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【ネタバレ】2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』第22話あらすじ「小生、酒上不埒にて」

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2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第22話

「小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて」あらすじ

を紹介いたします。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけますと幸いです。

※ネタバレ含みます

第1回 あらすじ
第2回 あらすじ
第3回あらすじ
第4回あらすじ
第5回あらすじ
第6回あらすじ
第7回あらすじ
第8回あらすじ
第9回あらすじ
第10回あらすじ
第11回あらすじ
第12回あらすじ
第13回あらすじ
第14回あらすじ
第15回あらすじ
第16回あらすじ
第17回あらすじ
第18回あらすじ
第19回あらすじ
第20回あらすじ
第21回あらすじ
第22回あらすじ
第23回あらすじ
第24回あらすじ

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大河ドラマ『べらぼう』第22話 あらすじ

皮肉屋の春町

「うた麿大明神の会」以来こじらせている恋川春町(岡山天音)の代わりに朋誠堂喜三二(尾美としのり)の『長生見度記(ながいさみたいき)』の挿絵を歌麿に依頼していると、誰袖(福原遥)から呼び出されます。

 

兄さんが抜荷の証というものを立てるならどうしんす?

斜め上いく問いに、青本のネタだと話す誰袖。
そこへ松前道廣(えなりかずき)の弟・松前廣年(ひょうろく)が大文字屋に来たという話が入り、誰袖は勇んで行ってしまいました。

恋川春町を心配する歌麿は、朋誠堂喜三二を伴い春町を訪ねます。
いじける春町に歌麿は

俺は春町先生の絵、好きですよ
どこか童の絵のような味が残っていて、上手い下手じゃなく好きです

という本心から言葉を投げかけます。

だよなあ!
みんなお前がやるこた好きなんだよ
おもしれえから真似したくなんだよ
鶴屋さんだって政演だって、だからおっかぶせたんだと思うよ
筆を折るなんて言うなよ、俺ゃ寂しくてならねえよ

わかります!寂しい!なんか寂しいんですよ
正月の新作の中に「恋川春町」って名が見えねえと

熱く語る二人に

俺のような辛気臭い男がいてよいのか
明るくふざけることこそ上々の笑いの場に

と春町。

耕書堂に来た狂歌3人組。
太田南畝(桐谷健太)は春町の狂歌が忘れられない、と話します。

春町ってのはこんなに皮肉がうまかったのかって、意外で忘れられんのだ

そうきたか…!

ひらめいた蔦重が振り返ると、歌麿と喜三二に付き添われた春町が立っていました。

ちょうどよかった、春町先生、うちで書きませんか?
ひとつ「皮肉屋の春町」で

その言葉を聞き、春町は懐からメモを取り出しました。

春町文字

左は「恋」「川」「春」「町」という偏で、
右は「失」というつくりの、見たこともない漢字が書かれています。

「恋を失う」=未練
「川を失う」=枯れる
「春を失う」=はずす
「町を失う」=不人気

それが恋川春町という男だ

と春町は説明します。

あまりのネガティブさに蔦重は少し引き気味です。

もう一つは
屁屁屁
屁屁屁
屁屁屁
という「屁」のかたまりの中に一箇所だけ「屍」が混ざっています。

先日の「うた麿大明神の会」でみなが屁に盛り上がりを見せるなか、一人だけ虚無になってしまった春町を表しているようです。

じわじわくるその面白さを「春町文字」として売り出そうと蔦重は考えました。

誰袖身請けの約束

大文字屋では、ふたたび田沼意知(宮沢氷魚)が誰袖に会っています。

抜荷の証拠を掴んだと誰袖から連絡があったからですが、証拠としては弱く、却下する意知。

想定内の誰袖は意知に提案します。

ではこの際、弟君にその蝦夷を通さぬ抜荷とやらをやらせてみては?
弟君は勝手に使える金はあまりない、本当は吉原などでもっと遊びたいなどとおっしゃっておりんした。
こちらが儲かる抜荷商いを持ちかければ、乗ってくるのではありんせんか?
身請けしてくださるなら、この先を進めてもよろしうありんすが

なにゆえさように私の身請けを望む
吉原を出たいというなら土山にねだった方がよほど早かろう

んふ♡
わっちは吉原一の二枚目好みにござんして、このお顔を日がな一日眺めて過ごす身となりたいのでござりんす

危険だという意知に誰袖は続けます。

ここは、日々が戦いにござりんすよ?
騙し合い、駆け引き、修羅場、わっちの日々はきな臭いことだらけにありんす
それでご案じなら、スサノオがクシナダヒメを守るがごとく、主さんがわっちをおまもりくださるというのは?

意知の手をとり自分の頬に当て、じっと見つめる誰袖。

よし、田沼意知と申す
見事抜荷の証を立てられた暁には、そなたを落籍いたそう

 

年の暮れ、蔦重が忘年会を催すと、これまで繋がった縁ある人たちで溢れかえります。
全員にお礼を伝えてまわる蔦重。

なぜか今度は北尾政演がすねています。

政演は恋川春町の『廓ばかむら費字盡(さとのばかむらむだじづくし)』を見て、自分がやりたかったと悔しがっていたのです。
※「ばかむら」は竹かんむりに「愚」という嘘字)

そんな政演に春町は盗人呼ばわりしたことを謝りますが、政演は覚えておらず、二人は仲直り。

盛り上がる酔客たちを大文字屋に移し、蔦重はふと平賀源内(安田顕)が亡くなって3年が経つことを思い出しています。

その時、大文字から出てきた客と目が合い話しかけてみると、なんとそれは田沼家の嫡男・意知でした。

驚く蔦重に、更に蝦夷地の上知計画を打ち明け、協力を仰ぐ意知。

蔦重はあまりの奇想天外さに断りました。

 

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