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【ネタバレ】2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』第43話あらすじ

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2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の第43話のあらすじ

をご紹介しています。

順次あらすじを公開していきますので、お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

 

※各話あらすじ公開中

第 1回 1月  7日 |約束の月
第 2回 1月14日 |めぐりあい
第 3回 1月21日 |謎の男
第 4回 1月28日 |五節の舞姫
第 5回 2月  4日 |告白
第 6回 2月11日 |二人の才女
第 7回 2月18日 |おかしきことこそ
第 8回 2月25日 |招かれざる者
第 9回  3月  3日 |遠くの国
第10回 3月10日|月夜の陰謀

第11回 3月17日 |まどう心
第12回 3月24日 |思いの果て
第13回 3月31日 |進むべき道
第14回 4月  7日 |星落ちてなお
第15回 4月14日 |おごれる者たち
第16回 4月21日 |華の影
第17回 4月28日 |うつろい
第18回 5月  5日 |岐路
第19回 5月12日 |放たれた矢
第20回 5月19日 |望みの先に

第21回 5月26日 |旅立ち
第22回 6月  2日 |越前の出会い
第23回 6月  9日 |雪の舞うころ
第24回 6月16日 |忘れえぬ人
第25回 6月23日 |決意
第26回 6月30日 |いけにえの姫
第27回 7月14日 |宿縁の命
第28回 7月21日 |一帝二后
第29回 7月28日 |母として
第30回 8月  4日 |つながる言の葉

第31回 8月18日 |月の下で
第32回 8月25日 |誰がために書く
第33回 9月  1日 |式部誕生
第34回 9月  8日 |目覚め
第35回 9月15日 |中宮の涙
第36回 9月22日 |待ち望まれた日
第37回 9月29日 |波紋
第38回10月 6日|まぶしき闇

第39回10月13日|とだえぬ絆
第40回10月20日|君を置きて
第41回10月27日|揺らぎ
第42回11月  3日|川辺の誓い
第43回11月10日|輝きののちに
第44回11月17日|望月の夜
第45回11月24日|あらすじ
第46回12月  1日|あらすじ
第47回12月  8日|あらすじ
第48回最終話12月15日|あらすじ

 

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大河ドラマ『光る君へ』第43話 あらすじ

帝の務め

1014年(長和3年)。
即位から3年が経ち、道長の娘・藤原妍子(倉沢杏奈)は姫皇子を産みましたが、皇子ではないことに三条天皇(木村達成)はがっかりします。

内裏で火事が起きました。
三条天皇が枇杷殿に移ったので、枇杷殿にいた皇太后・藤原彰子(見上愛)は弟・藤原頼通(渡邊圭祐)の屋敷(高倉殿)に身を寄せます。
屋敷には、敦康親王夫妻(親王と頼通の嫁同士が姉妹)も暮らしており、敦康親王と彰子は思わぬ再会を果たします。

3月。
枇杷殿に向かった藤原道長(柄本佑)と藤原道綱(上地雄輔)は、三条天皇に譲位を進言します。

恐れながら2度にわたる内裏の火事は、天がお上の政にお怒りである証と存じます。

怒った帝は2人を下がらせます。

ある日、政務の報告をする道長は帝から

声が小さい!

と注意されます。
さらに

今日は暗いな、御簾を上げよ

と言われた蔵人頭が御簾を上げると、道長は帝が文書を逆さに持ち、読むふりをしていることを目撃します。

さっそく”四納言”メンバーを集める道長。
道長は、三条天皇が目も見えず耳も聞こえず、帝として機能していないことをメンバーに告げました。
藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(金田哲)、源俊賢(本田大輔)は譲位のムードを高める働きを約束しますが、藤原行成(渡辺大知)だけは同情的です。

翌日、行成は、大宰府行きを道長に願い出ました。

私のそばを離れたいということか‥

行成は、今の帝の代になってから役に立てていないこと、敦康親王が穏やかに暮らしていること、地方勤務で財を増やしたいことを理由に挙げました。
忠臣・行成の言葉に、道長は傷つき、寂しく感じています。

その頃、藤原彰子は、敦康親王に東宮にできなかったことを謝罪します。

今の皇太后様は国母にふさわしい風格をお持ちです。

敦康親王は広い心で彰子に向き合っています。

三条天皇は、藤原実資(ロバート秋山)に、道長に毒を盛られるのではと不安を口にしていました。
実資が信頼できる蔵人頭を置くことをアドバイスすると、三条天皇は実資の子・藤原資平を蔵人頭にしたいと道長に告げます。
道長は蔵人未経験者に蔵人頭は務められないと意見。
腹を立て立ち去ろうとした際に、柱にぶつかり倒れる三条天皇。
手を貸す道長は追い打ちをかけます。

お目も見えずお耳も聞こえねば 、帝のお務めは果たせませぬ。
ご譲位くださいませ。

譲位はせぬ。
そんなに朕を信用できぬなら、そなたが朕の目と耳になれ。
それならば文句はなかろう。

 

三条天皇は、

朕を守ってくれ。左大臣から朕を。

と実資に頼み、それを受け、実資は道長に目をむいて説得します。

このまま左大臣殿が己を通せば、皆の心は離れます。

離れるとは思わぬ。私は間違ってはおらぬゆえ。

政を思うがままになされようとしていることは、誰の目にも明らか。

左大臣になってかれこれ20年。
思うのままの政などしたことはない。したくてもできぬ。全くできぬ。

左大臣殿の思う政とは何でありますか?思うがままの政とは。

民が幸せに暮らせる世を作ることだ。

民の幸せとは?そもそも左大臣殿に民の顔なぞ 見えておられるのか?
幸せなどという曖昧なものを追い求めることが我々の仕事ではございませぬ。
朝廷の仕事は、何か起きた時、真っ当な判断ができるように構えておくことでございます。

志を持つことで私は私を支えてきたのだ。

志を追いかける者が力を持つと、志そのものが変わっていく。
それが世の習いにございます。

ん?笑
おい、意味がわからぬ。

帝のご譲位、今少しお待ちくださいませ。

実資は深く頭を下げましたが、
三条天皇は、皇后・藤原娍子(朝倉あき)と一緒に来た息子・敦明親王(阿佐辰美)に頼まれ、息子の友達を蔵人頭にします。
息子・資平を蔵人頭にする約束を保護にされた実資は、憤慨します。

 

倫子の務め

土御門邸。
宴が開かれています。
道長・源倫子(黒木華)夫妻、頼通・隆姫夫妻・教通(姫子松柾)・頼子夫妻が集まり、倫子は嬉しそうに教通の赤ちゃんを抱いています。
隆姫は亡き具平親王の娘、頼子は公任の娘です。

美しいお顔が公任様に似ておられるわ。

道長は子供がいない頼通の妻・隆姫に言いました。

そなたにも、是非、頼通の子を産んでほしい。

父上、私と隆姫は十分幸せにやっております。

そういうことを聞いておるのではない。

宴の後、頼通は道長に隆姫に気を使ってほしいと頼みます。

隆姫も子がいないことは気にしておりますゆえ。

されど‥

覚悟をお決めなさい。
父上のように もう1人妻を持てば、隆姫とて楽になるかもしれませんよ。
何もかも一人で背負わなくても良くなるのですもの。
できれば隆姫と対等な尊い姫がよいのでは?

幾度も言わせないでください。
私の妻は、隆姫だけです。

頼通は憤慨しますが、倫子は道長に続けます。

私は‥本気で申しております。
私は殿に愛されてはいない。
私ではない、明子様でもない、殿が心から愛でておられるおなごがどこにいるのだと疑って苦しいこともありましたけれど、今はそのようなことはどうでもいいと思っております。
彰子が皇子を産み、その子が東宮となり、帝になるやもしれぬのでございますよ。わたしの悩みなど吹き飛ぶくらいのことを、殿がしてくださった‥何もかも殿のおかげでございます。

道長を支え、一族を盤石にすることが役目だと言う倫子。

私とて色々考えておりますのよ。
ですからたまには私の方もご覧くださいませね、うふふふ、ふふふふ。

 

越後からまひろの父・藤原為時(岸谷五朗)が帰ってきました。
若武者・双寿丸(伊藤健太郎)がやってくると、まひろが命の恩人だと紹介します。
身分の差をものともせず、賢子(南沙良)と親しく接する双寿丸に為時は驚きます。

双寿丸が来るようになって賢子がよく笑うようになりましたの。

お前はこれで良いのだな?

昔は考えられなかったことも、あの二人は軽々と乗り越えております。羨ましいぐらいに。

大宰府へ

枇杷殿にある道長の部屋に藤原隆家(竜星涼)が訪ねてきました。
隆家は、狩りの場で木の枝が目に刺さり負傷し、内裏にも上がれていません。実資から大宰府に目の病を治す良い医師がいると聞き、隆家は大宰府の赴任を申し出ます。

道長は、大宰府行きを行成と隆家で迷いながらも、隆家の願いを聞き届けます。

そのことを知った行成は不満を言います。

道長様は私を何だとお思いですか。
隆家殿を大宰権帥(だざいのごんのそち)になさるとは

行成は‥俺のそばにいろ。
そういうことだ。

隆家は、ききょう(ファーストサマーウィカ)に謝ります。

このまま目の病で政から身を引くのは耐えがたい。
未だ何も成しておらぬのに、ここで諦めきれぬのだ。
そなたと脩子内親王様を置いていくことを許してくれ。

大宰府でお目を治してお戻りくださいませ。
脩子様は私がしかとお守り致しますので。

何か佇まいが変わったな。
いつも噛みつきそうな勢いだったのに、それがなくなった。

恨みを持つことで己の命を支えてまいりましたが、もうそれはやめようと思います。

この先は脩子内親王の成長を見守り、静かに生きていくことを心に決めたききょうでした。

 

藤原隆家に仕える平為賢(神尾佑)の若武者・双寿丸(伊藤健太郎)も大宰府に行くこととなります。
賢子はついていくと言いますが、足手まといだと断られます。

お前は都でよい婿をとって幸せに暮らせ。

妹のような賢子と過ごすのは楽しかったと話す双寿丸ですが、その意思は変わりません。

その夜、

母上は振られたことある?

あるわよ

昼間の出来事をまひろに打ち明ける賢子。

武者は命をかける仕事ゆえ、あなたを危ない目に遭わせたくないのではないの?泣きたければ私の胸で泣きなさい。

そんな‥できません笑

賢子は笑いだします。

せめてあの人の思い出に残ってほしいもの

という賢子の提案で、後日、為時の屋敷では双寿丸の門出を祝う宴が開かれました。

 

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比叡山延暦寺(滋賀県大津市)

平安京の鬼門を守る霊場、比叡山・延暦寺。
山全体を境内とするこの地は、朝廷との結び付きも深く、多くの貴族が参詣しました。

藤原実資の『小右記』によれば、目や耳の病気に苦しんでいたという三条天皇も、譲位後、都から比叡山へと続くきらら坂を輿に乗り、半日かけて延暦寺の総本堂である根本中堂で病気の回復を祈願したといいます。延暦寺は、『源氏物語』の中にも登場します。

終盤の重要人物・横川の僧都は、紫式部と同じ時代を生きた僧侶・源信がモデルともいわれています。

名称 天台宗総本山 比叡山延暦寺(Hieizan Enryakuji)
営業時間 9:00~16:00
地図
住所 〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
アクセス ■比叡山ドライブウェイ田の谷ゲートから

■叡山電車 出町柳駅→八瀬比叡山口駅から徒歩3分→ケーブル 八瀬駅→ケーブル比叡駅から徒歩1分→ロープウェイ 比叡駅→比叡山頂駅から徒歩6分→バス停 比叡山頂からシャトルバス

入場料 大人1,000円、中高生600、小学生300円
国宝殿:大人500円、中高生300円、小学生100円
TEL
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