屋仲間事之始」

語り(九郎助稲荷)|綾瀬はるか
蔦屋重三郎|横浜流星
喜多川歌麿|染谷将太
てい|橋本愛
長谷川平蔵|中村隼人
きよ|藤間爽子
みの吉|中川翼
はま(二文字屋女将)|中島瑠菜NEW!
四五六|肥後克広
勝川春章|前野朋哉
芝全交|亀田佳明
吉兵衛|内野謙太NEW!
新右衛門|駒木根隆介NEW!
北尾政美|高島豪志
松平信明|福山翔大
大和田安兵衛|川西賢志郎NEW!
村田屋治郎兵衛|松田洋治
奥村屋源六|関智一
松村屋弥兵衛|高木渉
菊麿|久保田武人NEW!
つよ|高岡早紀
扇屋宇右衛門|山路和弘
菊園|望海風斗
きく|かたせ梨乃
北尾重政|橋本淳
宿屋飯盛|又吉直樹
北尾政演|古川雄大
鶴屋喜右衛門|風間俊介
西村屋与八|西村まさ彦
松平定信|井上祐貴
本多忠籌|矢島健一
鱗形屋孫兵衛|片岡愛之助
駿河屋市右衛門|高橋克実

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