朝ドラ『風、薫る』
第15週(71話、72話、73話、74話、75話)
「差し出せぬ手」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『風、薫る』をもっと深く楽しみたい方
『風、薫る』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
朝ドラ『風、薫る』第15週(71話、72話、73話、74話、75話)放送日

朝ドラ『風、薫る』第15週(71~75話)放送日は
2026年7月6日(月)〜2026年7月10日(金)
です。
朝ドラ『風、薫る』第15週(71話)あらすじ

山本の帰宅
山本(本田大輔)の切実な願いを叶えるため、りんは彼を最愛の妻・テイ(伊勢佳世)のもとへと連れて行きました。約束通り牛鍋を食べたと話す山本。

手術、してよかった。
お前のおかげだ。
はあ〜うまかった、ねえ。
しかたねえからお前のぶんも食ってきて腹いっぱいだ
ゆっくりと二人だけの時間が流れます。
1日でも長く生きて
山本が休んだ後、テイはりんに気持ちを吐露します。

口なんかきけなくてもいいんです。
寝てるだけでもいい。
ただ、1日でも長く生きててくれりゃこっちは…
山本の死
早朝、山本は病院に戻った直後、容態が急激に悪化し

一ノ瀬さん、助けて…助…け…
りんに助けを求めながら病室に付く前に息をひきとりました。

うそ…うそ…うそ…
うそはやめてください
病室に駆けつけ号泣するテイ。
朝ドラ『風、薫る』第15週(72話)あらすじ
院長の指示
院長室。
重苦しい空気のなか、今井医師は、外出しようが病院にいようが急変はありえる病状だったと説明しました。それを受け、院長の多田が下した判断は、山本の死が病院の責任ではないというものでした。

大腸癌の末期で切除部再発と腹膜播種による死亡です。
あなたが謝るのはおかしい。

通常の勤務に戻ってください。
いつも通り働いてください。
今あなたにできるのは、それだけです。
看護婦とは
院長室を出た後、今井医師がりんに言いました。

私はいつ何が起きてもおかしくなかったと事実を言ったまでだ。
君は医者の判断より患者の気持ちに従った。
医療に携わる者として失格だ。
命を助けることを何よりも優先せねばならない。
だが、もし私が患者なら、命より重んじるものがあるという考えは否定しない。あるいは、君が患者の友人なら分からなくない。
だが、君は看護婦だ。
「人は城、人は石垣、人は堀」
ふたたび院長室。
副院長の渡辺は、即座の処分は病院側の責任を認めることにつながると懸念を示し、事態が収束した段階で処分を行う方針であると説明し、りんみずから辞職を申し出ることを期待しています。
どんなに堅牢な石垣でも、小さな歪みから崩れる。「小さなうちに厳しく処分しないと」と組織の守り方を語る渡辺に

その先にご自身が処分されることも。
「人は城、人は石垣、人は堀」
浮かない顔の多田。
戦国時代の名将・武田信玄の言葉として広く知られる格言です。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」と続きます。
立派な城や設備よりも「人の和(人材と忠誠心)」こそが最大の防御であり、組織の強さを決めるという意味です。「人を最も重視する」というリーダーシップ論・マネジメント論の真髄として、ビジネスや組織運営においても今日まで頻繁に引用されています。
「助ける」って何?
必死に動揺を隠し、気丈に振る舞おうとするりんですが、どこか様子のおかしく…。直美はそんなりんの痛々しい姿を、心配そうに見つめます。
直美に、テイを後悔させたくない山本に付き合い嘘をついた経緯を話すりん。
夫婦を会わせられてよかったと思っていたこと。

だけど山本さん、最後に「助けて」って。
山本さんの顔…声…手が…。
「助ける」って何?
声を震わせ落涙するりん。
朝ドラ『風、薫る』第15週(73話)あらすじ
トヨ
夜、りんと直美のもとへ、突然、丸山が激しく戸を叩き、必死に助けを求めてやってきました。すぐさま2人は長屋へと駆けつけます。
長屋では病に伏せっていたトヨが、息も絶え絶えになりながらも、直美が来てくれたことを心から喜び、安堵の表情を浮かべます。
りんは、過呼吸になりながらも、井戸で水を汲み直美を補佐します。
長屋のみんなに見守られるなか、トヨは静かに息を引き取りました。

何もできなかった。
入院して薬もらえたら、医者に診てもらえたら、もっと生きられたかもしれない。
後悔をにじませる直美。
りんを案じる黒川
りんの身を案じる黒川医師は、直美に向かって口を開きます。
病院が自らの過ちを認めないがゆえに、処分がただ保留されているだけという現実。
そして黒川は、「何が正しかったのかは、山本自身にしかわからない」と言葉を続けました。
患者にとって何が正しいのか
当直を交代すると言う直美の申し出を断るりん。
直美は、トヨに治療を受けさせたかった思いをりんに打ち明けます。
山本にとって何が正しいことだったのか。
トヨにとって何が正しいことだったのか。
看護とは何か。
朝ドラ『風、薫る』第15週(74話)あらすじ
シマケンの心配
ある日、直美が団子屋を訪ねると、そこへ偶然シマケンがやってきます。
シマケンに、りんの近況を伝える直美。

人としてと、看護婦としてと、「正しい」が違う時があって。
丸山は新商品「おやき」を開発します。
月餅などで知られる「新宿中村屋」創業者です。
1925(大正14)年、百貨店の新宿出店で打撃を受けた中村屋。
創業者 相馬愛蔵・黒光夫妻は中国への旅行で、その打開策のヒントを見つけます。 この旅行で日本人のラマ僧に出会い、中国では8月15日の夜”月餅”と称する菓子を月前に供えるとともに、親しい人たちで盛んに贈答が行われるという話を聞きます。
空回りするりん
一方のりんは、大切な一人娘・環のために「自分が頑張らなければ」と必死にがんばろうとしていました。
しかし、焦れば焦るほど仕事はうまくいかず、深い悩みの沼へと沈んでいきます。
一人で抱え込もうとするりんの痛々しい姿を間近で見ていた直美は、大山捨松に会いに行きました。
シマケンが一ノ瀬家を訪ねてきました。
りんの心配し、言葉を掛けるシマケンに強がるりん。
手が震え患者の脈を取れなくなっているりんは、看護婦として限界を迎えています。
朝ドラ『風、薫る』第15週(75話)あらすじ
直美の言葉

りん、看護婦辞めな。
直美は意を決して、多江とトメが見守る前で、りんに告げました。
その言葉は、限界を迎えていたりんの心に突き刺ささります。
シマケンの行動
一方、りんを心から心配するシマケンもまた、じっとしてはいられませんでした。 「助けになりたい、支えたい」 その一心で書評をどんどん書いていきます。

今は稼ぎたいんだ。
書評なら細い大黒柱くらいにはなれる。
りんのために小説を諦められるのかと問う太一。
捨松の提案
命が怖くなった自分は、看護婦をすべきではない。
ただ環と美津を養わねばならない。
すっかり途方に暮れ、白衣のまま家へと戻るりん。
そんなりんを待っていたのは、予想だにしない人物――大山捨松でした。
捨松は、新潟上越の女学校での舎監の口を紹介してくれますが、ただ、それは単身赴任。
家族や直美と離れることに……。
| 第1週 | 第2週 | 第3週 | 第4週 | 第5週 |
| 第6週 | 第7週 | 第8週 | 第9週 | 第10週 |
| 第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週 | 第15週 |
| 第16週 | 第17週 | 第18週 | 第19週 | 第20週 |
| 第21週 | 第22週 | 第23週 | 第24週 | 第25週 |


