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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第35話あらすじ

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こちらのページでは、

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第35話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます
※各話も公開中

第 1回 1月  7日 |約束の月
第 2回 1月14日 |めぐりあい
第 3回 1月21日 |謎の男
第 4回 1月28日 |五節の舞姫
第 5回 2月  4日 |告白
第 6回 2月11日 |二人の才女
第 7回 2月18日 |おかしきことこそ
第 8回 2月25日 |招かれざる者
第 9回  3月  3日 |遠くの国
第10回 3月10日|月夜の陰謀

第11回 3月17日 |まどう心
第12回 3月24日 |思いの果て
第13回 3月31日 |進むべき道
第14回 4月  7日 |星落ちてなお
第15回 4月14日 |おごれる者たち
第16回 4月21日 |華の影
第17回 4月28日 |うつろい
第18回 5月  5日 |岐路
第19回 5月12日 |放たれた矢
第20回 5月19日 |望みの先に

第21回 5月26日 |旅立ち
第22回 6月  2日 |越前の出会い
第23回 6月  9日 |雪の舞うころ
第24回 6月16日 |忘れえぬ人
第25回 6月23日 |決意
第26回 6月30日 |いけにえの姫
第27回 7月14日 |宿縁の命
第28回 7月21日 |一帝二后
第29回 7月28日 |母として
第30回 8月  4日 |つながる言の葉

第31回 8月18日 |月の下で
第32回 8月25日 |誰がために書く
第33回 9月  1日 |式部誕生
第34回 9月  8日 |目覚め
第35回 9月15日 |中宮の涙
第36回 9月22日 |待ち望まれた日
第37回 9月29日 |波紋
第38回10月 6日|まぶしき闇
第39回10月13日|あらすじ
第40回10月20日|あらすじ

第41回10月27日|あらすじ
第42回11月  3日|あらすじ

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大河ドラマ『光る君へ』第35話 あらすじ

御嶽詣で

藤原道長(柄本佑)は、娘である中宮・藤原彰子(見上愛)懐妊祈願のため金峯山に出発しました。

命がけの難行です。
まひろ(吉高由里子)が道長の無事を祈っている間、藤原伊周(三浦翔平)が柄の悪い武者から道長一行の様子を聞き、落ち合う日を決めていました。

武者たちと入れ違いに兄・伊周のところへやってきた藤原隆家(竜星涼)に伊周は

何も聞くな

と言います。
隆家は酒を持参していましたが、伊周は、妹・藤原定子(高畑充希)が亡くなってから酒を飲んでいない、一人で考えたいと話します。

大雨の中、道長たちは険しい山道を進んでいました。
伊周と武者たちが先回りをしています。

雨は続きます。
途中、寺で休んでいた道長は食欲もありません。
「いざとなれば父を背負っていく」と胸を張る嫡男・藤原頼通。
そんな頼通を源俊賢(本田大輔)は手放しで褒めながらも、
「妹・源明子(瀧内公美)の子・頼宗もしっかり育った」と喜びます。
道長は、嫡妻・源倫子(黒木華)との子・頼通と、頼宗を競わせる明子は自分の心が分かっていないと口に出します。

 

情熱は恐ろしい

藤壺のまひろの局(小部屋)では一条天皇(塩野瑛久)が物語の話をしています。

帝は、

生き霊となり白い夕顔の咲く家の女を死に追いやった六条御息所が恐ろしい

というのですが、まひろは

六条の気持ちもわかりまする

と言うと、さらに帝は、中宮懐妊祈願のためとはいえ、命がけの御嶽詣でまでする道長の気持ちについて聞きます。

まひろは

これは親心でございましょう
左大臣様が願われるのは中宮様の女としての幸せだと存じます
命がけでしてしまうのが人の親にござりまする

と答えるのですが、帝は道長からのプレッシャーだと感じています。

 

道長VS伊周

道長たちは さらに険しい道を進みます。
あわやという危機も乗り越えた9日目。
ついに金峯山に到着します。
様々な仏事を終え、最後に自ら書き写した経典を経塚に埋めました。

伊周と武者たちは、物陰に隠れ谷底の一本道を通る道長一行を待ち伏せしています。
武者が弓を構え、矢を放とうとした瞬間、馬に乗った男が道長の前に姿を現します。

隆家です。
隆家は

私も中宮様のご懐妊を祈願せねばと思いたちまして

と兄の思惑を阻止します。
道長が立ち去ると、伊周はなぜ邪魔ばかりするのか、問います。
隆家は謝罪しながらも兄を止めるのが

兄上のためだ

と答えました。

女は恐ろしい

都に戻った道長は、金峯山の護符を彰子に届けました。
まひろから彰子と帝の間柄に変化がないと聞いた道長は、新たに書き上がった物語を読み始めます。

逃げた小鳥を追った出会いの場面に、自分とまひろの出来事を思い出す道長。
不義密通の末に身ごもった藤壺の帖を読むと、どのような心づもりで書いたのかと問います。

わが身にも起きたことにございます

身に起きたことは全て物語の種だというまひろに

恐ろしいことを申すのだな
お前は不義の子を生んだのか

と口走る道長。

ひとたび物語となってしまえば、我が身に起こったことなぞ霧の彼方。
まことのことかどうかもわからなくなってしまうのでございます。

まひろと道長の心には石山寺での一晩が蘇ってきます。

 

勧め上手、まひろ

あかね(和泉式部:泉里香)のもとをまひろ が訪ねました。
あかねの恋人・敦道親王が27歳で世を去り、嘆き悲しむあかね。

ものをのみ 乱れてぞ思ふたれにかは 今はなげかん むばたまの筋
(あなたとの思い出を振り返ると、心が乱れて髪の手入れもままなりません。
そんなわたしの嘆きをこれからは誰に伝えればよいのでしょうか)

あかねがとっさに読んだ歌の素晴らしさにまひろは改めてすごい才能だと感じ入ります。
そしてあかねに

そのお心をお書きください

と勧めます。

 

中宮・彰子と女房たち皆でまひろが書いた「光る君」の物語を読んでいます。
彰子は光る君が引き取った若紫はまるで自分のようだと意外な反応を見せます。

この娘はこれからどうなるのであろうか

中宮様は どうなれば良いとお思いでございますか?

光る君の妻になるのが良い
なれるようにしておくれ

一条天皇への一途な思いを感じ取ったまひろは

中宮様のその息づくお心のうちを帝にお伝えなされませ

と大胆な助言をし、彰子の頬を涙が伝ったその時。

ついに

そこに一条天皇が訪れました。

お上!
お慕いしております!

彰子は勇気を出して言葉を出しますが、思いが溢れて涙がこぼれてしまいます。
そんな彰子を置き、帝は去っていきました。
泣き崩れる彰子。

後日、帝から

今宵、藤壺に参る

との伝言が届きます。

その夜、

いつの間にか大人になっておったのだな

ずっと大人でございました

さびしい思いをさせてすまなかったな…

一条天皇は自ら近づき彰子を抱き寄せ、初めて結ばれます。

1007年(寛弘4年)暮れのことでした。

道長とまひろはともに月を見ながら安堵し、その姿は背後からある女房に垣間見られていました。

 

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